どんどん痩せる食べ物11選!食べて痩せるレシピや食べ方を徹底解説

「どんどん痩せる食べ物って存在するの?」
「どんどん痩せる食べ物って具体的には何?」
 
など、あなたは今、どんどん痩せる食べ物について知りたいと考えていませんか?
 
残念ながら、文字通りの「どんどん痩せる食べ物」、つまり「食べたら食べただけ痩せる食べ物」は理論上考えられません。どんな食べ物でもカロリーや糖質などが含まれているからです。
 
しかし、たくさん食べても太りにくい食べ物は存在しています
 
実は、「たくさん食べても痩せている人」は、自然と太りにくい食べ物を選択していることが多いのです。
 
つまり、食欲がどうしても抑えられない、ストレスでどうしても食べてしまうという人は、「たくさん食べても太りにくい食べ物」を選択することで、食欲を満たしながらダイエットをすることができるのです。
 
「たくさん食べても太りにくい食べ物」を選択することで、満腹感を得られ、自然とダイエットできるという点で、それらは「どんどん痩せる食べ物」と言っても良いでしょう。
 
本記事では、

  1. どんどん痩せる食べ物とは「食べても太りにくい食べ物」のこと
  2. 具体的な「どんどん痩せる食べ物」を一挙紹介!
  3. どんどん痩せる食べ物を使ったお手軽メニューの紹介
  4. 【コンビニで買える!】どんどん痩せる食べ物の選び方
  5. これは避けるべき!どんどん太る食べ物に注意
  6. どんどん痩せるための食べ方を紹介
  7. どんどん痩せる食べ物に関するQ&A

について解説します。
 
本記事を読むことで、どんどん痩せる食べ物はどのような食べ物か、具体例やお手軽レシピなどを知ることができます。実行すれば、満腹感を得ながら痩せることができるでしょう。


目次

1. どんどん痩せる食べ物とは「食べても太りにくい食べ物」のこと


「どんどん痩せる食べ物」とは、言い換えると、「たくさん食べても太りにくい食べ物」です。
 
上述した通り、「食べたら食べただけ痩せる食べ物」は存在しません。ただ、たくさん食べても太りにくく、日々の食事に取り入れることで自然と痩せることにつながる食べ物は存在しています。
 
ダイエットの原則として、「摂取カロリー<消費カロリー」は必須で、入ってくるエネルギーより消費するエネルギーの方が大きければ痩せられます。
 
そのため、一般的には、低カロリーな食べ物であれば、たくさん食べても太りません
 
さらに、実は、同じカロリーでも「太りやすい食べ物」と「太りにくい食べ物」があります
 
これは、実際に、1日の摂取カロリーは変えずに食事の「質」のみを変えただけで体重が減少したという研究結果があることからも明らかです。
 
このように、常に「低カロリーな食べ物」もしくは「太りにくい食べ物」を選択するようにすれば、「食べすぎてしまった」と感じたとしても、体重増加につながりにくいのです。
 
 
次章からは、痩せたい時に選ぶべき「どんどん痩せる食べ物」を具体的に紹介していきます。


2. 具体的な「どんどん痩せる食べ物」を一挙紹介!


「どんどん痩せる食べ物」を具体的に紹介していきます。
 
下記の食材を日々の食事の中で意識的に選択すれば、満腹感を得ながらも、自然と痩せることができるでしょう。

  • 精製されていない炭水化物
  • 鶏肉
  • 魚類
  • 野菜
  • 果物
  • きのこ類
  • 海藻類
  • こんにゃく・白滝
  • ヨーグルト
  • プロテインドリンク
  • ナッツ

2-1. 精製されていない炭水化物

玄米や全粒粉のパン・パスタなど、精製されていない炭水化物を選択するとダイエットに効果的です。
 
理由としては、

  • 食物繊維の量が多く噛みごたえがあり、満腹になりやすい
  • 低GIで血糖値が上がりにくい

の2つがあげられます。
 
玄米や全粒粉のパンやパスタは食物繊維の量が多く、噛みごたえがあるため、同じ量の白米やうどんと比べると満腹になりやすく、自然と食べる量を抑えることができます
 
また、高GI食品を摂取するとインスリンが分泌し、※インスリンは脂肪を蓄える作用があるため、ダイエットでは、精製されていない炭水化物のような低GI食品を選ぶことが大切です。
 
さらに、実際の研究においても、ハインリッヒ・ハイネ大学で行われた、2019年の43の研究結果をまとめたもので、全粒穀物の摂取量の増加は肥満のリスクの減少と関連していることが分かっています。
 
以上のことから、日々の食事の中で、精製されていない炭水化物を積極的に選ぶことは、ダイエットにつながると言えます。
 
とはいえ、「精製されていない炭水化物であれば大量に食べてOK」というわけではなく、過剰摂取すれば、痩せるのが難しくなってしまうのは言うまでもありません。
 
まずは、普段食べている白米や小麦粉を精製された炭水化物に置き換えることを意識してみてはいかがでしょうか。
 
※インスリンは、膵臓のランゲルハンス島、β細胞で作られるホルモンのことです。

2-2. 鶏肉

「たくさん食べても太りにくい食べ物」として、鶏肉を積極的に取り入れましょう「鶏肉」は高タンパクで低カロリーな、ダイエット向きの食べ物だからです。
 
特に、牛肉などの赤身肉や加工肉と比べると太りにくい食べ物であることが分かっています
 
赤身肉と加工肉をたくさん食べると、肥満のリスクやBMI・ウエストサイズの増加につながるそうですが、鶏肉(皮なし)を摂取することは、体重の減少と関連しているという研究があります。
 
そのため、「肉類は太る」と思い込んで、食事から「鶏肉」を排除してしまうのは非常にもったいないことなのです。
 
普段の食事の中で、牛肉や豚肉、ソーセージを食べる代わりに鶏肉を選択するようにすれば、自然と体重減少につながるでしょう。
 
「鶏肉」であればどの部位でもOKですが、ダイエットを促進したいのであれば、やはり鶏肉の中でも特別高タンパク・低カロリーな「鶏胸肉」を選ぶことをおすすめします。
 
「鶏胸肉」と聞くと、「結局サラダチキンを食べるしかないの?」と思う人もいるかもしれませんが、鶏胸肉は調理の仕方を工夫すれば非常に美味しく食べることができます。
 
例えば、「鶏ハムのネギ塩だれ」「鶏胸肉の甘辛丼」など、鶏胸肉とは思えないほどジューシーで美味しく食べられるメニューもあります。
 
上記のような「美味しくたくさん食べて、痩せられるメニュー」は、次章で紹介しているので、併せて参考にしてみてくださいね。

2-3. 魚類

「どんどん痩せる食べ物」として、魚類を選ぶことをおすすめします。
 
前項で「鶏肉を食べても太りにくい」ことを解説しましたが、一部の脂質が多い物を除いたほとんどの魚類は、鶏肉と比べても低カロリーです。
 
魚類には、脂質が多く含まれているものもありますが、肉の脂と魚の脂は、それぞれ飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸と異なる種類です。
 
魚の脂(不飽和脂肪酸)には体重増加との関連が見られなかったという研究がある一方、肉の脂(飽和脂肪酸)と体重増加には関連があることが分かっています。
 
つまり、同じ脂でも、肉の脂は太りやすく、魚の脂は太りにくいと言えるでしょう。
 
また、魚に含まれているDHA・EPA(必須脂肪酸)には、脂肪燃焼効果も認められています
 
以上のことから、日々の食生活の中で、肉類ではなく魚類中心のメニューをなるべく選ぶようにすることで、自然と体重減少につながるでしょう。
 
「外食で魚類を選ぶようにする」「魚が中心のお弁当を選ぶ」「缶詰などを使って魚類をうまく利用して自炊を行う」「週1回お刺身を中心にした夕飯にする」など、日々の食事に工夫して取り入れてみてくださいね。
 
【参考:おすすめの魚類】

青魚(DHA・EPAが豊富)サバ、アジ、イワシ、サンマ、ブリ、マグロ、カジキ
白身魚
(DHA・EPAは豊富ではないが低カロリー)
タイ、カレイ、タラ、スズキ、ヒラメ、シャケ

2-4. 野菜

野菜も「どんどん痩せる食べ物」と言えます
 
言うまでもないことですが、野菜は「ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれている上に低カロリー」なダイエットに必須の食べ物です。
 
ブロッコリーやキャベツなどは食べ応えもあるため、例えば、鶏肉を少しと野菜をたっぷり入れたスープは、低カロリーながらも満腹感を得ることができます。
 
野菜だけでは物足りないと感じる人も多いかもしれませんが、野菜をうまく利用して、食事のボリュームをカサ増しすれば、たくさん食べても太りにくい食事ができるでしょう。
 
栄養バランスを整えることで、余計な食欲も抑えることができるので、野菜は毎日の食事でぜひ積極的に取り入れて欲しいところです。
 
ただ、野菜の中でもじゃがいもやかぼちゃなどの芋類やとうもろこしなどは糖質が多いため、食べ過ぎには注意してくださいね。

2-5. 果物

果物も野菜同様にビタミン・ミネラル、食物繊維が豊富で低カロリーなので、積極的に取り入れてみましょう
 
特に、スイーツなどの間食をよくしている人、食後に甘いものを食べないと気が済まない人などが、スイーツや甘いものの代わりに果物を食べるようにすれば、痩せる効果が期待できます。
 
ただし、フルーツには体の脂肪になりやすい果糖(フルクトース)が豊富に含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。あくまで、1日1皿程度を目安に、間食やスイーツの代わりに食べるという意識を持つことをおすすめします。

おすすめのどんどん痩せる果物

  • ブルーベリー、プルーン
  • りんご
  • いちご
  • ブドウ
  • グレープフルーツ

※上記は、比較的糖質が多すぎず、体重減少との関連性が高いと研究などで分かってきている果物です。

2-6. きのこ類

きのこ類も言うまでもなく「どんどん痩せる食べ物」と言えますどの種類のきのこも、100gあたり20kcalもないほど低カロリーである上に、食べ応えがあることが特徴です。
 
きのこ類を食べると痩せる理由としては、低カロリーであること以外にも

  • 不溶性の食物繊維の量が多く噛みごたえがあり、満腹になりやすい
  • ビタミンB1・B2が多く、糖質や脂質の代謝を助ける効果がある

などがあげられます。
 
きのこ類も野菜同様、料理の「メイン」になるというよりは、カサ増しのために使うと良いでしょう。
 
例えば「きのこたっぷりスープ」や「きのこたっぷり炊き込みご飯」などは、たくさん食べても太りにくメニューと言えます。ぜひ工夫して料理に取り入れてみてくださいね。

    2-7. 海藻類

    海藻類も積極的に取り入れてみましょうきのこ類同様、低カロリーである上に食べ応えがあります。
     
    海藻類を食べると痩せる理由としては、低カロリーであること以外にも

    • 食物繊維の量が多く噛みごたえがあり、満腹になりやすい
    • 脂肪の分解を促すなどの効果が期待される「フコキサンチン」が含まれている

    などがあげられます。
     
    サラダやスープなどに使うと、ボリュームが増すので、食べ応えを感じながらもダイエット効果が期待できます。ぜひ積極的に取り入れてみてくださいね。

    2-8. こんにゃく・白滝

    こんにゃく・白滝も低カロリーで満足感が高い食べ物なので、積極的に取り入れてみましょう。なんと100gあたり約5kalしかなく、海外でも注目されている食材です。
     
    こんにゃく・白滝は、食物繊維が豊富なので、便秘にも効果が期待できます。
     
    こんにゃくは、味噌汁や煮物に入れたり、「こんにゃくの甘辛煮」などこんにゃくだけで食べても、ボリュームがあって美味しいです。
     
    また、おでんやすき焼きに白滝を多めに入れたり、白滝を麺代わりにしてラーメンを作ったりなど工夫することで、満腹感を得ながらも痩せることにつなげられるでしょう。

    2-9. ヨーグルト

     ヨーグルトもダイエットに有益な食べ物です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整え、便秘予防や基礎代謝アップにつながるからです。
     
    実際に、ヨーグルトは、体重減少と関連しているという研究もあります。
     
    食べ方としては、お腹が空いた時に間食として食べることをおすすめします。フルーツと一緒に食べると満足感が高く、ヘルシーなのでおすすめです。

    2-10. プロテインドリンク

    間食などに、プロテインドリンクを取り入れると痩せる効果が期待できますプロテインドリンクを摂取することで、食欲が抑えられることが多くの研究からわかっているからです。
     
    さらに、プロテインドリンクの中でも、ホエイプロテインには、食欲を抑えるだけでなく、摂取することで、体重や脂肪量を減らすといった研究結果もあります。
     
    毎日のタンパク質摂取量が足りていない人も多いので、栄養摂取とダイエットのために、プロテインドリンクを飲むことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

    2-11. ナッツ

    間食には、ヨーグルト、プロテインドリンクだけでなく、ナッツを取り入れることもおすすめです。ナッツにも食欲を抑える効果があることが分かっているからです。
     
    普段の食事に加えてナッツを食べても、体重が増加しなかったという研究もあることから、「太らない食べ物」と言われています。
     
    ヨーグルトやプロテインドリンクと比べて、噛みごたえがあるので、うまく取り入れてみると良いでしょう。
     
     
    以上、上記の痩せる食べ物をなるべく組み合わせて、食事をすると「どんどん痩せる」ことができるでしょう。
     
    例えば、玄米ご飯を主食に、おかずは鶏胸肉や魚類を使ったメニュー、副菜に海藻サラダやきのこスープを加えるようなイメージを持ってみてくださいね。
     
    次章では、美味しくたくさん食べて痩せるための、お手軽メニューを紹介していきます。


    3. どんどん痩せる食べ物を使ったお手軽メニューの紹介


    「どんどん痩せる食べ物」を使った、美味しくて栄養たっぷり、低カロリーなメニューを紹介していきます。ぜひ自炊をする際の参考にしてみてくださいね!

    • 野菜たっぷりのトマトスープ
    • 鶏ハムのネギ塩だれ
    • 鶏胸肉の甘辛丼
    • 糖質ゼロ麺を使ったラーメン

    3-1. 野菜たっぷりのトマトスープ

    最初に「野菜たっぷりのトマトスープ」について紹介していきます。脂肪燃焼スープと呼ばれることもあるくらいダイエットにおいては定番メニューと言えます。
     
    簡単にできて野菜がたくさん取れ、満足感も高くヘルシーなダイエットメニューです。
     
    食べすぎてしまった時の調整や夕飯が遅くなってしまった時などにおすすめです。
     
    【材料】
    お好みの野菜や鶏肉
    トマト缶
    調味料:コンソメスープの素、塩、こしょう
     
    【作り方】
    ①お好みの野菜や鶏肉を炒める
    ②トマト缶と少量の水を入れて煮込む
    ③コンソメスープの素と塩こしょうで味を調整する

    3-2. 鶏ハムのネギ塩だれ

    鶏ハムのネギ塩だれもおすすめです。高タンパク低カロリーな鶏胸肉を美味しく食べることができる上に、満足感が高いです。
     
    簡単にできるので、ぜひ夕飯の1品として作ってみてくださいね。
     
    【材料】
    鶏胸肉 350g
    長ネギ 1本
    調味料:塩、ごま油、味の素(もしくは塩でもOK)
     
    【作り方】
    ①鶏胸肉で鶏ハムを作る
    ・お鍋で水を沸騰させて、火を止め、塩をすりこんだ鶏胸肉を1時間から2時間つけて火を通す
    もしくは、
    ・耐熱容器に塩をすりこんだ鶏胸肉を入れ、ラップをして、3分から3分半レンジでチンする
     
    ②長ネギをみじん切りにして、味の素4振りと、ごま油大さじ1杯を加えて混ぜる
    ③中まで火を通した鶏胸肉をスライスし、上から②をかけて出来上がり

    3-3. 鶏胸肉の甘辛丼

     胸肉の甘辛丼もおすすめです。味付けがしっかりしているので、食べ応えがあります。
     
    休日の昼食などにぜひ作ってみてくださいね。
     
    鶏胸肉に片栗粉をまぶして炒め、温かいうちに食べると、柔らかくジューシに感じられるので、色々なアレンジをしてみましょう。
     
    【材料】
    鶏胸肉 350g
    調味料:醤油大さじ1、みりん大さじ1、砂糖小さじ1、しょうが少々、片栗粉、酒、塩
     
    【作り方】
    ①鶏肉をそぎ切りに薄く切って、塩と酒で下味をつける
    ②少しおいたら、片栗粉をまぶす
    ③フライパンで炒めて、醤油、みりん、砂糖、しょうがを絡めて、ご飯に乗せたら出来上がり。
    お好みでねぎや温泉卵を追加してもOK

    3-4. 糖質ゼロ麺を使ったラーメン

    「ラーメンがどうしても食べたい!」という人は、糖質ゼロ麺を使ったラーメンを作ってみてはいかがでしょうか。
     
    スープにしっかりと味がついていれば、糖質ゼロ麺でも食べ応えがあり、満足感が高い上に、カロリーは低いです。
     
    ダイエットにぴったりなメニューと言えるで、ぜひ作ってみてくださいね。
     
    【材料】
    糖質ゼロ麺
    お好みの具材(味付け卵、メンマ、チャーシュー、ネギなど)
    お好みのスープの素
     
    【作り方】
    お好みのスープの素でラーメンスープを作り、糖質ゼロ麺と、お好みの具材をトッピングするだけで完成!


    4. 【コンビニで買える!】どんどん痩せる食べ物の選び方

     
    具体的な「どんどん痩せる食べ物」やおすすめメニューを紹介しましたが、「普段はコンビニでご飯を買うことが多い」という人も多いでしょう。
     
    そこで、コンビニで買える「どんどん痩せる食べ物」の選び方を紹介します。

    • 低カロリーの食材を選ぶ
    • 「食べても太りにくい食べ物」を選ぶ

    4-1. 低カロリーの食材を選ぶ

    コンビニで「どんどん痩せる食べ物」を選ぶポイントとして、低カロリーの食材を選ぶということがあげられます。
     
    コンビニで購入できる食材にはカロリーの表記があるため、必ず確認するようにしましょう。
     
    低カロリーの食材としては、蕎麦、スープ系、焼き魚、サラダ、おでんなどがあげられます。

    4-2. 「食べても太りにくい食べ物」を選ぶ

     コンビニで「どんどん痩せる食べ物」を選ぶポイントとして、「食べても太りにくい食べ物」を選ぶようにしましょう。
     
    2章「2. 具体的な「どんどん痩せる食べ物」を一挙紹介!」で紹介した食べ物を参考にすると、下記のようなメニューが該当します。

    • サラダチキン
    • 鶏肉料理
    • 焼き魚
    • 玄米おにぎり
    • 海鮮サラダ
    • 野菜たっぷりスープ
    • ヨーグルト
    • プロテインドリンク

    コンビニで食事をする際には、玄米や雑穀などのおにぎりを主食に、鶏肉か焼き魚などをメインに食べ、スープやサラダを加えて満腹感を足すと良いでしょう。
     
    デザートはヨーグルトやプロテインドリンクをおすすめします。


    5. これは避けるべき!どんどん太る食べ物に注意


    「どんどん痩せる食べ物」について紹介してきましたが、特に避けるべき「どんどん太る食べ物」についても知っておきましょう。
     
    「どんどん痩せる食べ物」を選びつつ、「どんどん太る食べ物を」避ける食事を続ければ、高いダイエット効果が期待できます。

    • 加工食品
    • 揚げ物
    • ラーメン
    • スイーツ
    • 精製された炭水化物

    5-1. 加工食品

    「どんどん太る食べ物」の筆頭として、加工食品があげられます。
     
    加工食品は、一般的には冷凍食品やカップ麺など食品の原型が分からないものと定義されていますが、これらの食品が食欲を刺激するために、太る原因につながっていると主張する研究はすでに数多く存在しています。
     
    例えば、肥満気味の男女に加工食品を控える生活をさせたところ、1日の摂取カロリーが自然と1000kcalほど減り、3週間で2.5キロ減量できたという研究があります。
     
    そもそも加工食品の多くは脂質と糖質、添加物が多く含まれており、少ない量で多くのカロリーが摂れるように作られています。
     
    そのため、満腹感を感じにくく、含まれる栄養素も少ない上にカロリーが多く、また、添加物が多く含まれているため、体重増加やむくみにつながりやすいです。
     
    以上のことから、カップ麺やジャンクフード、ポテトチップス、菓子パンなどの加工食品を日常的に食べているとどんどん太ってしまうので、避けるようにしましょう。

    避けるべき加工食品例

    カップ麺・ジャンクフード・ポテトチップス・ウインナー・菓子パン・ピザなど

    5-2. 揚げ物

    揚げ物も「どんどん太る食べ物」と言えるでしょう。
     
    揚げ物は、脂質量とカロリーが高いので、体重増加につながってしまうのです。
     
    タンパク質・脂質・糖質の3大栄養素の中でも特に、脂質の摂取をすると体内で脂肪として蓄えられやすいです。
     
    そのため、脂質量がどうしても多くなってしまう揚げ物は、なるべく避けた方が良いでしょう。

    5-3. ラーメン

    ラーメンも「どんどん太る食べ物」なので気をつけましょう。ラーメンは糖質と脂質が多く含まれている食べ物です。
     
    タンパク質・脂質・糖質の3大栄養素の中では、タンパク質が1番太りにくいことが分かっており、ダイエット中には、糖質と脂質の量が両方多い食べ物は特に避けるべきです。
     
    しかし、ラーメンは糖質と脂質が多い食べ物に該当してしまい、非常に太りやすい食べ物なので、なるべく避けるようにしましょう。

    5-4. スイーツ

    「どんどん太る食べ物」に、糖質と脂質が多く含まれたスイーツも該当します
     
    コンビニやスーパーなどで手軽に買えて、ちょっとしたご褒美にもぴったりのスイーツですが、ダイエット中には避けるべき食材と言えます。
     
    例えば、ドーナツやケーキなどは、糖質と脂質が多く含まれている上に、加工されてふわふわな軽い食感を出しているために満腹感をほとんど感じられません。
     
    そのため、1度スイーツを食べ始めてしまうと、ちょっとのつもりが食べ過ぎてしまうという人も多いのではないでしょうか。
     
    どうしてもスイーツが食べたいという人は、和菓子を選ぶことをおすすめします。なぜなら、和菓子は糖質量は多いですが、洋菓子と比べると脂質が少ないものが多いからです。
     
    また、団子などの和菓子はケーキやドーナツと比べると、食べ応えもあるため、どちらかを選ぶのであれば、和菓子を選ぶことをおすすめします。

    5-5. 精製された炭水化物

    「どんどん太る食べ物」として、白米やパンなどの精製された炭水化物があげられます。
     
    これらは精製される過程でビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が失われるため、吸収が早く、血糖値が上がりやすい食材と言えます。
     
    血糖値が上がると脂肪合成の役割のあるインスリンが出やすいことからも、食べ過ぎると太る食材と言えるでしょう。
     
    また、精製されてない炭水化物、例えば、玄米やオートミールなどと比べるとかみごたえがないために、つい食べ過ぎてしまうことからダイエット向きの食材ではないです。
     
    とはいえ、ラーメンやスイーツなどと比べると、栄養価が高く満腹感も得られるので、あくまで、「食べ過ぎない」ように注意すればOKで、完全に避ける必要はありません。
     
    上述した通り、できれば、普段の炭水化物を白米などの精製されたものから、玄米などの精製されていないものへ変えるとダイエット効果が高くなるのでおすすめです。


    6. どんどん痩せるための食べ方を紹介


    「どんどん痩せる食べ物」については理解してもらえたと思いますが、さらに、どんどん痩せる「食べ方」を知ることで、さらにダイエット効果を促進していきましょう!
     
    少し気をつけるだけで、大きな痩せる効果が期待できるものもあるので、ぜひ確認してみてくださいね。

    • よく噛んで食べる
    • 「ベジ・ファースト」を心がける
    • 夕飯は控えめに食べる

    6-1. よく噛んで食べる

    「どんどん痩せる食べ方」として、よく噛んでゆっくり食べることがあげられます。よく聞く話ですが、実は、きちんとした根拠があります。
     
    例えば、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の林直亨教授らが行なった研究によると、同じ食品でもゆっくり食べた場合とはやく食べた場合では、ゆっくり食べた方がその後のカロリー消費が大きいという結果が出たそうです。
     
    また、ひとりでご飯をはやく食べるより、家族や友人とゆっくり食べた方がお腹いっぱいになるのが早いと感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
     
    実際、食事を始めてから15分から20分くらい経過してから、やっと満腹感を得られることが分かっているので、早食いは、満腹感を得る前に食べすぎてしまうリスクが高いのです。
     
    そのため、痩せるためには、下記の点を意識しながら、食事をゆっくり摂るようにしましょう。

    • 1口、30回以上は噛むことを意識する
    • 食事の途中に箸を数回置くことを意識する
    • 水分を摂取しながらゆっくり食べる
    • なるべく誰かと食事をするようにする

    同じ食事量でも「ゆっくり食べるだけ」でダイエット効果があります。知っていても、実行している人は多くはないかもしれませんが、この機会にぜひ試してみてくださいね。

    6-2. 「ベジ・ファースト」を心がける

    「どんどん痩せる食べ方」として、「ベジ・ファースト」を心がけることをおすすめします。食事の中で、野菜を先に食べる「ベジ・ファースト」を実行することによって、血糖値上昇を抑えることができるからです。
     
    血糖値の上昇は、脂肪を溜め込みやすくなるため、ダイエットには大敵です。
     
    さらに、野菜を先にゆっくりと食べることで、満腹中枢が刺激され、カロリーの高いメイン料理や炭水化物の食べる量が減ることも期待できます。
     
    ぜひ、食事の際には「ベジ・ファースト」を意識してみてくださいね。

    6-3. 夕飯は控えめに食べる

    夕飯を控えめにするのも、「どんどん痩せる食べ方」と言えるでしょう。1日の摂取するカロリーが同じだとしても、活動量が少ない夜に食べる量を減らすことで、ダイエット効果が期待できます。
     
    朝と昼を少なく食べて、夜にたくさん食べるより、夜をスープなどで軽く済ませた方が、体重の減少は早いでしょう。一方、夜にたくさん食べると、カロリーを消費しないので、脂肪に変りやすくなってしまいます。
     
    以上のことから、朝と昼にしっかり食べて、夜は軽めに食べるということを心がけてみましょう。
     
    「どんどん痩せる食べ物」を「どんどん痩せる食べ方」で食べることで、高いダイエット効果が期待できるので、ぜひ実行してみてくださいね!


    7. どんどん痩せる食べ物に関するQ&A


    「どんどん痩せる食べ物」に関してよくあるQ&Aを紹介していきます。

    Q.どんどん痩せるための食べ物ならいくら食べてもいいですか?
    Q.うまく食べ物を選ぶことができず、つい食べ過ぎてしまいました。どうしたらいいでしょうか?
    Q.「どんどん痩せる食べ物」を選ぶ生活が続けられません、どうしたらいいでしょうか?

    Q. どんどん痩せるための食べ物ならいくら食べてもいいですか?

    A. 食べ過ぎはよくありませんが、「どんどん痩せる食べ物」を選べば自然と食べる量は減ります。

    当然、「どんどん痩せる食べ物」であればいくら食べてもいい訳ではありません。
     
    例えば、「どんどん痩せる食べ物」として玄米をあげましたが、茶碗1杯300kcalほどなので、10杯以上食べれば太ることにつながるのは言うまでもありません。
     
    ただ、玄米は白米と比べると、噛みごたえがあり、食物繊維も多く含まれているため、満腹感を早く感じる人が多いはずです。つまり、「どんどん痩せる食べ物」をたくさん食べようと思っても、満腹になってしまい、食べられないことが多いと言えるでしょう。
     
    「どんどん痩せる食べ物」を選ぶことで、自然とお腹がいっぱいになって食べる量が減り、気がついたら体重が減っていたという結果になることが多いです。

    Q. うまく食べ物を選ぶことができず、つい食べ過ぎてしまいました。どうしたらいいでしょうか?

    A. 2,3日調整すれば問題ないので、次からまた「どんどん痩せる食べ物」を選ぶようにしましょう!

    「どんどん痩せる食べ物」を選ぶはずが、つい気が緩んで、揚げ物やラーメン、スイーツを食べてしまった・・・。
     
    ということも時にはあるでしょう。
     
    そのような時に大切なのは、あまり思い詰めずに「次から調整すればOK」と言い聞かせることです。
     
    食べてしまったことを責めてもストレスが溜まるだけで、ダイエットに良い効果はありません。
     
    食べ過ぎてしまった日から2,3日、食事を調整すれば体重もすぐに戻るので、気にし過ぎずダイエットを続けましょう!

    Q. 「どんどん痩せる食べ物」を選ぶ生活が続けられません、どうしたらいいでしょうか?

    A. 記録をしたり、仲間を見つけたりなど工夫をしてみましょう。

    人の性質上、根性だけで「どんどん痩せる食べ物」を選ぶ生活を続けるのは難しいかもしれません。
     
    どうしても続けられない人が「どんどん痩せる食べ物」を選ぶ生活を続けるためには、

    • 食べた物や体重を記録する
    • 仲間と一緒に頑張る

    などの続ける工夫が必要です。
     
    もし、あなたが仲間と一緒に頑張りたいというのであれば、ぜひ「みんチャレ」に参加してみてくださいね。
     
    実際に、みんチャレ体重を仲間と報告し合うことで、1年で10キロの減量に成功した人もいますみんなで励まし合うことで、なかなか体重が減らない時期も乗り越えることができたそうです。
     
    ダイエットを成功させるため、興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


    8. まとめ

    本記事では、

    1. どんどん痩せる食べ物とは「食べても太りにくい食べ物」のこと
    2. 具体的な「どんどん痩せる食べ物」を一挙紹介!
    3. どんどん痩せる食べ物を使ったお手軽メニューの紹介
    4. 【コンビニで買える!】どんどん痩せる食べ物の選び方
    5. これは避けるべき!どんどん太る食べ物に注意
    6. どんどん痩せるための食べ方を紹介
    7. どんどん痩せる食べ物に関するQ&A 

    について解説しました。
     
    文字通りの「どんどん痩せる食べ物」は理論上存在しませんが、「たくさん食べても太りにくい食べ物」は存在しています。
     
    そのような食べ物を選ぶことで、満腹感を得ながら、自然と体重減少につなげることができるのです。特に、鶏肉・魚類・精製されていない炭水化物を積極的に選ぶようにしましょう。
     
    これらのヘルシーな食べ物は「美味しくない」と思い込んでいる人も多いのですが、実は、美味しく食べる方法もたくさんあります。自炊をされる方は、ぜひ本記事で紹介したメニューを参考にしてみてくださいね。
     
    また、「食事をコンビニで済ませてしまう」という人にも、選び方やおすすめの食べ物を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
     
    本記事を読むことで、どんどん痩せる食べ物はどのような食べ物か、具体例やお手軽レシピなどを知り、ストレスなく痩せることに貢献できたなら幸いです。

     

     

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