TOEICの点数の決まり方と点数ごとの英語力、一般的な評価を解説

「TOEICの点数は何点満点なの?どうやって決まっているの?」
「TOEICの点数はどれくらい取ればいいの?目標を決めるための目安はある?」
「TOEICの点数ごとの英語力や評価は?」

 
など、あなたは今、TOEICの点数の決まり方や平均点、点数ごとの一般的な評価について知りたいと考えていませんか?
 
TOEICの満点は990点(リスニング495点・リーディング495点)で、2020年度における平均点は620点(リスニング337点・リーディング282点)です。
 
そして、多くの大学生や社会人が、まず最初に目指す点数も平均点に近い600点前後で、600点を超えてやっと履歴書などに書いてアピールすることができると言われています。
 
とはいえ、目指すべき点数は、現在の英語力や目的によっても大きく変わってくるため、TOEICを受験する前に、点数ごとの英語力や評価について理解しておくことが大切です。
 
本記事では、

  • TOEICの点数の決まり方と平均点
  • TOEICの点数ごとの目安|英語力と資格としての評価
  • 【TOEICレベル別】点数を伸ばすための対策

など、TOEICの点数にかかわる疑問全てについて詳しく解説しています。
 
本記事を読むことで、TOEICの点数ごとの英語力や評価について全体的に理解し、自分が何点を目指すのが最適であるかを判断していただけるでしょう。


目次

1. TOEICの点数の決まり方と平均点

 
TOEICの点数の決まり方と平均点について、下記の通り詳しく解説していきます。

  • TOEICの点数は990点が満点で統計的な処理が行われている
  • 2020年度のTOEIC平均点は「620点」

上記の内容について、「すでに知っている」という人は、本章を飛ばして、2章「2.TOEICの点数ごとの目安|英語力と資格としての評価」をご参照ください。

1-1. TOEICの点数は990点が満点で統計的な処理が行われている

TOEICは下記の通り、リスニングパートとリーディングパートに分けられており、それぞれ満点は495点で、TOEIC全体の満点は990点です。

 最低スコア最高スコア
リスニングパート5点495点
リーディングパート5点495点
TOEIC全体10点990点

TOEICの点数は、1問5点として単純に加算されて出されているものではなく、統計的な処理を加えられて点数が決められています。
 
この具体的な統計処理がどのようなものかは分かっていないのですが、TOEIC試験の難易度が変わっても、個人の英語の実力を正確に示せるよう調整が加えられているようです。
 
つまり、毎回の試験の難易度などによって、同じ正答数でも点数が変わる形となっており、さらに言えば、全問正解しなくても満点を取得することができるような仕組みになっています。

1-2. 2020年度のTOEIC平均点は「620点」

2020年度のTOEIC平均点は620点で、点数ごとの分布は下記の通りです。
 
【2020年度TOEIC平均点】

リスニング337点/495点
リーディング282点/495点
全体620点/990点

出典:TOEIC Program DAA2021(和文)2021年7月版
 
2020年度TOEIC点数ごとの分布出典:TOEIC Program DAA2021(和文)2021年7月版
 
ただ、2020年度は例年と比べると、平均点が少し高く出ています。2018年度と2019年度の平均点が、それぞれ580点、588点であるように、通常は580点前後になることがほとんどです。
 
さらに、TOEICの平均点と言うのは、一般社会における平均点ではなく、あくまで日常的に英語の勉強をしている人が受験しているTOEICにおける平均点なので、一般社会と比べて全体的に高い点数が出ると考えて良いでしょう。


2. TOEICの点数ごとの目安|英語力と資格としての評価


TOEICの点数に関して、「点数ごとの英語力の目安ってどれくらい?」「何点から履歴書にかけるの?評価されるの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。一覧表でまとめると、下記の通りになります。

点数英語力の目安資格としての評価
400点未満英語の基礎すらできていない履歴書に書くと逆効果
400点から495点苦手分野や欠けがあるものの中学英語の基礎が備わっている履歴書には書かない方が無難
500点から595点中学英語の基礎がしっかり備わっている履歴書に書いても特にプラス評価にはならないが悪い印象もない
600点から695点基礎力は十分に備わっており、ある程度の英語力を身につけている状況履歴書に書ける最低限の点数
700点から795点高いレベルの英語力がある、「英語が得意」と言って差し支えない履歴書に書いてアピールになる
800点から895点仕事で英語を使いこなせるレベルの高い英語力がある外資系会社など英語能力を求められる会社への就職や転職でも堂々と履歴書に記載できる
900点から990点ネイティブに近い英語力がある
 
履歴書などに記載して大いにアピールできる、周囲と差別化できる点数

それぞれの点数ごとに詳しく解説していきます。

2-1. TOEIC400点未満の英語力の目安と評価

TOEIC400点未満の人は、英語の基礎ができていない状況です。リスニングでは聞こえない英文が多く、リーディングの長文読解問題では大まかな意味すら掴むのに苦労します。
 
英会話の実力としては、相手側にゆっくりと話してもらわないと意思疎通が難しく、質問に対して単語で答えるに止まることが多いでしょう。
 
また、TOEIC400点未満では、履歴書などでアピールできる点数ではなく、むしろ履歴書などには書かない方が無難と言えます。ほとんどの場合、TOEIC400点未満は履歴書に書いても逆効果になってしまうでしょう。
 
とはいえ、TOEIC400点未満の受験者は全体の2割ほどおり、多くの高得点者が低い点数から徐々に点数を伸ばしているので、悲観的になりすぎる必要はありません。
 
英語の基礎を身につけ、TOEICの形式に慣れていくところから対策を始めていきましょう。
 
【TOEIC400点未満の英語力の目安と評価まとめ】

英語力英語の基礎すらできていない
リスニング:聞こえない英文が多い
リーディング:大まかな意味すら掴めない
英会話:意思疎通が難しい
資格としての評価ほとんどの場合、履歴書に書くと逆効果になる

2-2. TOEIC400点から495点の英語力の目安と評価

TOEIC400点から495点の人は、中学英語の基礎がある程度備わっている状況です。ただ、完璧ではなく、苦手分野や欠けているところがあります。
 
リスニングでは英単語が耳に入ってくるようになり、リーディングでも基礎的な問題は自信を持って解けるようになっています。ただ、リスニングにおける聞き逃しやリーディングにおける読み違いもまだ多く、中級から上級レベルの問題には太刀打ちできないでしょう。
 
英会話は、決まった言い回しや簡単な質問に、短文で答えられる程度の英語力です。履歴書にはまだ記載しない方が無難な点数になります。
 
【TOEIC400点から495点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力苦手分野や欠けがあるものの中学英語の基礎が備わっている
リスニング:英単語が耳に入ってくるようになる
リーディング:基礎的な問題は自信を持って解ける
英会話:決まった言い回しや簡単な質問に短文で答えられる
資格としての評価まだ履歴書などには書かない方が無難

2-3. TOEIC500点から595点の英語力の目安と評価

TOEIC500点から595点の人は、中学英語の基礎が備わっている状況です。ほぼ英語の基礎力の構築が完了している段階で、リスニングもリーディングも自信を持って解ける問題が増えています。
 
リスニングでは、基本的な問題は高い確率で聞き取れるようになっているものの、複雑な単語や構文が含まれている英文では意味を掴みきれません。
 
リーディングでは、基礎的な問題が解けるようになり、簡単な文章であれば正確に意味を把握できていますが、まだ読むスピードが遅いのと、難易度の高い長文に頭を悩ませている状況です。
 
英検で言うと2級に該当するので、高校生まで英語をある程度勉強していた人はこの点数に落ち着くことが多いでしょう。英会話においては、自己紹介や趣味など多少の決まったコミュニケーションはスムーズにできるようになっています。
 
TOEIC500点から595点は、ほとんどの会社においてプラス評価にはならないですが、取り立てて悪い印象もないので、状況によって履歴書に書くか書かないかは判断しましょう。
 
【TOEIC500点から595点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力中学英語の基礎がしっかり備わっている
リスニング:基本的な問題が高い確率で聞き取れるようになっている
リーディング:基本的な問題が解け、簡単な文章であればほぼ完璧に意味を掴める
英会話:多少の決まったコミュニケーションはスムーズにできるようになる
資格としての評価履歴書などに書いても特にプラス評価にはならないが悪い印象もない

2-4. TOEIC600点から695点の英語力の目安と評価

TOEIC600点から695点の人は、基礎力は十分に備わり、ある程度の英語力が身についている状況です。
 
リスニングでは基礎的な問題はもちろん、応用問題もある程度聞き取れるようになっています。リーディングにおいても、文法では迷う問題が少なくなり、長文読解問題でもかなり意味が掴めるようになっています。
 
ただ、リスニングにおいてもリーディングにおいても、苦手分野があるため、さらに点数を伸ばすためには苦手分野を克服していくことが必須でしょう。
 
英会話においても、600点を超えると、非ネイティブの人とはかなり意思疎通ができるようになることが多いです。ネイティブの人とのコミュニケーションはまだ困難と感じることでしょう。
 
そして、TOEIC600点以上は、やっと、履歴書などに記載してアピールできる点数と言えます。就活や転職でポジティブな評価を得るための最低限の点数がTOEIC600点以上になります。
 
【TOEIC600点から695点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力基礎力は十分に備わっており、ある程度の英語力を身につけている状況
リスニング:応用問題もある程度聞き取れるものの苦手分野がある
リーディング:多くの問題を解答できるようになっているものの、苦手分野がある
英会話:非ネイティブ圏の人とかなりスムーズに意思疎通ができるようになる
資格としての評価履歴書に書いてアピールになる最低ラインの点数
大学生、社会人がまず最初に目指す点数

2-5. TOEIC700点から795点の英語力の目安と評価

TOEIC700点から795点の人は、高いレベルの英語力があると言える状況です。この点数レベルであれば、「英語が得意」とアピールでき、仕事においても、メールの返信や簡単な受け答えといった業務を難なくこなせます。
 
リスニングにおいてもリーディングにおいても、全体的に分からないと感じる箇所は少ないものの、難解な問題はまだ点数を落としている状況です。また、リーディングパートにおいては、時間内に解き終えることができずに、10問ほど終わらずに残っていることも多いでしょう。
 
英会話においては、簡単な日常会話であればほとんど問題なく意思疎通できる実力はあるものの、仕事で英語を使う場合には、英語力が足りないと感じるシーンがあるかもしれません。
 
履歴書に書いてアピールできる点数であり、また、仕事で英語を使いたい場合の最低限の点数と言えるでしょう。
 
【TOEIC700点から795点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力高いレベルの英語力がある、「英語が得意」と言って差し支えない
リスニング:ほぼ聞き取れるが、難しい問題は落としている
リーディング:全ての問題において意味を掴むことは問題なくできる、難解な問題を落としている、読解スピードがあと一歩足りない
英会話:ネイティブの人とも日常会話であれば問題なくやりとりできる
資格としての評価履歴書に書いてアピールになる
「英語が得意」という印象をもたれる点数

2-6. TOEIC800点から895点の英語力の目安と評価

TOEIC800点から895点の人は、海外クライアントと英語メールや会議などをこなせるなど、仕事で英語を使える状況です。また、翻訳や通訳など英語の専門職を目指す人が取得しなければならない最低限の点数とも言えます。
 
どちらにしてもすでに高い英語力を持っており、リスニングでもリーディングでもほぼ苦労なく意味が掴め、リーディングにおいては全問解き終わるくらいの実力が身についています。実は、リーディングパートにおいて、全ての問題を解き終えられるのは、800点以上の実力がある人と一般的には言われています。
 
さらに、点数を伸ばすためには、ほとんどの受験生が落とす難解な問題も正解できるような訓練が必要です。
 
英会話力としては、仕事でも英語が使いこなせるくらいの高い実力が備わっています。外資系の会社など英語能力が必須な会社への就職や転職でも十分にアピールできる点数です。
 
【TOEIC800点から895点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力仕事で英語を使いこなせる点数
リスニング:ほぼ全て聞き取れる
リーディング:全ての問題の意味が掴み取れる、読解スピードも備わり全ての問題が解き終えられる
英会話:仕事においても英語を使いこなせるレベル
資格としての評価外資系会社など英語能力を求められる会社への就職や転職でも堂々と履歴書に記載できる

2-7. TOEIC900点から990点の英語力の目安と評価

TOEIC900点から990点の人は、ネイティブに近い英語力がある状況です。リスニングやリーディングではほぼ全ての問題を解くことができ、リーディングでは時間が余るようになっているでしょう。
 
満点を取得していない場合には、難易度の高い問題やケアレスミスや勘違いによって、少し点数を落としている状態です。満点を取得するためには、すでに英語の実力は十分に身についているので、難易度の高い問題を中心に勉強をしたり、何度も受験してケアレスミスなどをなくしていくしかないです。
 
ただ、「TOEIC満点」は帰国子女やネイティブでも取得できないことがあるそうなので、正直、趣味の世界に近いものがあります。
 
そのため、特別な事情がなければ満点までは取得する必要はありませんが、TOEIC900点以上であれば、英語専門職や外資系会社においても履歴書などに記載して、周囲と差別化できる点数と言えるでしょう。
 
【TOEIC900点から990点の英語力の目安と評価まとめ】

英語力ネイティブに近い英語力がある
リスニング:全て聞き取れる
リーディング:全ての問題の意味が掴み取れ、全問解き終えた後も時間が余る
英会話:ネイティブレベルの英会話力
資格としての評価履歴書などに記載して大いにアピールできる、周囲と差別化できる点数

参考:現在の自分の実力を
チェックしてみよう!

TOEICの点数ごとの英語力から「現在の自分の実力はこれくらいかな?」「目標はこれくらいかな?」と目安が定まった人も多いでしょう。そこで、もう少し詳しく現在の自分の実力を測るために、下記のような無料ツールを利用してみてはいかがでしょうか。20分程度で現在の自分の実力を、目安ではありますが確認することができるので、ぜひやってみてくださいね。

  • abceed

10問・15問・30問から選んで、自分のレベル判定を20分程度の時間で、無料で行うことができます。実際に筆者はこちらのアプリを活用していますが、予想点数とTOEIC本番の点数はかなり近く、精度が高いと感じたので、どのツールを使おうか迷っている人は、ぜひ使ってみてくださいね。
https://www.abceed.com/

    • TOEIC弱点診断

    25問で予想点数と弱点診断、おすすめの学習方法まで提案してくれます。
    https://english-study-cafe.com/toeic-shindan/


    3. 【TOEICレベル別】点数を伸ばすための対策

     
    TOEICの点数を伸ばすための対策について、下記の通りレベル別に詳しく解説していきます。

    • 初級者(600点未満)が点数を伸ばすためにすべきこと
    • 中級者(600点以上800点未満)が点数を伸ばすためにすべきこと
    • 上級者(800点以上)が点数を伸ばすためにすべきこと

    3-1. 初級者(600点未満)が点数を伸ばすためにすべきこと

    初級者がTOEICの点数を伸ばすためにすべきことを下記の通りまとめました。

    単語600点レベルのTOEIC頻出単語を覚えるところから始める
    文法中学英語の基礎を固める
    リスニングリスニング問題を何度も聞いて、英語の発音に慣れる
    リーディング文法問題と長文読解問題を解き、問題に慣れる
    長文読解問題は、まずは、時間を気にせずに単語や文法を意識しながら読み進める

    600点未満の初級者が行うべきこととしては、600点レベルのTOEIC頻出単語を覚えることが最重要項目となります。
     
    英単語が分からなければリスニングにしてもリーディングにしても対応することはできないので、取り急ぎ、TOEIC頻出単語のインプットを行いましょう。
     
    また、TOEIC頻出単語を覚えるのと同じくらい大切なのが、文法を勉強することです。
     
    文法は中学英語の基礎を固めることを目標とすれば十分なので、中学英語の文法が学べる教材を使って勉強を進めていきましょう。
     
    リスニングとリーディングに関しては解けない問題が多い状況なので、まずは問題形式に慣れることが大切です。
     
    具体的には、リスニングにおいては、何度も繰り返し音声を聞いて、英語の発音に慣れていきます。
     
    そして、リーディングパートの長文読解問題においては、とにかくゆっくりと文章を読んで意味を理解できるようになることが大切です。
     
    TOEIC600点未満は「基礎固め」の段階であるため、1番時間がかかります。コツコツと勉強を進めていくようにしましょう!

    3-2. 中級者(600点以上800点未満)が点数を伸ばすためにすべきこと

    中級者がTOEICの点数を伸ばすためにすべきことを下記の通りまとめました。

    単語700点、800点レベルのTOEIC頻出単語を覚える
    文法中学英語の基礎はあるので、苦手分野を徹底的に潰す
    リスニング繰り返し聞いて、ディクテーションやシャドーイングで理解できる内容を増やす
    リーディング繰り返し問題を解いて、シャドーイングで読解能力を上げる

    TOEIC中級者においては、英語の基礎固めが終わっている段階であるため、ここから本格的にTOEIC問題に取り組んでいきましょう。
     
    リスニングにおいては、問題形式には十分慣れているはずなので、聞き取れる音を増やしていくことが大切です。おすすめの勉強方法としては、ディクテーションとシャドーイングを取り入れてみてください。
     
    ディクテーションは、聞き取った英文を全て書き写すという勉強方法で、シャドーイングは、英語の音声を聴きながら、それを真似して発音する方法です。
     
    パート1やパート2はディクテーション、パート3やパート4はシャドーイングを行い、リスニングで聞き取れる量を増やしていきましょう。
     
    リーディングパートにおいても、文法問題や長文読解問題を数多くこなし、長文読解問題においては、シャドーイングを取り入れると、英文読解スピードが格段に上がります。
     
    また、先読みやTOEIC出題パターンの分析など、TOEICのテクニックなどを身につけると、さらに点数を伸ばすことができるでしょう。

    3-3. 上級者(800点以上)が点数を伸ばすためにすべきこと

    上級者がTOEICの点数を伸ばすためにすべきことを下記の通りまとめました。

    単語900点レベルのTOEIC頻出単語を覚える
    文法ほとんど取りこぼしはないので、難易度の高い文法問題に対応できる実力を身につける
    リスニング公式問題集などを繰り返し解く
    リーディング長文読解スピードを上げるため、多くの問題を解く

    TOEIC上級者に関しては、リスニングもリーディングもかなり高い実力を持っているはずなので、特別な勉強は必要ないです。
     
    おそらく「リスニングは2回聞けばほぼ聴き取れる」「リーディングは時間さえあれば全問正解できる」程度の実力はすでにあるため、あとは、いかにリスニング1回で全てを聞き取れるか、リーディング問題における読解スピードを上げられるか、それだけです。
     
    対策としては、公式問題集などを繰り返し解き、間違えた問題を中心に何度も復習し、全問正解できる実力を磨いていきましょう。
     
    また、TOEIC満点を目標とする専門の教材で、難易度の高い問題をたくさん解くことも、効率よく点数を上げるためにおすすめです。
     
    TOEICの対策に関しては下記の記事でも解説しているので、勉強方法について詳しく知りたい場合には、ぜひ参考にしてみてください。
     

    TOEIC対策を徹底解説!高得点取得のための勉強方法が全て分かる
    TOEIC対策を徹底解説!高得点取得のための勉強方法が全て分かる

     


    4. 【TOEICレベル別】点数を伸ばすためのおすすめ教材

     
    TOEICレベル別に点数を伸ばすためのおすすめ教材を厳選しました!

    • 初級者(600点未満)が点数を伸ばすためのおすすめ教材
    • 中級者(600点以上800点未満)が点数を伸ばすためのおすすめ教材
    • 上級者(800点以上)が点数を伸ばすためのおすすめ教材

    うまく活用して、効率的にTOEICで高得点を取得してくださいね。

    4-1. 初級者(600点未満)が点数を伸ばすためのおすすめ教材

    TOEIC600点未満の初級者が点数を伸ばすためのおすすめ教材を紹介します。

    スタディサプリ・TOEIC® L&R TEST対策コース

    出典:スタディサプリ公式サイト
     
    どの教材を使っていいか分からないという人で参考書よりアプリの方が教材として使いやすいと感じている人は、スタディサプリを選択すればまず間違いないでしょう。
     
    カリスマ講師の関先生が、パートごとの概要や勉強方法、解答テクニックなどを詳細に解説している動画が充実しており、初心者が勉強を進めやすいアプリになっています。
     
    また、TOEIC試験20回分相当の演習問題が収録されており、さらに、問題ごとにディクテーションやシャドーイングができるようになっているため、確実に英語力を上げることができるのです。
     
    こちらのアプリだけで、TOEICスコアを300点以上伸ばした人も多くいます。無料体験もできるので、ぜひ使ってみてくださいね
     
    スタディサプリについて詳しく知りたい人はこちらをご参照ください。

    TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

    出典:Amazon
     
    上述の通り、600点未満の人がまずやらなければいけないのは、TOEIC頻出単語を覚えることです。TOEIC頻出単語をまとめた参考書は数多くありますが、上記参考書が1番おすすめです。
     
    なぜなら、銀のフレーズは、TOEIC満点講師が「最短ルートで600点」を取得するためにまとめた参考書であり、TOEICに出題されやすい英文にて英単語を学ぶことができるからです。
     
    もちろん、全てのフレーズの音声をダウンロードできるので、リスニング対策として正しい発音を覚えるのにも役立ちます。隙間時間を利用し、音声を聞きながら、コツコツ単語を覚えていきましょう!
     
    ただ、銀のフレーズに収録されている単語はかなり基本的なものが多いため、600点未満の人でも「簡単すぎる」と感じることもあるかもしれません。その場合には、次項で紹介する「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」から取り組むことをおすすめします。

    TOEIC(R) L&Rテスト 英文法 ゼロからスコアが稼げるドリル

    出典:Amazon
     
    TOEIC600点未満の人は、英文法の基礎がしっかりと固まっていないことが多いため、上記参考書を利用して文法の基礎をマスターしていきましょう!
     
    上記、参考書は「TOEIC300点や400点の人が使いやすい英文法の本がない」という悩みを解決するために作り出されたもので、「文法が苦手」「英語が嫌い」という人でも使いやすい参考書になっています。
     
    簡単な文法問題から始まって徐々に難しくなっていく形で、TOEICに出題される基本的な文法を網羅できるため、パート5対策はもちろんのこと、TOEICスコア全体の底上げにも役立ちます。
     
    ただ、こちらも600点未満の人でも「簡単すぎる」と感じることがあるかもしれないので、学生時代に文法が得意だったという人は、次項で紹介する「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」から取り組んでもOKです。

    はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略

    出典:Amazon
     
    TOEIC600点未満の人は、パートごとの対策や問題攻略ができていない状況にあるため、上記の参考書を利用することをおすすめします。
     
    「全パート完全攻略」というタイトルの通り、TOEIC600点を取得するために必要な、パート別の攻略方法や実力アップ勉強法、模擬試験など全てが1冊に収録されています。
     
    また、TOEICにおける「600点を取得するためには必ず正解しなければならない」レベルの問題が集まっているため、英語力を底上げしながら、最速で600点以上を取得できるようになっているのです。

    4-2. 中級者(600点以上800点未満)が点数を伸ばすためのおすすめ教材

    TOEIC600点以上、800点未満の中級者が点数を伸ばすためのおすすめ教材を紹介します。

    abceed・AI英語教材

    出典:abceed公式サイト

    abceedは、100冊以上の市販の予想問題集が全てアプリ内に収録されており、たくさんの精度の高い問題に触れることができるもので、中級者向けのTOEIC対策アプリと言えます。
     
    最初に自分の実力をチェックしたあとは、AIが次から次へと最適な問題を出してくれるシステムになっているため、問題を解き続けることでスコアアップを実現することができます。
     
    abceedについて詳しく知りたい人はこちらをご参照ください。

    TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

    出典:Amazon
     
    中級者におすすめしたい参考書として、TOEIC頻出単語をまとめた「金のフレーズ」があげられます。
     
    金のフレーズは、TOEICを何十回も受験した講師が「TOEICに必要な単語」をまとめたものであり、600点、730点、860点、990点とレベル別に分かれているため、自分のその時の目標点数における必須単語を覚えていけばOKな作りになっています。
     
    さらに、ただ単に単語を羅列しているのではなく、TOEICで出題されやすい例文やTOEIC裏話なども記載されています。
     
    中級者は、こちらの参考書を満点に到達するまで利用できるので、何度も繰り返し読み込むようにしましょう。

    TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

    出典:Amazon
     
    TOEIC中級者は、文法の基礎力はすでに備わっているため、上記参考書で、苦手分野や難易度の高い文法問題を解けるようカバーしていきましょう。
     
    1049問の本番さながらの問題を解いていく中で、自分がつまずきやすいところや理解していなかったところが明らかになっていくため、パート5の点数の底上げができます。
     
    また、正解にたどり着くまでの考え方が丁寧に解説されているため、あらゆる問題に対応できる真の文法力を身につけることができるでしょう。
     

    TOEICテスト L&R 精選模試【総合】

    出典:Amazon
     
    リスニングとリーディングを合わせた400問が2回分収録されており、分かりやすい解説がついているTOEIC中級者に最適な参考書です。
     
    TOEIC受験者のつまずきやすい点を考えた問題設計がされており、さらに、TOEICで問われやすい文法や語彙を集め、解答への道筋も丁寧に解説してくれているため、苦手分野を克服するのに向いています。
     
    また、本番より多少難しい問題が収録されていることからも、中級者を上級者に引き上げてくれるような参考書と言えるでしょう。

    4-3. 上級者(800点以上)が点数を伸ばすためのおすすめ教材

    TOEIC800点以上の上級者が点数を伸ばすためのおすすめ教材を紹介します。

    TOEIC(R) L & Rテスト990点攻略 改訂版

    出典:Amazon
     
    TOEIC800点以上を取得している人は、すでに高い英語力を持っているため、初級者や中級者向けの参考書では物足りないことが多く、学べることも少ないでしょう。
     
    そこで、TOEIC満点を何度も取得している講師が作成した、上記、参考書を取り入れることをおすすめします。
     
    上記参考書においては、難易度の高い問題やTOEIC800点以上の人でも落としてしまう問題に絞って出題されており、もちろん、丁寧な解説もついています。
     
    そのため、確かな実力を身につけながら、難易度の高い問題でも解答できるようなスキルを効率よく得ることができ、最速でTOEIC満点に近づくことができるのです。

    公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 8

    出典:Amazon
     
    TOEIC800点以上を取得している人は、公式問題集を利用して満点を目指すのもおすすめです。
     
    公式問題集は、TOEICの問題を作成しているETSという機関が、本番のテストと全く同じプロセスで制作したものであるため、限りなくTOEICの過去問に近い問題が収録されていると考えてよいでしょう。
     
    解説がシンプルなので初級者には分かりにくいものの、上級者であれば、自分で間違った理由などについて理解できるので問題はないでしょう。
     
    公式問題集を何度も繰り返し解くことで、難易度の高い問題にも対応できるようになり、さらなるスコアアップが期待できます


    5. TOEICの点数に関するQ&A!

     
    最後に、TOEICの点数に関して多い下記の疑問に解答していきます。

    • 勉強時間はどれくらい必要ですか?
    • 高得点を取得したいのですが独学でも問題ないですか?
    • TOEICの点数は何年前のものまで有効ですか?

    Q. 勉強時間はどれくらい必要ですか?

    A. TOEICにおいて、100点スコアを伸ばすために必要な勉強時間は200時間から300時間と言われています。

    基本的に、TOEICにおいて100点スコアを伸ばすために必要な勉強時間は200時間から300時間と言われています。
     
    現在スコアと目標スコアごとの具体的な勉強時間は下記の表を目安にしてみてください。

    参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』
     
    上記は、オックスフォード大学出版局が出している表で、現在のスコアと目標スコアから、具体的な勉強時間の目安を導き出せるようになっています。
     
    例えば、学生時代に英検2級を取得しているという人は、予測としては500点前後の実力と考えられるので、650点を取得するのに225時間の勉強時間が必要と分かります。
     
    ただ、こちらはあくまで目安の時間となり、「英語の基礎力がどれくらいあるか」や「留学経験」「仕事で英語を使うか」など色々な要素で変動します。また、もちろん、効率よく勉強を進めていけば時間の短縮も可能と言えるでしょう。
     
    TOEICの勉強時間について詳しく知りたい場合には、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

    TOEICの勉強時間はどれくらい必要?目標点数別の勉強時間と対策
    TOEICの勉強時間はどれくらい必要?目標点数別の勉強時間と対策

    Q. 高得点を取得したいのですが独学でも問題ないですか?

    A. 多くの人が独学で高得点を取得しています。

    TOEICは、独学で勉強して高得点を取得することができます。多くの人が独学で800点、900点、満点といった高得点を取得しているため、特に予備校などに通う必然性はありません。
     
    独学で勉強するためのおすすめ参考書やアプリについて、さらに詳しく知りたい場合には、下記の記事を確認してみてくださいね。

    TOEIC参考書の正しい選び方と点数を伸ばすおすすめ参考書12選
    TOEIC参考書の正しい選び方と点数を伸ばすおすすめ参考書12選

     

    TOEIC対策のためのおすすめアプリ13選!アプリの選び方も解説
    TOEIC対策のためのおすすめアプリ13選!アプリの選び方も解説

    Q. TOEICの点数は何年前のものまで有効ですか?

    A. 特に有効期限はありませんが、2年以上経過している場合には再度受験するのが無難でしょう。

    TOEICの点数に関しては、特に決まった有効期限などはありませんが、就職や転職など大切な場面で資格をアピールするのであれば、あまり昔に取得した点数でない方が無難でしょう。


    6. まとめ

    本記事では、

    • TOEICの点数の決まり方と平均点
    • TOEICの点数ごとの目安|英語力と資格としての評価
    • 【TOEICレベル別】点数を伸ばすための対策

    について解説しました。
     
    TOEICの2020年度の平均点は620点(満点990点)でした。2020年度以前は580点前後に落ち着くことが多かったです。
     
    また、TOEICの点数ごとの英語力や資格としての評価は下記の通りです。

    点数英語力の目安資格としての評価
    400点未満英語の基礎すらできていない履歴書に書くと逆効果
    400点から495点苦手分野や欠けがあるものの中学英語の基礎が備わっている履歴書には書かない方が無難
    500点から595点中学英語の基礎がしっかり備わっている履歴書に書いても特にプラス評価にはならないが悪い印象もない
    600点から695点基礎力は十分に備わっており、ある程度の英語力を身につけている状況履歴書に書ける最低限の点数
    700点から795点高いレベルの英語力がある、「英語が得意」と言って差し支えない履歴書に書いてアピールになる
    800点から895点仕事で英語を使いこなせるレベルの英語力がある外資系会社など英語能力を求められる会社への就職や転職でも堂々と履歴書に記載できる
    900点から990点ネイティブに近い英語力がある
     
    履歴書などに記載して大いにアピールできる、周囲と差別化できる点数

    多くの人にとって「TOEIC600点」というのがひとつの目安になりそうです。
     
    本記事では他にも点数ごとの勉強方法やよくあるQ&Aについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
     
    〈その他の参考URL〉
    【TOEICと英検を徹底比較】スコア換算表付!どちらを受けるか悩んだら?
    TOEICのレベル|点数(スコア)で実力と目安が分かる!

     

     

    \ 100万人が使うNo.1習慣化アプリ /