TOEIC600点のレベル・難易度は?確実に600点を取る勉強法

「TOEICで600点を目指しているけど、どれくらいのレベルなのか分からない」
「TOEIC600点は挑戦する価値があるの?」
 
あなたは今このようにお考えではないでしょうか。
 
「初心者が目指すべきスコアらしいから」「就活や転職でアピールしたい」など、600点を目指す理由はさまざまですが、ゴールを明確にイメージできなければ達成は難しくなります。
TOEIC600点は基礎力があれば取れるスコアですが、一方で「なかなか600点を越えられない」と壁を感じる人もいるのも事実です。
 
そこでこの記事では、TOEIC600点を目指すすべての人が確実に目標を達成できるように、以下について解説します。

この記事で分かること

  • TOEIC600点のレベル
  • TOEIC600点に必要な英語力
  • TOEIC600点を突破するための勉強法
  • おすすめのアプリ

最後まで読むと、「実際にどれくらい使えるのか」が分かるので、勉強のモチベーションも上がるでしょう。
TOEICは600点を越えられるかどうかで、周囲の評価が変わります。この記事に辿り着いたあなたなら、600点の壁は越えられるはずです。

※この記事内の「TOEIC」は「TOEIC Listening & Reading Test」を指します。

また、TOEICの点数を伸ばすためには学習を習慣化して継続することが大切です。
その際、習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながら頑張ることで、モチベーションを維持することができたという方がたくさんいます。

実際にみんチャレを使ってTOEICのスコアを伸ばすことに成功した方にインタビューしていますので、以下の記事を参考にしてみてください。

同じ目標を持つ仲間の励ましでモチベーションを維持!みんチャレでTOEIC880点を取得した30代女性の体験談
同じ目標を持つ仲間の励ましでモチベーションを維持!みんチャレでTOEIC880点を取得した30代女性の体験談

目次

1. TOEIC600点はすごい?難易度と世間の評価

まずはTOEIC600点のレベルがどれくらいなのか把握しておきましょう。
目標のレベル感を知っているのといないのでは、モチベーションの上がり方が全然違います。
 
TOEIC600点のレベル感を簡単にまとめると次のようになります。

  • 日常会話はできる
  • TOEIC受験者の中では平均だが、日本人全体では「英語ができる」レベル
  • 英検に換算すると2級相当
  • 履歴書に書ける
  • 上場企業の一般社員に求められる点数

ここでは、TOEIC600点の難易度と世間の評価について、詳しく解説していきます。

1-1. TOEIC600点でできること

TOEIC600点は「1人で海外旅行に行ける」「海外のサイトでショッピングできる」レベルです。
基本的な英語の文法知識と語彙力があるので、最低限のコミュニケーションは取れます。
 

TOEIC600点の英語力

  • 基本的な英語の文法知識がある
  • ある程度の語彙力がある
  • 簡単な英語のフレーズを聞いて、理解できる

TOEIC600点の英語力を踏まえて、できることと、できないことをまとめると次のようになります。

できること
  • 外国人と挨拶や日常会話、世間話ができる
  • 海外サイトでショッピングできる
  • 通訳なしで海外旅行できる
  • 英語の会議に参加して、何となく内容を理解できる
できないこと
  • 字幕なしで映画を観る
  • 英文資料を正確に理解する
  • ビジネスシーンでの複雑な交渉や説明
  • 外国での緊急時の対応

ご覧のように、外国人と簡単な意思疎通は可能です。しかしビジネスシーンで活躍できる英語力ではありません。

1-2. TOEIC600点は受験者の中では平均点くらい

TOEIC受験者の中で600点は平均的なスコアです。
現時点での最新データでは、平均点は610点と高めですが、コロナ禍で行われた試験では、いずれも高いスコアが出る傾向にあります。

 リスニングリーディングトータルスコア
2021年12月19日午前336.3277.2613.5
2021年12月19日午後334.6273.1607.7

※コロナ禍により、午前と午後の2回実施された
公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBCを基に筆者作成
 
コロナ禍以前の試験の平均点は、580点前後が目立ちました。受験者数やタイミングなどによって点数に幅はあるものの、600点というスコアはTOEIC受験者の中では平均的であるといえます。
 
しかし、上記はあくまでTOEIC受験者の平均です。TOEIC受験者は、英語への意識が高く、実際に英語を使っている人も多く含まれます。そのため、日本人全体で考えると、TOEIC600点は「英語ができる人」という位置づけになるでしょう。

1-3. 大学レベルは日東駒専

TOEIC600点は大学でいうと、どれくらいのレベルになるのでしょうか。
残念ながら、大学別の平均スコアは現在公表されていないため、正確な情報は分かりません。
ここでは、TOEICの難易度を偏差値に換算して、大体のレベルを把握していきましょう。
 
コロナ禍の影響のない2020年1月のデータで偏差値を算出すると以下のようになります。

TOEICスコア偏差値大学レベル
90068.4早慶上智
80062.6GMARCH
70056.8成成明学獨國武
60051.1日東駒専

平均スコア・スコア分布 詳細 (第247回)|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC【2020年版】TOEICの偏差値を現役早大生が解説!あなたの偏差値はいくつ?を基に筆者作成
 
偏差値に換算すると、TOEIC600点は日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・ 専修大学)相当です。とはいえ、上記はあくまで目安です。日東駒専の学生が600点の英語力を持っているということではないので、ご注意ください。

1-4. 英検のレベルだと2級相当

TOEICと英検は出題形式も内容も異なるため、一概に比較できませんが、文部科学省が作成した資料によると、TOEIC600点は2級相当とされています。

TOEIC英検
L&R:945~1級
L&R:785~準1級
L&R:550~2
L&R:225~準2級
L&R:120~3級~5級

参考:資料7 英語の資格・検定試験に関する基礎資料を基に筆者作成
 
英検2級合格には、高校卒業程度の英語力が必要です。TOEIC600点も同程度と考えられるでしょう。

1-5. TOEIC600点は履歴書に書ける

TOEIC600点は「履歴書に記載できるスコア」です。
ビジネスで使える英語力は、一般的にTOEIC600点以上・英検2級以上とされているからです。600点以上だと、「英語ができる人」としてアピールできます。
 
このことの裏付けとして、英語活用実態調査のデータをご紹介しましょう。
この調査では、企業が社員に求めるTOEICスコアは535〜690点となっています。
 
社員・職員に期待するTOEIC平均スコア

 新入社員中途社員技術部門営業部門海外部門
TOEICスコア535560560575690

英語活用 実態調査を基に筆者作成
 
海外で活躍する社員には690点を求める一方で、一般社員は560点前後を望んでいることが分かります。
企業や部門によっては、600点以上のスコアが求められますが、多くの企業にとっては「600点=英語でビジネス可能」として高く評価されるでしょう。

1-6. TOEIC600点以上を求められる業界・職種

採用条件としてTOEIC600点以上を求める業界や職種もあります。
一例を挙げると以下のとおりです。

業界
  • メーカー
  • 商社
  • IT
  • 外資系企業  ……など
職種
  • 英文事務
  • 貿易事務
  • 海外営業事務
  • 英語講師
  • キャビンアテンダント
  • 航空管制官   ……など

TOEIC600点以上を獲得することで、応募できる業界・職種の幅は確実に広がります。

1-7. 公務員採用試験を受けるなら絶対に獲得しておきたいスコア

公務員採用試験において、TOEICのスコアが加点対象になることがあります。
国家公務員試験の場合、最終合格者決定の際にTOEICのスコアに応じて、点数が加算されます。
 

国家公務員採用総合職試験の場合

  • TOEIC600点以上:15点加算
  • TOEIC730点以上:25点加算

参考:公務員試験に役立つ TOEIC ® Program
 
TOEIC600点だと15点加点ですから、これは大きなアドバンテージになりますよね。
このほか、自治体職員採用試験や警察官採用試験などでもTOEICのスコアが加点対象となることがあります。詳細はそれぞれの受験案内などでご確認ください。


2. TOEIC600点に必要な英語力


TOEIC600点は基礎力があれば、誰でも獲得可能なスコアです。
とはいえ、具体的にどれくらいのレベルか分からないと勉強しにくいですよね。
ここでは、TOEIC600点に必要な単語力や文法レベル、正答率など詳しく解説していきます。

2-1. 必要な単語力・文法レベル

TOEIC600点に必要な単語数は、約5,000語とされています。
5,000という数字だけ見ると大変そうに感じますが、大学受験に必要な単語数と同じです。
大学受験を済ませた人は、新たな単語を習得するというより、復習を行うイメージでよいでしょう。
 
TOEICでは難しい文法問題はほとんど出ません。中学英語までを完璧にマスターできれば、TOEIC600点は取得できます。

必要な単語数約5,000語
文法レベル中学英語までを完璧にマスター

2-2. TOEIC600点を取るための正答率

確実にTOEIC600点を取るためには、65%の正答率を目指しましょう。
「満点が990点だから60%取れればいいのでは?」と疑問に思う人がいるかもしれませんが、TOEICの得点システムは「1問〇点」という単純なものではありません。
 
スコアの計算方法は非公表ですが、『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7』に掲載された参考スコア範囲の換算表や、受験者のデータなどから、65%の正答率であれば600点以上が可能と推察できます。

2-3. TOEIC600点を取るために必要なスコアは?

正答率が分かっても、目指すべきスコアが具体的に分からないと目標が立てにくいですよね。
結論からいうと、リスニング、リーディングともに63〜65問正解すれば、600点以上になると推測できます。
 
以下は『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7』に掲載された参考スコア範囲の換算表です。この表では「正答数がどれくらいのスコアになるのか」が分かります。

リスニングリーディング
正答数換算スコア範囲正答数換算スコア範囲
66-70290-36066-70285-370
61-65265-33561-65255-340
56-60240-31056-60230-310
51-55215-28051-55200-275

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7を基に筆者作成
 
過去のデータを見ると、リーディングよりもリスニングのスコアの平均点が高い傾向にあります。
リーディング、リスニングでバランスよく点数を取らなくても、得意な方でスコアを稼ぐやり方でもいいでしょう。

2-4. TOEIC600点を取るために必要な勉強時間

TOEICで600点を取るために必要な勉強時間は、現在の英語レベルによって変わってきます。
TOEIC専門講師・TEX加藤氏は、TOEICで100点あげるためには、200〜300時間の勉強時間が必要としています。

現在のスコアTOEIC600点に必要な勉強時間1日2時間勉強した場合の日数
300点600~900時間約10~15ヶ月
400点400~600時間約6~10ヶ月
500点200~300時間約3~5ヶ月半

TOEICの公式サイトでも、TOEIC L&Rスコアを100点伸ばすには、ネイティブスピーカーによる英会話研修で300時間前後・自己学習のみでも同程度の時間はかかるという趣旨の記載があります。したがって100点アップあたり300時間を見込んでおくといいでしょう。


3. TOEICで600点を取るために必要なこと4つ

TOEICで確実に600点を取るためには以下の4つを抑えておく必要があります。

  1. 単語力を強化する
  2. 中学までの文法を完璧にする
  3. 出題形式に慣れておく
  4. 時間の確保

順番に解説していきます。

3-1. 単語力を強化する

1つめは「単語力を強化する」です。
単語力は、TOEICのスコアを上げるために最も必要であるといえます。というのも、単語力はリーディング・リスニング双方にとって重要であるからです。
 
知らない単語は読めませんし、聞き取れません。TOEICで出題される単語のうち、どれだけたくさんの言葉を理解できるかがポイントになります。

3-2. 中学までの文法を完璧にする

2つめは「中学までの文法を完璧にする」です。
先にお話したように、TOEICで出題される文法のレベルは、決して高くありません。
しかし文法や語順、文の構造を理解していないと、適当に単語をつなげて推測するだけなので、どうしても正答数が低くなります。
 
ハイスコアを目指す人は、読解スピードと正確性を上げるために文法を学ぶべきですが、目標スコアが600点の人は、そこまでする必要はありません。
中学までの基本的な文法をしっかり理解しておくことで、十分対応できます。

3-3. 出題形式に慣れておく

3つめは「出題形式に慣れておく」です。
これはTOEICに限らず、どのような試験にも当てはまることですが、出題形式を知らなければ得点は伸びません。中には、英語力はあるのに、TOEICの出題形式に不慣れなせいでスコアが低いという人もいます。出題形式に慣れるだけで、スコアがぐんと伸びる人も少なくないのです。
 
まずはTOEICのテストの概要をおさらいしましょう。

 TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)
内容
  • リスニングセクション (100問/約45分)
  • リーディングセクション(100問/約75分)
テスト形式
  • 出題はすべて英語
  • 解答はマークシート方式
  • リスニングセクション、リーディングセクションを休憩なしで行う

次に各セクションの出題内容を詳しく見ていきましょう。

リスニングセクション(100問/約45分)会話やナレーションを聞いて解答する
Part1
写真描写問題
写真に最適な文を4つの選択肢から選ぶ6問
Part2
応答問題
音声に対する最も適切な応答を3つの選択肢から選ぶ25問
Part3
会話問題
1つの会話に対して、3つの設問に答える39問
Part4
説明文問題
1つの音声に対して、3つの設問に答える30問
リーディングセクション(100問/約75分)英文問題を読んで解答する
Part5
短文穴埋め問題
短文の空所に入れるのに、最適な語句を4つの選択肢から選ぶ30問
Part6
長文穴埋め問題
長文の空所に入れるのに、最適な語句または文を4つの選択肢から選ぶ16問
Part7
読解問題
1つまたは複数の文章を読み、設問に答える54問

リスニングセクションは、リスニング音声に従って解答しますが、リーディングセクションにはPart毎の時間の区切りがありません。確実に600点を取るためには、「正答できる問題を1つでも多く増やすこと」が求められます。
 
そのため、ぶっつけ本番で試験に臨むより、模試などで出題形式に慣れておくことが必要になります。

3-4. 勉強時間を確保する

4つめは「勉強時間を確保する」です。
TOEICで600点を取るためには、基礎部分をしっかり固めなくてはいけません。
基礎を固めるのにはどうしても時間がかかります。週末に一気に勉強する方法もありますが、記憶定着率を考えると、あまり効率が良い方法とはいえません。最低でも1日1時間の勉強時間は確保したいところです。


4. TOEIC600点を獲得するための勉強法

やるべきことが分かったら、あとは勉強するだけです。
ここでは、効率良く600点を獲得するための勉強法を解説します。

  • 英単語1,500語をしっかり覚える
  • 文法のおさらいをする
  • Part5と6の対策をする
  • 公式問題集を音読する
  • 公式問題集を解く

600点を取るためには上記の5つを行うだけでOKです。回り道せず、最短で勉強しましょう。

4-1. 英単語1,500語をしっかり覚える

まずは英単語1,500語をしっかり覚えましょう。
「TOEIC600点に必要な英単語は5,000語では?」
そう思うかもしれませんが、実は5,000語の中には、小中学生で学ぶ簡単な単語も含まれています。youやI、Appleなど、一から覚える必要のない英単語です。

 習得した英単語数
中学生まで約1,500語
高校生まで約2,000語

そのため、あなたが新たに覚えるべき英単語は1,500語程度です。
TOEICに特化した英単語帳はたくさんありますが、最短で600点を取るなら、TOEIC L & R TEST 出る単特急の『銀のフレーズ』と『金のフレーズ』がおすすめです。


 TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) | TEX加藤 |本 | 通販 | Amazon

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ) | TEX加藤 |本 | 通販 | Amazon
 
TOEICの頻出単語が網羅されていることから、TOEIC受験者から絶大な人気を誇っている2冊です。
 
『銀のフレーズ』に記載されている最重要単語1,000語は、必ずすべて暗記しましょう。
『金のフレーズ』は600点レベルの400語、パートの1重要語100まで暗記すればOKです。
 
上記を暗記すると、TOEICに頻出する1,500語を習得することができます。
知っている単語が増えると、リーディングだけでなく、リスニングのスコアアップにも役立ちます単語が曖昧なままだと、勉強していても「どういう意味だっけ?」とその都度調べるなど、効率が悪くなります。なので、まず初めに600点レベルに必要な単語を身につけましょう。

4-2. 文法のおさらいをする

スコアが600点未満の人は、文法の基礎をおさらいする必要があります。
何となく分かっている部分を「完璧に理解できる」レベルまで引き上げましょう。
 
先にお伝えしたように、中学レベルの英文法をマスターしていればTOEICで600点を突破することは可能です。中学英文法にフォーカスした参考書はたくさんありますが、以下の『TOEICテスト中学英文法で600点!』は非常に分かりやすくおすすめです。


【音声DL付】 TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点! | 小石 裕子 |本 | 通販 | Amazon

4-3. Part5と6の対策をする

中学レベルの文法知識が身についたら、リーディングセクションでスコアを稼ぎやすいPart5と6の対策を行いましょう。
 
使用するテキストは、『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』と『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』の2つです。
 
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』は、見開きの左側に問題、右側に解答の構成なので、解いて答えをすぐに確認できるのが特徴です。問題の質が高く、網羅性が高いので、時間がない人はこの1冊を完璧にするのでも良いでしょう。

 
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 | TEX加藤 |本 | 通販 | Amazon
 
『1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急』はコンパクトなサイズで、スキマ時間での学習に適しています。著者の花田先生の解説音声がついており、非常に分かりやすいのもポイントです。


 1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ) | 花田 徹也 |本 | 通販 | Amazon
 
この2冊をしっかりやれば、リーディングセクションのPart5と6は飛躍的に点数が伸びるはずです。
 
Part5と6でスコアを獲得することができれば、リーディングセクションで300点を取ることは十分可能です。レベルが高いPart7は600点を目指すなら、特別な対策は不要です。

4-4. 公式問題集を音読する

リスニング対策には音読が効果的です
音読をすることで、次の2つの効果が期待できます。

  • 英語を日本語に訳さずに理解できるようになる
  • 聞き取れなかった音が聞き取れるようになる

「聞き流すだけでリスニング力が上がる」という説もありますが、実際にはかなり難しいです。何度もいいますが、人間は知らない単語を聞き取ることはできないからです。
リスニング力を上げるには、英文を理解した上で、音読をすることが重要になります。
 
スコア600点を目指すなら、リスニング対策の音読には、あなたがTOEICを受験するタイミングの最新版の公式問題集を使うのがおすすめです。


 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8 | ETS |本 | 通販 | Amazon
 

公式問題集がおすすめな理由

  • リスニング音声が本番の試験と同じナレーター
  • スクリプトがついている
  • リスニングセクションの出題形式に慣れる

音読は繰り返し行うことが大切です。同じフレーズを何度も音読することで、リスニング力が高まります。1つのフレーズに対して最低3回は音読するといいでしょう。

4-5. 公式問題集を解く

リーディング、リスニング対策の学習が終わったら、公式問題集を解きましょう。
 
公式問題集を解く時は、できるだけ本番同様に2時間通して行いましょう。
TOEIC試験は集中力と時間配分が勝負です。
2時間続けて問題を解くことで、「自分はどのあたりで集中力が切れそうか」が分かるので、リーディングセクションの着手する順番や時間配分を見極めることができます。


5. TOEIC600点突破に役立つおすすめのアプリ

最後にTOEIC600点突破に役立つおすすめのアプリを3つご紹介します。
便利なツールを活用して、賢くスコアアップを目指しましょう。

5-1. abceed

出典:abceed
 
「スキマ時間を活用して勉強したい」という人におすすめのアプリは、『abceed(エイビーシード)』です。
AIがあなたのレベルに合った問題を出題してくれるだけでなく、過去に間違えた問題を最適なタイミングで再出題。効率的に学習できるのが大きな魅力です。
また、解いた結果をもとに予測スコアが分かるので、モチベーションも維持しやすいでしょう。

料金プラン無料プラン(機能制限あり)
有料プラン
1ヶ月:2500円
3ヶ月:5400円  (1800円/月)
1年間:16,800円(1400円/月)
ダウンロードApp Store
Google Play

5-2. スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース

出典:【公式】続けられるTOEIC® L&R TEST対策アプリ|スタディサプリENGLISH
 
TOEICで必要な学習がすべて網羅されているのが、スタディサプリENGLISHの『TOEIC® L&R TEST対策コース』です。
単語クイズやパート別の演習問題だけでなく、英語界のカリスマ講師・関正生先生の講義で基礎的な知識を楽しく身につけられます。関先生の講義は1回5分なので、スキマ時間を有効に使えるのも嬉しいですよね。
 
スタディサプリは有料プランのみですが、7日間の無料体験ができるので、一度試してみるといいでしょう。

料金プラン1ヶ月:3278円
6ヶ月:18,348円(3058円/月)
1年間:32,736円(1,400円/月)
公式サイト【公式】続けられるTOEIC® L&R TEST対策アプリ

5-3. みんチャレ

 
英語学習を習慣化することができれば、確実にTOEIC600点は突破できます。
しかし、習慣化を難しいと感じる人も少なくありません。
そんな時に活用して欲しいのが、習慣化をサポートするアプリ『みんチャレ』です。
 
みんチャレは同じ目標を持つ5人がチームを組み、進捗をチャットで報告し合いながら習慣化を目指します。
 
みんチャレにはさまざまな目標のチームがあります。あなたの目標に合うチームがなかったり、希望のチームが満員だったりしても大丈夫。誰でも自由に自分にピッタリなチームを作ることができます。
 
▼TOEIC600点を目標とするチームの例

 

料金プラン無料(有料プランあり)
公式サイト

みんチャレ

 

みんチャレで勉強が続く理由やおすすめのチームについては次の章で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

 


6. みんな「みんチャレ」でTOEICの勉強を続けている!

ここまでは、TOEICで600点の難易度や取得するための戦略、勉強法、おすすめのアプリについて解説してきました。
この章では、さらにの点数を伸ばすために、5章で紹介した学習を習慣化できるアプリ「みんチャレ」について詳しく解説します。

TOEICの点数を伸ばすためには学習を習慣化して継続することが大切です
ドイツの心理学者エビングハウスによると、人は期間があくと物事をどんどん忘れてしまうので、なるべく短い期間での学習が効果的であると考えられます。間をあけずに繰り返し学習を行う事で、すぐに忘れてしまう短期記憶から、記憶に長く残る長期記憶に移行することができるからです。

例えば、週末に3時間勉強するよりも、毎日30分ずつ勉強した方が効果的なのです。

しかし、「学業や仕事が忙しくて1人ではなかなか勉強が続かない」「スコアアップまで時間がかかりそうだから途中で挫折してしまうかも」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その際、習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながらTOEICの勉強を頑張ることで、モチベーションを維持し、英語の学習を習慣化できたという方がたくさんいます

漫画「ドラゴン桜2」でも、習慣化を促す最強のアプリとして紹介されています。
「みんチャレが紹介された78限目、79限目から一部の話を公開中!みんチャレが習慣化を促すのに最適な理由とは…!?

以下ではみんチャレを使ってTOEICの点数Upに成功した方の声を紹介します。

白井さん (会社員)

TOEIC 940点獲得 / 英検1級に合格!

元々完全な三日坊主でしたが、効率的な勉強方法や、学習における複利効果をみんチャレに教えてもらいました。勉強を続けられたのはチームメンバーにチャレンジを見てもらえる喜びが大きかったからです。また、努力や苦労話を共有できることや、特に英語学習のチームでは、同じ目標に向かって一緒に目指している一体感があるのがよかったと思っています。 

みんチャレは習慣化で人生がかわる、Google Map、LINEと並ぶ最強かつ必須のアプリです。

數見さん(会社員)

TOEIC 880点獲得 / 英検準1級に合格!

同じ目標を持つ仲間とお互いに日々の勉強内容を共有し、励まし合いながら続けることが刺激となって、1人で取り組んでいた時よりも学習のモチベーションを維持することができています。

さらに、自分の知らなかった教材や勉強方法を教えてもらい、その効果(結果)も参考になるので、みんチャレが良い情報交換の場としても役立っています。

この先では、みんながみんチャレを使って勉強の習慣化に成功している理由と、おすすめの使い方を紹介します。

 

6-1. 勉強が続く理由①  同じ目標の仲間がいる環境に身を置くことができる

みんチャレを使うと、アプリ上で同じ目標を持つ仲間がいる環境に身を置き、TOEICの勉強を一緒に楽しく続けることができます。

勉強はひとりで頑張っていても、「サボっちゃおう」とふと思った瞬間に挫折しがちです。

しかし、同じく頑張っている仲間にみられていることで、「自分もやらなければ」といいプレッシャーを感じることができます。

例えば漫画「ドラゴン桜2」によると、進学校の生徒が勉強ができるのは、周りが勉強する環境に身を置くからだと紹介されています。

みんチャレでは、同じ目標を持つ仲間と匿名(※)で5人1組でチームを組み、チームの仲間に、毎日頑張った証拠写真を報告したり、コメントやスタンプなどで励まし合いながら勉強に取り組みます。

アプリを使って同じ目標を持つ仲間がいる環境に身を置くだけでなく、自分の頑張りをチームのメンバーから褒めてもらったり、時には弱音を吐いての辛さを共有したり、情報交換しながら取り組むことで、毎日楽しく勉強を続けることができるのです。

英語学習チームのチャットの例


みんチャレには、TOEICスコアアップや英検合格を目指すチーム、英単語を覚える、英会話をする、や英字新聞を読むチームなど、英語学習に関する様々なチームがあります。

周りに同じ目標の友人がいない方でも、アプリ上で自分と同じ習慣を身につけたい仲間と簡単に出会い、一緒に勉強する環境に身を置くことができます。
※知り合い同士でチームを組むことも可能です

英語学習に関するチームの例

6-2. 勉強が続く理由②  勉強方法について情報交換ができる


みんチャレでは毎日の勉強の報告以外に、情報交換を通して、自分と同じ目標を持つ人が行っているリアルな学習方法や、効果的な学習方法を知ることができます。

ユーザーからは例えば

  • 「仲間から教えてもらった学習法を取り入れることで、さらに学習の効果を高めることができた」

  • 「効率的な勉強法や目安とするテキストの周回数などを共有することができてとても参考になった」

  • 「他の人がどのように目標設定して学習しているかなどは参考になりますし、時には自分では気づけなかった教材やWebサイトなどについても知ることができることも刺激になった」

という声が上がっています。

学習方法について情報交換している例

 

6-3. 目標点数が近いチームに参加するだけで勉強が続く!

6-3-1. 目標点数や試験日が近いチームに参加しよう

みんチャレを使って勉強の習慣を身につけ、TOEICの点数をUpさせるためには自分と目標点数の近い人が集まるチームに参加しましょう。

みんチャレでは、自分の境遇や目標が近い人と一緒に取り組んだ方が習慣化の効果が高いことが分かっています。

前述した通り、みんチャレでは同じ状況・属性の人と気持ちを共感しながらよりリアルな情報をやりとりしながら一緒に勉強を頑張ることができるので、

例えば、

  • TOEIC600点を目指し隊
  • TOEIC600点突破
  • 今年中にTOEIC600

など、チーム名に目標点数や試験日が記載されているチームに参加してみましょう。

TOEIC600点を目標とするチームの例

 

6-3-2. 早起きチームも組み合わせて学習効果を高めよう

また、より学習の効果を高めたい方は「早起き」チャレンジのチームにも参加し、組み合わせて習慣化することがおすすめです。

早起きを習慣化すると、

  • 朝に勉強する時間を作ることができる
  • イレギュラーな差し込みが夜より少なく時間が固定できる
  • 次の予定があって、区切りがあるのでその時間内で集中して取り組むことができる

などの効果があるからです。

みんチャレでTOEIC900点以上や英検1級を目指す人の22%は早起きチームにも参加しているなど、うまく活用している人は早起きのチャレンジも組み合わせています。

おすすめのチームは、以下のような勉強をするために早起きをするチームです。

早起きチームの例


7. まとめ

TOEIC600点のレベル感や必要な英語力、勉強法を解説してきました。
最後に記事の内容をおさらいしましょう。
 

TOEIC600点のレベル感

  • 日常会話はできる
  • TOEIC受験者の中では平均だが、日本人全体では「すごい」レベル
  • 英検に換算すると2級相当
  • 履歴書に書ける
  • 上場企業の一般社員に求められる点数

TOEIC600点に必要な英語力

  • 必要な単語数 :約5000
  • 文法レベル  :中学英語までを完璧にマスター
  • 必要な正答数 :リスニング、リーディングともに6365
  • 必要な勉強時間:100点アップあたり、200300時間

TOEICで600点を取るために
必要なこと4つ

  • 単語力を強化する
  • 中学までの文法を完璧にする
  • 出題形式に慣れておく
  • 時間の確保

TOEIC600点を獲得するための
勉強法

  • 英単語1,500語をしっかり覚える
  • 文法のおさらいをする
  • Part5と6の対策をする
  • 公式問題集を音読する
  • 公式問題集を解く

また、「TOEICの勉強が続けられるか不安」「スコアアップまで時間がかかりそうだから途中で挫折してしまうかも」と悩む人は、『みんチャレ』アプリを活用してみましょう。
同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながらTOEICの勉強を頑張ることで、「仲間が頑張っているから自分も頑張ろう」という気持ちになるため、簡単にTOEICの勉強を継続することができるでしょう。

TOEICで高得点を取得するためには、長い時間がかかります。途中で挫折してしまうことを防ぐためにも『みんチャレ』アプリで仲間を探し、勉強時間を報告しあうなどして、勉強を習慣化してしまいましょう!

 

TOEIC600点はしっかり勉強すれば、誰でも達成できるスコアです。
600点レベルの英語力があれば、海外旅行も海外サイトでのショッピングも自由にできます。英語ができることで広がる世界は、あなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。

 

 

習慣化アプリ「みんチャレ」を使う人の70%が、アプリを使い始めて21日以上習慣を継続しています。一人ではなかなか習慣化できないことでも、同じ目標を持った仲間と励まし合いながら取り組むと楽しく続けられます。まずはみんチャレアプリをダウンロードして、興味のあるチームに参加してみましょう。

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