「TOEICを受ける予定があるけど、どれくらい勉強すればいいんだろう」
「目標スコアを超えるための勉強時間の目安が知りたい」
など、あなたは今、TOEICで目標スコアを取得するための勉強時間を知りたいと考えていませんか?
「どれくらい勉強すればスコアがアップするのか分からないまま、闇雲に勉強し続けるのは辛い」と感じる人も多いでしょう。
結論から言ってしまうと、一般的にTOEIC100点アップさせるために必要な勉強時間は200時間から300時間と言われています。
例えば、あなたの現在の実力が500点前後だと想定すると、600点を取得するためには200時間ほど勉強時間を確保する必要があるということです。これは、例えば、1日2時間勉強したとして、3ヶ月程度で達成できることになります。
とはいえ、TOEICの勉強時間に関してはあくまで目安であり、実は、勉強を効率的に行うことで、必要と言われている勉強時間を短縮することも十分可能なのです。
そこで、本記事では、
- TOEICのスコアアップのために必要な勉強時間
- 【目標スコア別】TOEICの点数を上げるための勉強時間と対策
- 短期間でのスコアアップを実現するための勉強方法
- TOEICの勉強時間を確保するためのコツ
などについて詳しく解説していきます。
実際にTOEIC試験を何度も受験しており、半年で500点から830点までスコアを伸ばした筆者の経験を踏まえながら、TOEIC勉強時間のリアルについて解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
また、必要な勉強時間を確保し、目標スコアに到達するためには、学習を習慣化して継続することが大切です。
その際、習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながら頑張ることで、モチベーションを維持することができたという方がたくさんいます。
実際にみんチャレを使ってTOEICのスコアを伸ばすことに成功した方にインタビューしていますので、以下の記事を参考にしてみてください。
目次
1. TOEICを100点アップさせるのに必要な勉強時間は200時間
上述した通り、TOEICのスコアを100点アップさせるために必要な勉強時間は、200時間から300時間です。1日2時間の勉強を3ヶ月〜5ヶ月程度続けるようなイメージです。
また、現在スコアと目標スコアごとの具体的な勉強時間は下記の表を目安にしてみてください。
参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』
上記は、オックスフォード大学出版局が出している表で、現在のスコアと目標スコアから、具体的な勉強時間の目安を導き出せるようになっています。
例えば、学生時代に英検2級を取得しているという人は、予測としては500点前後の実力と考えられるので、650点を取得するのに225時間の勉強時間が必要と分かります。
ただ、こちらはあくまで目安の時間となり、「英語の基礎力がどれくらいあるか」や「留学経験」「仕事で英語を使うか」など色々な要素で変動します。また、もちろん、効率よく勉強を進めていけば時間の短縮も可能です。
実際のところ、半年でTOEIC500点から830点までスコアアップした筆者はこんなに長時間勉強していません。
550点から850点になるための勉強時間は725時間とされており、1日2時間の勉強時間を確保して1年かかる計算になりますが、せいぜい半分くらいの勉強時間しか確保していませんでした。
それでも高得点が取れた理由としては、学生時代の英語の勉強で文法が得意だったことが影響していると思われます。つまり、筆者同様、「学生時代の勉強、文法は得意だった」という人で、「リスニングに苦手意識がある」という人は、目安時間より早い時間でスコアアップする可能性が高いです。
このように勉強時間には個人差がありますし、効率的に勉強を行っていけば、勉強時間を短縮することは十分に可能なのです。
そのため、上記の表はあくまで目安と考えておくと良いでしょう。
参考:自分の現在のレベルを判断する方法
TOEICを受験したことがない人は、まずは自分の実力を無料ツールでチェックしてみましょう!30問程度でTOEICの予想点数を出してくれるツールは、下記のものをはじめとしていくつかあるため、賢く活用してみてくださいね。
- abceed
10問・15問・30問から選んで、自分のレベル判定を20分程度の時間で、無料で行うことができます。TOEIC本番の点数にかなり近い点数が出ると言われているので、ぜひ試してみてくださいね。
https://www.abceed.com/
- Z会無料診断テスト
25問解くことで、TOEICの予想点数を出すことができます。https://www.zkai.co.jp/ca/toeic/exam_check/
- TOEIC弱点診断
25問で予想点数と弱点診断、おすすめの学習方法まで提案してくれます。
https://english-study-cafe.com/toeic-shindan/
2. 【目標スコア別】TOEICの点数を上げるための勉強時間と対策
TOEICの勉強時間の目安を掴んでもらったところで、もう少し具体的なイメージを持ってもらうため、目標スコア別の必要な勉強時間とその対策について紹介していきます。
- 600点以上を目指すために必要な勉強時間と対策
- 800点以上を目指すための勉強時間と対策
- 満点を目指すための勉強時間と対策
2-1. 600点以上を目指すために必要な勉強時間と対策
現在のあなたのTOEICスコアが450点前後である場合、600点以上を目指すために必要な勉強時間は450時間、対策としては基礎固めをする段階になります。
TOEICを受けようと考える人が、最初に目指すスコアは600点台ではないでしょうか。TOEIC600点以上というのは、就職時に履歴書に書いてポジティブに捉えられるスコアですし、時に大手企業が要求してくるスコアでもあるからです。
これまで義務教育プラスαでしか英語の勉強をしていないという人の点数は、だいたい500点前後であることが予測されるため、600点取得までの勉強時間の目安として、450時間程度を確保する必要があります。
1日3時間勉強をして5ヶ月という計算になりますが、だいたい半年程度かかると考え、勉強を進めていきましょう。
目指すべきTOEIC600点の実力は一般的には下記の通りになります。
600点台の人の点数 | 実力 | |
リスニング | 300点から350点 | 6割から7割程度は正解できるため、リスニングの基礎力はある状態。 |
リーディング | 250点から300点 | 単語や文法の基礎力はあるが、多少苦手な分野が残っている。長文読解のスピードも上がってきているが、おそらく最後、20問程度解き終わらず残ってしまう。 |
600点以上を目指すための対策を一言で言ってしまうと、英語の基礎を固める段階と言えます。
具体的な勉強方法については、次章でも紹介していますが、まずは、「単語と文法」という英語の土台を固めていきましょう。
TOEIC頻出単語を覚えること、苦手な文法をマスターすることをしっかりと行った上で、リスニングやリーディングの問題をこなし、TOEICの形式に慣れていきます。英語の基礎をしっかりと培った上で、リスニングやリーディングが6割程度解けるようになれば、600点は難しくないでしょう。
ただ、正直なところ、英語の基礎を勉強している期間が1番辛いと感じるかもしれません。なぜなら、基礎を勉強している間は、英語の土台を作っていることに等しいため、TOEICのスコアアップとして現れないことがほとんどだからです。
とはいえ、やはり、基礎を固めないことには今後のTOEICスコアアップは見込めないので、「今が1番辛い、後々もっと楽になる」と希望を持って、頑張っていきましょう。
2-2. 800点以上を目指すために必要な勉強時間と対策
TOEIC800点を目指すためには、現在450点程度の実力であれば、975時間、現在650点程度の実力であれば、500時間の勉強時間の確保が必要になります。
現在450点の実力であれば、800点を取得するためには、1日3時間勉強したとして10ヶ月かかる計算なので、1年程度かかることを想定してスケジュールを立てましょう。
現在650点程度の実力であれば、1日3時間勉強して7ヶ月かかる計算なので、半年前後を目安にスケジュールを立てていくことをおすすめします。
ただ、800点以上というのは、TOEIC受験者の10%程度しか取得できない高いスコアになるため、簡単に取れるものではなく、どちらにしても長期計画で挑む必要があります。
800点以上の人の実力は一般的には下記の通りになります。
800点の人の点数 | 現在の実力 | |
リスニング | 400点から450点 | 8割から9割の正答率。つまり、ほとんど聞き逃すことがなく、細かいところや複雑なところを時々聞き逃す程度。 |
リーディング | 350点から450点 | 文法問題で多少迷う問題がある。また、長文読解問題も全部終わらないことがあるが、それでも終わらないのは数問程度。 |
もし、あなたがTOEICスコア600点以上であれば、ある程度、英語の基礎力はついてきていると判断できます。
そのため、800点以上を目指すためには、リスニングとリーディングの正答率を上げるため、問題を多く解くことが大切です。
公式問題集や市販のTOEIC予想問題集を利用して、本番同様に問題を解くことと、自分の苦手分野を重点的に勉強していくことで点数は伸びていきます。
具体的な勉強方法としては、ディクテーションやシャドーイングを行うと良いでしょう。ディクテーションやシャドーイングを行うことで、リスニングでキャッチできる単語の量が増え、リーディングスピードを上げることができるからです。
ディクテーションやシャドーイングについて、詳しくは、3章「3.短期間でスコアアップを実現するための勉強方法」で紹介しています。
2-3. 満点を目指す
「TOEICに挑戦するのであれば、せっかくなので満点を目指そう!」と考える人もいるかもしれません。
ただ、現在450点の実力であれば、1300時間、650点であれば825時間、850点であっても325時間の勉強時間を確保しなくてはいけません。
TOEIC900点以上であれば、就職時にも「英語ができる」というだけでなく「コツコツと勉強ができる人物」という評価ももらえますが、全受験生の3%程度しか取得することができない難易度の高い点数です。
満点を目指すのであれば、間違いなく長い時間がかかるので、覚悟して挑むようにしましょう。
もし、あなたが、TOEIC800点以上を取得していたら、リスニングもリーディングもかなり高い実力を持っているはずなので、特別な勉強は必要ないです。
おそらく「リスニングは2回聞けばほぼ聴き取れる」「リーディングは時間さえあれば全問正解できる」といった実力であるため、あとは、いかにリスニング1回で全てを聞き取れるか、リーディング問題における読解スピードを上げられるか、それだけです。
対策としては、公式問題集を繰り返し解き、間違えた問題を中心に何度も復習し、全問正解できる実力を磨いていきましょう。
3. 短期間でスコアアップを実現するための勉強方法
TOEICのスコアアップのために必要な勉強時間はあくまで目安であり、効率よく勉強を進めていくことで短縮することができます。
本章では、短期間でスコアアップを実現するための勉強方法について紹介します。
- TOEIC頻出単語を覚える
- 文法をマスターする
- リスニングに慣れる
- リーディングのスピードアップを目指す
- TOEICのテクニックを押さえる
3-1. TOEIC頻出単語を覚える
短期間でスコアを上げるために、TOEIC頻出単語を効率よく覚えていきましょう。
「英単語を覚えるのなんて当たり前では?」と感じた人も多いかもしれませんが、英単語の暗記をスキップできる裏技などはありません。
ただ、幸運なことに、TOEICには「よく出題される英単語」というものが存在し、すでに体系化されているので、それを覚えるだけでOKなのです。TOEIC専用の単語帳やTOEIC対策のアプリなどを活用して、英単語の強化をしていきましょう。
単語暗記のコツとしては、「一定期間に同じ単語に触れる回数を増やす」です。例えば、1週間で100語暗記するとしたら、毎日100語をスピーディーに見ていき、それを1週間継続します。1日あたり20分程度で終わる上に、4日目にもなればかなりの量の単語を暗記できていることでしょう。
参考書でおすすめなのは、下記の「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」になります。600点、730点、860点、990点とレベル別にやるべき単語が分かれているため、目標スコアの単語を確実に覚えていきましょう。
出典:Amazon
3-2. 文法をマスターする
短期間でスコアをアップさせるため、文法をマスターしましょう。こちらも「英語の勉強において当たり前のこと」ではありますが、決してスキップすることはできません。
「学生時代、英語が苦手だった」という人などは、文法の基礎力がかなり欠けているため、文法をマスターするのに時間がかかると覚悟しておきましょう。
確かに、文法をマスターせずに単語強化とリスニング、リーディングの問題演習だけでもある程度の点数まではスコアを伸ばすことは可能です。ただ、あなたが800点以上を目指しているのであれば、文法をきちんとやっていないと必ず伸び悩むでしょう。
多くのTOEIC専門家も「文法はリスニングにおいてもリーディングにおいても大切」と断言しています。
なぜか、TOEICや英会話においては、文法が軽んじられていることがありますが、ネイディブでない私たちにとっては、文法という基礎を積み上げていくことは非常に重要なことと言えます。
文法をマスターする具体的な方法としては、中学英語の文法すらあやしい人は、薄い参考書を1冊購入して文法全体の復習を行うところから始めましょう。
中学英語の文法はある程度理解しているという人は、1度パート5の問題を解いてみて、苦手な箇所を中心に勉強を進めていくようにしてみてください。
3-3. リスニングに慣れる
短期間でスコアを効率よく上げるためには、リスニングで点数を取れるようにしましょう。もしかしたら、学校教育の影響などにより、リスニングに苦手意識を持っている日本人は多いかもしれません。
ただ、TOEICにおいては、リーディングよりリスニングの方が点数が高い人が多く、また、リスニングの方がスコアアップしやすいです。
筆者も、最初にTOEICのリスニングを聞いた時には何も聞こえなくて絶望しましたが、今ではリスニングパートにおいて、9割程度の正解を選べるようになりました。これは、単語と文法の基礎を固めた上で、下記のような勉強方法を実践したことで、英語の発音に耳が慣れたからです。
ディグテーション | ディクテーションとは、英語の音声を聴きながら、全ての英文を書き写す方法のことです。「自分がどの単語を聞き取れなかったのか」が明確になるのでぜひ試してみてください。 特に、パート1やパート2は、英文全てを聞き取る必要があるため、ディクテーションを行うことをおすすめします。 |
シャドーイング | シャドーイングとは、英語の音声を聴きながら、それを真似して発音する方法です。リスニングパート全て、必ずシャドーイングを行いましょう。発音できない音は聴き取れないので、リスニングパートの点数をアップさせるために非常に有益な方法です。 |
どんなにリスニングに苦手意識を持っていたとしても、単語と文法の基礎に加えて、上記の勉強方法を実践すれば、必ずリスニングの点数は伸びるので、ぜひ実践してみてくださいね。
3-4. リーディングのスピードアップを目指す
短期間でスコアを効率よく上げるため、リーディングパートの解答スピードをあげていきましょう。
リーディングパートはパート5からパート7までの全100問を75分で解かなくてはならないので、かなりのスピードが求められます。ただ、スピードが上がれば上がるほど、点数も上がっていきます。
リーディングパートの理想的な時間配分は下記の通りですが、多くの人が余裕を持って全ての問題を終わらせることができません。
パート5(文法問題) 30問 | 10分 |
パート6(長文穴埋め問題) 16問 | 10分 |
パート7(長文読解問題) 54問 | 55分 |
そこで、スピーディーに問題を終わらせるため、文法の強化と、長文読解のスピードを上げる練習を行なっていきましょう。
長文読解のスピードを上げるためには、前項ですでに紹介したシャドーイングをリーディングの長文でも行うことをおすすめします。なぜなら、長文読解においては、「返り読み」や「日本語に訳す」ような時間はなく、英文の頭から読み進めて英語のまま内容を理解する力が求められるからです。
リーディングパートにおける時間配分やうまく時間配分を行うためのコツ・勉強方法については、下記の記事に詳しく記載しているので、併せてご確認ください。
3-5. TOEICのテクニックを押さえる
最後に、短期間でスコアを効率よく上げるため、TOEICを解く際のテクニックを押さえておきましょう。TOEICには様々なテクニックが存在するため、テクニックを知っているか知らないかで、点数に差がついてきます。
ただ、テクニックばかり追い求めて、英語の基礎力を磨かなければ、途中で必ずスコアの伸び悩みという壁にぶつかります。そのため、英語の基礎力を伸ばしながら、TOEICのテクニックについて学ぶことをおすすめします。
ここでは、スコアに大きな影響を与える代表的なテクニックをまとめました。
パート | 押さえておくべきテクニック |
パート2 (応答問題) | 必ず最初の音(when、whereなど)を逃さない。最悪、最初の音だけ聞き取れれば答えられることもあります。 |
パート3、パート4 (会話、スピーチ) | 先読みを必ず行う。1話あたり3つの設問があるが、スピーカーが3つめの設問を読み上げるまでに全ての問題を解答し、スピーカーが3つめの設問を読み上げて、次の問題が始まるまでの間に、次の設問3つを読んでおく |
パート5 (文法問題) | 1問あたり20秒程度で解答する。 品詞問題は「形」で正解を導く。 |
パート7 (長文読解問題) | 分かる問題から解く。ほとんどの人が全ての問題を終えられないが、必ず全てのマークシートを塗りつぶす。 |
上記はあくまで一例であり、TOEICには数多くのパターンやテクニックが存在しますが、それらを習得するには、TOEICの予想問題を何度も解いて学んでいくことが大切です。
4. TOEICの勉強時間を確保するためのコツ
「TOEICのスコアアップのために勉強時間がある程度必要なのは分かったけど、忙しくてなかなか時間が取れない」という人に向けて、下記、TOEICの勉強時間を確保するためのコツを紹介します。
- 隙間時間を活用する
- 朝時間を活用する
- 先に勉強の予定を入れる
4-1. 隙間時間を活用する
忙しい中、TOEICのスコアアップを実現している人は、やはり隙間時間をうまく活用しています。
英語の勉強を日常に組み込み、
- 通勤中は単語を覚える
- 朝、支度している間に英語リスニングを行う
- 昼休みに文法問題の確認をしている
など、隙間時間の英語勉強をうまくルーティン化しています。
社会人であれば時間がないのは誰でも同じです。その中で、いかに時間を捻出するか、いかに効率よく勉強するかで差がついているだけなのです。
4-2. 朝時間を活用する
朝時間を活用して、TOEICの勉強をすることをおすすめします。
忙しい社会人にとって、集中力や体力が充実しており、まとまった時間が取れるのは「朝」だけかもしれません。そのため「朝」の時間をTOEICの勉強時間にあて、集中して勉強を進めていきましょう。
おすすめは、隙間時間ではできないような勉強を行うことで、苦手分野をじっくりと勉強したり、ある程度まとまった問題数をこなしたりすることをおすすめします。
4-3. 先に勉強の予定を入れる
先に英語の勉強の予定を入れることも、勉強時間を確保するためには大切です。
例えば、あなたが400点前後の実力であって、半年程度で600点以上を取得したいのであれば、最低でも1日2時間の勉強時間を確保しなければ話になりません。
英語の勉強には近道はなく、結局は地道に勉強を続けた人だけがTOEICで高得点を取得できるのです。
もし、日々の飲み会やゲーム、SNSなどの誘惑に負けてしまっているようでは、勉強は全く進まないでしょう。そのため、後から入った飲み会の予定は断る、娯楽は勉強が終わってからなど、勉強時間の確保を優先することをおすすめします。
5. みんな「みんチャレ」でTOEICの勉強を続けている!
ここまでは、TOEICのスコアアップのために必要な勉強時間や、スコアアップのための勉強法、勉強時間を確保するコツついて解説してきました。
この章では、さらにの点数を伸ばすために、学習を習慣化する方法についてご紹介します。
TOEICの点数を伸ばすためには学習を習慣化して継続することが大切です。
ドイツの心理学者エビングハウスによると、人は期間があくと物事をどんどん忘れてしまうので、なるべく短い期間での学習が効果的であると考えられます。間をあけずに繰り返し学習を行う事で、すぐに忘れてしまう短期記憶から、記憶に長く残る長期記憶に移行することができるからです。
例えば、週末に3時間勉強するよりも、毎日30分ずつ勉強した方が効果的なのです。
しかし、「学業や仕事が忙しくて1人ではなかなか勉強が続かない」「スコアアップまで時間がかかりそうだから途中で挫折してしまうかも」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その際、習慣化アプリ「みんチャレ」を活用して同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながらTOEICの勉強を頑張ることで、モチベーションを維持し、英語の学習を習慣化できたという方がたくさんいます。
漫画「ドラゴン桜2」でも、習慣化を促す最強のアプリとして紹介されています。
※「みんチャレが紹介された78限目、79限目から一部の話を公開中!みんチャレが習慣化を促すのに最適な理由とは…!?
以下ではみんチャレを使ってTOEICの点数Upに成功した方の声を紹介します。
TOEIC 940点獲得 / 英検1級に合格!
元々完全な三日坊主でしたが、効率的な勉強方法や、学習における複利効果をみんチャレに教えてもらいました。勉強を続けられたのはチームメンバーにチャレンジを見てもらえる喜びが大きかったからです。また、努力や苦労話を共有できることや、特に英語学習のチームでは、同じ目標に向かって一緒に目指している一体感があるのがよかったと思っています。
みんチャレは習慣化で人生がかわる、Google Map、LINEと並ぶ最強かつ必須のアプリです。
TOEIC 880点獲得 / 英検準1級に合格!
同じ目標を持つ仲間とお互いに日々の勉強内容を共有し、励まし合いながら続けることが刺激となって、1人で取り組んでいた時よりも学習のモチベーションを維持することができています。
さらに、自分の知らなかった教材や勉強方法を教えてもらい、その効果(結果)も参考になるので、みんチャレが良い情報交換の場としても役立っています。
この先では、みんながみんチャレを使って勉強の習慣化に成功している理由と、おすすめの使い方を紹介します。
5-1. 勉強が続く理由① 同じ目標の仲間がいる環境に身を置くことができる
みんチャレを使うと、アプリ上で同じ目標を持つ仲間がいる環境に身を置き、TOEICの勉強を一緒に楽しく続けることができます。
勉強はひとりで頑張っていても、「サボっちゃおう」とふと思った瞬間に挫折しがちです。
しかし、同じく頑張っている仲間にみられていることで、「自分もやらなければ」といいプレッシャーを感じることができます。
例えば漫画「ドラゴン桜2」によると、進学校の生徒が勉強ができるのは、周りが勉強する環境に身を置くからだと紹介されています。
みんチャレでは、同じ目標を持つ仲間と匿名(※)で5人1組でチームを組み、チームの仲間に、毎日頑張った証拠写真を報告したり、コメントやスタンプなどで励まし合いながら勉強に取り組みます。
アプリを使って同じ目標を持つ仲間がいる環境に身を置くだけでなく、自分の頑張りをチームのメンバーから褒めてもらったり、時には弱音を吐いての辛さを共有したり、情報交換しながら取り組むことで、毎日楽しく勉強を続けることができるのです。
みんチャレには、TOEICスコアアップや英検合格を目指すチーム、英単語を覚える、英会話をする、や英字新聞を読むチームなど、英語学習に関する様々なチームがあります。
周りに同じ目標の友人がいない方でも、アプリ上で自分と同じ習慣を身につけたい仲間と簡単に出会い、一緒に勉強する環境に身を置くことができます。
※知り合い同士でチームを組むことも可能です
5-2. 勉強が続く理由② 勉強方法について情報交換ができる
みんチャレでは毎日の勉強の報告以外に、情報交換を通して、自分と同じ目標を持つ人が行っているリアルな学習方法や、効果的な学習方法を知ることができます。
ユーザーからは例えば
「仲間から教えてもらった学習法を取り入れることで、さらに学習の効果を高めることができた」
「効率的な勉強法や目安とするテキストの周回数などを共有することができてとても参考になった」
「他の人がどのように目標設定して学習しているかなどは参考になりますし、時には自分では気づけなかった教材やWebサイトなどについても知ることができることも刺激になった」
という声が上がっています。
5-3. 目標点数が近いチームに参加するだけで勉強が続く!
5-3-1. 目標点数や試験日が近いチームに参加しよう
みんチャレを使って勉強の習慣を身につけ、TOEICの点数をUpさせるためには自分と目標点数の近い人が集まるチームに参加しましょう。
みんチャレでは、自分の境遇や目標が近い人と一緒に取り組んだ方が習慣化の効果が高いことが分かっています。
前述した通り、みんチャレでは同じ状況・属性の人と気持ちを共感しながらよりリアルな情報をやりとりしながら一緒に勉強を頑張ることができるので、
例えば、
- TOEIC680点を目指し隊
- TOEIC800点突破
- 今年中にTOEIC600
など、チーム名に目標点数や試験日が記載されているチームに参加してみましょう。
5-3-2. 早起きチームも組み合わせて学習効果を高めよう
また、より学習の効果を高めたい方は「早起き」チャレンジのチームにも参加し、組み合わせて習慣化することがおすすめです。
早起きを習慣化すると、
- 朝に勉強する時間を作ることができる
- イレギュラーな差し込みが夜より少なく時間が固定できる
- 次の予定があって、区切りがあるのでその時間内で集中して取り組むことができる
などの効果があるからです。
みんチャレでTOEIC900点以上や英検1級を目指す人の22%は早起きチームにも参加しているなど、うまく活用している人は早起きのチャレンジも組み合わせています。
おすすめのチームは、以下のような勉強をするために早起きをするチームです。
6. まとめ
本記事では、TOEICの勉強時間について解説しました。
一般的にTOEICスコア100点アップするために必要な勉強時間は200時間から300時間と言われています。
また、現在スコアと目標スコアから詳しく勉強時間を算出したい人は、下記の表を参考にしてみてください。
参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』
ただ、上記の勉強時間については、効率よく勉強を行うことで、短縮することが可能です。あくまで目安として、勉強スケジュールを立てる際の参考程度に捉えると良いでしょう。
とはいえ、特に、初級者は最初、単語や文法などの基礎固めをしなくてはならず、1番忍耐力を必要とする時期でもあります。
もし、「TOEICの勉強が続けられるか不安」「スコアアップまで時間がかかりそうだから途中で挫折してしまうかも」と悩む人は、『みんチャレ』アプリを活用してみましょう。
同じ目標の仲間と一緒に励まし合いながらTOEICの勉強を頑張ることで、「仲間が頑張っているから自分も頑張ろう」という気持ちになるため、簡単にTOEICの勉強を継続することができるでしょう。
TOEICで高得点を取得するためには、長い時間がかかります。途中で挫折してしまうことを防ぐためにも『みんチャレ』アプリで仲間を探し、勉強時間を報告しあうなどして、勉強を習慣化してしまいましょう!