「仕事もプライベートも何もかもうまくいかない」
「周りの人は自分よりも成功していてうらやましい」
さまざまなことが「うまくいかない」と感じると、人生がつらく苦しいものになってしまいます。どうすればいいのか、何を変えればうまくいくようになるのかわからず、苦しんでいるという人もいるでしょう。
何もかもうまくいかないと感じるのは、その人の根本的な考え方や習慣が原因であることが多くあります。そのような状況から脱出するには、自分を理解して変えていくことが大切です。
しかし、気分が沈みきってしまっている状態では、自分を変えるための気力も湧きおこりません。
そこで、この記事では以下の内容を詳しく解説しています。
- 何もかもうまくいかないと感じる原因
- 何もかもうまくいかない時の対処法
- 何もかもうまくいかない時にやってはいけないこと
この記事を読むことで、何をすれば気力が戻り、根本原因を解決するためにはどうすればいいかがわかります。また、何もかもうまくいかないと感じるときに読みたい名言も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1. 何もかもうまくいかないと感じる4つの原因
「何もかもうまくいかない…」と感じてしまう根本的な原因は、次のようなものがあります。
- 完璧にできない自分への自己嫌悪
- 他人と自分を比べてしまう
- ネガティブな思考になっている
- 自己肯定感が低い
自分がなぜ「うまくいかない」と感じてしまうのか、原因によって対処方法も変わります。まず、自分はどの原因に当てはまるかを確認しましょう。
1-1. 完璧にできない自分への自己嫌悪
理想が高かったり、常に完璧を求めてしまったりする完璧主義の人は、自分の中で満点でなければ「うまくいかない」と感じてしまうでしょう。
完璧主義は自分で納得ができるレベルで物事を進められる時は丁寧で質の高い仕事ができます。しかし、完璧にいかないことが続くと自分を追い詰めてしまい、行動を先延ばしにしてしまうケースもあります。
すると、行動を先延ばしにしたことで成果を得られなくなり、余計にストレスを溜めこむといった負のスパイラルに陥ります。このような状態になると、「何もかもうまくいかない」と感じてしまうでしょう。
1-2. 他人と自分を比べてしまう
「同僚がいつも成果を出しているのに、自分はなぜできないのか」
「周りはみんな結婚しているのに、私は恋人もいない」
このように、周囲の人と自分を比べてネガティブな気持ちになることはありませんか?また、自分が世間一般のイメージと違うことに落ち込んではいないでしょうか。
人と自分を比べて羨んだり妬んだりしていると、自分自身に「だめな人間」というレッテルを自ら貼ってしまうことになります。そうすると、何をやっても人生がうまくいかないように感じてしまうでしょう。
1-3. ネガティブな思考になっている
仕事やプライベートでうまくいかないことがあると、ネガティブな思考に陥ってしまう瞬間があるでしょう。
一時的なものならいいのですが、そのような状態が長く続くと、すべてにおいて嫌な面ばかりが目立って見えてしまいます。
すると、「今日も一日楽しいことなんてなかった」「自分にはいいことなんて何もない」といったように、すべてがうまくいかないと感じてしまうでしょう。
1-4. 自己肯定感が低い
自己肯定感とは、ありのままの自分を認められることです。自己肯定感が高ければ自分自身の価値を理解して満足できますが、低ければ自分は無価値だと考えてしまいます。
自己肯定感が低くなる原因は、成功体験が少ない場合が多いでしょう。前述の完璧主義も理想が高いため、自分の中で成功と言えない行動が多くなり、自己肯定感が低くなる傾向があります。
自己肯定感が低いと「どうせ自分にはできない」と考え、さまざまなものを諦めたり手放したりしてしまい、結果として「何もかもうまくいかない」と感じてしまうでしょう。
2. 何もかもうまくいかない時の対処法【行動編】
「何もかもうまくいかない」と感じている状態は、気分が落ち込んでしまっている状態です。まずは、落ち込んだ気分を少しでも和らげるところから始めましょう。
気分をフラットな状態に戻すために効果的な行動が以下の5つです。
- 誰かに話しを聞いてもらう
- 外に出て歩いてみる
- 睡眠をしっかりとる
- 「まぁ、いいか」を口ぐせにする
- 小さな成功体験を積み上げる
すぐに試せることから紹介していきますので、できそうなものを試してみましょう。
2-1. 誰かに話しを聞いてもらう
何もかもうまくいかないと感じている時は、ネガティブな考えが頭から離れない状態です。そのままひとりで抱え込んでいても、余計にネガティブになってしまうでしょう。
そのような状態から抜け出すためにも、まずは誰かに話しを聞いてもらいましょう。
家族や友人など身近な人はもちろん、話し相手がいないのであれば愚痴や相談などを聞いてくれる有料の電話相談を利用するのもいいでしょう。
例えば、「うまくいかないと感じるけれど、何が問題なのか、何がつらいのかわからない」
という人もいるでしょう。そのような場合でも、ありのままを話してみてください。
話すことで的確なアドバイスが貰えるかどうかは重要ではなく、悩んでいることやつらいことなどを言葉にして説明することで、自分自身を客観的に見ることができます。
自分の悩みに対して考えを整理することができ、本当に自分が悩んでいることはなんなのかがわかります。場合によってはそれほど思い悩むことでもないと気づくこともあるでしょう。
また、気持ちを言葉にするだけで心を落ち着けることができます。
2-2. 外に出て歩いてみる
何もかもうまくいかないと考えてしまうほど気分が落ち込んでしまうと、家に閉じこもってしまいたくなるかもしれません。しかし、なんとか体を動かして外に出てみましょう。
何もしないでぶらぶら歩くだけで構いません。太陽の光を浴びながら散歩してみてください。
家に閉じこもっていると、嫌なことばかりが頭に浮かんで悶々と考え続けてしまいます。そのような状態では、前向きな気持ちに切り替えることも難しいため、外に出ることでネガティブな思考を一度ストップさせてください。
ある程度の速さで歩けば運動になりますが、運動をするとストレス解消に効果のある「セロトニン」や「エンドルフィン」が分泌されるため、気分転換になるだけでなくストレスを減らすことが可能です。
また、脳と体の疲労度のバランスが取れていないと、寝つきが悪くなったり不眠になったりします。そのため、運動をして体が疲れを感じることで、しっかり眠れるようになるでしょう。
2-3. 睡眠をしっかりとる
「何もかもうまくいかない」と感じるほどの問題にぶつかったときは、寝逃げしてしまうのも効果的です。
悩んでいると、頭の中をグルグルとネガティブな思考が渦巻いてしまうでしょう。しかし、寝ている間に脳内の情報が整理されてすっきりとするため、必要以上にネガティブな考えをしなくても済むようになり、心の負担を和らげてくれます。
また、寝不足は気持ちを不安定にさせて集中力も欠如します。寝不足を解消することで気持ちを安定させ、仕事などにも集中して取り組めるようになるため、些細なミスや失敗を減らすことができるでしょう。
では、しっかりと睡眠をとるための方法について見てみましょう。
2-3-1. 質の良い睡眠には太陽の光が不可欠
寝つきを良くしたい場合や質の良い睡眠を取りたい場合、太陽の光は欠かせません。
起床してすぐに太陽の光を浴びると、眠気を感じる「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制されて、脳を覚醒させる「セロトニン」が分泌されます。メラトニンは太陽の光を浴びてから約14時間後に再び分泌され始めるため、朝に太陽の光を浴びておくことでその日の夜は寝つきやすくなるのです。
太陽の光と言いましたが、曇っていても太陽の光はちゃんと届きます。毎日起きたらカーテンを開け、太陽の光を5〜15分ほど浴びるようにしましょう。
朝にウォーキングやジョギングなどをおこなえば、運動によるストレス解消効果を得ながら太陽の光もしっかりと浴びることができますよ。
2-3-2. 就寝2時間前の入浴とストレッチがおすすめ
眠気を感じるためには、体の温度変化も重要です。人は体内深部の温度が下がると眠気を感じるようにできているからです。
体内深部の温度を下げるためには、まず温度を上げておく必要があります。そこで大切なのが就寝2時間前の入浴です。38〜40℃程度のお湯に20〜30分ゆっくりと浸かり、体内深部の温度を上げておきます。
その後、就寝時間まで徐々に体温が下がっていくため、自然と眠気を感じられるようになるのです。また、入浴は副交感神経を優位にしてくれるため、気分をリラックスさせてくれます。
就寝前にはストレッチを習慣づけましょう。寝る前に筋肉をやわらげて血行を良くすることで、副交感神経がより活性化します。
また、問題や悩みを抱えていると筋肉はかたくなりやすく、コリや痛みなど体に不調が出る可能性があるため、ストレッチで筋肉をやわらげてあげることで、そのような不調も起こさなくなるでしょう。
2-4. 「まぁ、いいか」を口ぐせにする
日常的に意識しておこないたいのが、「まぁ、いいか」「大丈夫」を口ぐせにすることです。すぐにモチベーションアップに繋がる方法ではありませんが、日常的に意識して使うことで完璧にできない自分を許せるようになったり、自分を卑下する回数を減らしたりすることができます。
自分で「嫌だ」「ダメだ」というようなネガティブな口ぐせは、行動も後ろ向きにします。しかし、いきなりポジティブに考えろと言われても難しいものです。
失敗したり嫌なことがあったりした際に悲観するのではなく、「まぁ、いいか」「大丈夫」などの言葉を使うことで、前向きに物事を捉えられるようになります。
すぐに効果はあらわれないかもしれませんが、自然と使えるようになった頃にはネガティブな考え方をしなくなるでしょう。
前向きになる方法についてより詳しく知りたい場合は、前向きになる方法は?ネガティブ思考が確実に変わる2つのステップ前向きになる方法を参考にしてください。
2-5. 小さな成功体験を積み上げる
前述したとおり、自己肯定感が低い人は成功体験が少ないことが多いため、日々の成功体験を積み上げてみましょう。目標を小さくして確実にクリアすることで、自ずと自己肯定感を高めることができます。
例えば、「ダイエットのために毎日10km走ろう」と考えた場合、運動不足の人にはとても高いハードルです。きっと1日で全身筋肉痛になり、なかなか続けることは難しいしでしょう。ここで挫折をすると「決めたこともできない自分はダメな人間だ」と自己肯定感は下がります。
このようにならないために、「まずは10分のウォーキングをする」というような小さな目標にしておけば、クリアするハードルを下げることができます。毎日ちゃんと決めたことをクリアしていくことで「今日もちゃんとやった」「継続できている」と自己肯定感を高めることが可能です。
仕事においても、◯時までにここまで終わらせるといったように、クリアできる目標を細かく決めてみましょう。そうすることで自分に自信をつけることができます。
3. 何もかもうまくいかない時の対処法【マインド編】
ここまで紹介した対処法で落ち込んだ気持ちをフラットにできたら、次はマインドを変えていきましょう。
マインドは効果が出るまでに時間がかかる可能性がありますが、根本的にマインドから変えていかなければ意味がありません。一時的に気持ちがすっきりとしても、また同じような考え方や行動をしていては、「何もかもうまくいかない」という状態に逆戻りしてしまうからです。
マインドを変えるためには、以下のことをおこないましょう。
- セルフコンパッションをおこなう
- ネガティブなセルフトークをやめる
- セルフコントロール力を高める
では、具体的な取り組み方を解説していきます。
3-1. セルフコンパッションをおこなう
コンパッションは「思いやり」を指す言葉で、セルフコンパッションは自分自身を思いやることです。さまざまな困難に直面した際に、思いやりを持って自分を慈しむことで楽に生きていけるようになります。
セルフコンパッションは3つの要素から成り立ちます。
- 自分への優しさ…友人に接するように自分にも優しく接すること
- 共通の人間性…自分だけでなく皆苦しみを経験しているものと思い出すこと
- マインドフルネス…自分の苦しみを大きく捉えたり小さく捉えたりせず、そこにあるというありのままの事実を受け入れること
セルフコンパッションを実践するには、以下の4つから始めてください。
体に心地よいことをする | 体を休める/健康に良いものを食べる/マッサージをする/散歩をするなど、体調を整え自分を慈しむ |
自分への手紙を書く | ありのままの感情に向き合うため、苦痛を感じた状況を思い浮かべながら自分に手紙を書く※自分を含めて誰かを責める内容にしない |
自分自身を励ます | 親友が困難な状況に直面したらなんと声をかけるかを考え、自分自身を同じように励ます |
マインドフルネスを実践する | 数分間の瞑想などをおこない、自分自身を受け入れる |
セルフコンパッションについてより詳しく知りたい場合は、自己嫌悪とは?その正体とチェック診断・苦しい現状から抜け出す方法を参考にしてください。
3-2. ネガティブなセルフトークをやめる
セルフトークとは、自分の頭の中でおこなわれる会話のことです。「何もかもうまくいかない」と感じている時は、頭の中で「なぜ自分だけ」「どうしてうまくいかないのか」というようにネガティブなセルフトークを頻繁におこなっているはずです。
セルフトークは自身の行動や考え方に大きな影響を及ぼすため、ネガティブなセルフトークをし続けると、さまざまな物事を観的な見方しかできなくなってしまいます。
ネガティブなセルフトークをやめるには、次のステップのとおりに訓練してください。
STEP1. ネガティブなセルフトークに気づく
セルフトークは無自覚におこなっていることが多いものですが、特定のパターンが形成されて習慣化している傾向があります。
例えば、「面倒くさい」と感じるようなことをしなければならない時に、頭の中では「面倒くさい」「なぜ自分がやるのか」「嫌だな」といったようなネガティブな言葉が頭の中で渦巻いてしまうなどです。
これは長い人生で付いた癖であり、鼻を触る癖や髪の毛をいじる癖などと同じようなものです。自分の中でネガティブなセルフトークの癖が出る場面に気づきましょう。
STEP2. ネガティブなセルフトークを修正する
無意識のものに気づけるようになれば、修正することが可能になります。ネガティブなセルフトークを自覚したら、自分の意志でストップさせていい思考に修正しましょう。
先ほどのように、「面倒くさい」と感じるようなことをしなければならない場面で、「なぜ自分が」と考えてしまったとします。そのことに気づいたら「今やっておけばあとが楽になるからやってしまおう」といったように前向きな思考に変えてみてください。
長い間染みついた癖はすぐに直せるものではないかもしれません。しかし、意識して修正していくことでいつかは前向きな考え方を癖にすることができます。
ネガティブなセルフトークに関してより詳しく知りたい場合は、ネガティブ思考を治すには?誰でもできる簡単で効果ありの改善方法を参考にしてください。
4. 何もかもうまくいかない時にやってはいけない3つのこと
何もかもうまくいかないときにやってしまいがちな行動で、特にやってはいけないことは以下の3つです。
- 自分を責める
- 過食する
- 周囲にあたる
これらがなぜいけないのかについて、詳しく解説します。
4-1. 自分を責める
自分を責める行為はなにも自分にプラスになりません。
自分を責め続けていると、実際には自分は間違っていないのに他人の方が正しいと考えてしまったり、自分の意見を言えなくなってしまったり、自分の行動を否定してしまうようになります。
そうなると、対応力や決断力は失われていき、自分で自由に発想したり行動したりすることはできなくなります。他人とも対等ではなくなってしまうでしょう。
自分を責めるということは、ネガティブなセルフトークをしているということです。反省することは大切ですが、自分を責めてもストレスが解消されるわけでもなく、何も良いことはありません。
つい自分を責めてしまう場合は、ネガティブなセルフトークをやめる訓練をしてみてください。
4-2. 過食する
落ち込んだりイライラしたりした際に、つい食べ過ぎてしまうという人もいるでしょう。しかし、過食は心にも体にもマイナスな要素しかありません。そのような状態で食べ過ぎてしまう場合はお菓子や糖質をたっぷりと含む食事など、あまり健康的ではないものを食べてしまうでしょう。
イライラしているときに糖質たっぷりの食べ物をたくさん食べると、血糖値が急激に上昇します。すると体は早く血糖値を戻そうとするため、今度は血糖値が急降下します。この血糖値の乱高下がメンタルを不安定にしてしまうため、過食は逆効果にしかならないのです。
過食が日常化してしまうと、食べてしまったことに罪悪感を覚え、なかったことにしようと嘔吐する「過食嘔吐」になってしまうリスクがあります。すると、「食べたら吐けばいい」と過食がエスカレートすることも少なくありません。
過食嘔吐を繰り返すと、胃酸で食道や歯がボロボロになってしまい、体へのダメージも受けます。むしゃくしゃして過食しそうになったら、まず運動をしてみたり誰かに話しを聞いてもらったりと、別のことを試しましょう。
4-3. 周囲にあたる
精神的にも肉体的にも余裕がなくなると、些細なことにカッとして人にあたってしまうという人もいるでしょう。それは、冷静に人の意見を聞き入れたり、自分のミスなどを冷静に分析したりする余裕がないからです。
その結果、他人から何かを指摘されただけで怒り、言わなくてもいいようなことを言ってしまうということが起こります。
周囲にあたることは、周りの人の信頼をなくします。同時にあなたが「キレやすい」「人の話を聞かない」といったレッテルを貼られてしまう可能性もあるでしょう。
そうならないためにも、カッとなったらまず深呼吸をして気持ちを落ち着けてください。怒りの発生から理性の発動までは6秒ほどかかると言われています。6秒自分をグッと抑えて、客観的に見ることができるようになったら「怒るべき場面か」「言い方は問題ないのか」を考えてみましょう。
5. 何もかもうまくいかない時に思い出したい名言
最後に、「何もかもうまくいかない」と落ち込んだ時に前向きになれる名言をご紹介します。
喜多川泰 | 人生の成功者になるというのは、逆境をたくさん乗り越えるということと同義でもあります。 |
寺山修司 | 振り向くな、振り向くな。後には夢がない。 |
井上靖 | 幸福は求めない方がいい。求めない眼に、求めない心に、求めない体に、求めない日々に、人間の幸福はあるようだ。 |
村上信五 | 誰かを抜かすとかよりもまずは自分が進むこと。走れる分だけ少しずつ。 |
辰吉丈一郎 | 前にも進めない後ろに下がることもできないという状況は誰にでも起こる。そんなときはまずできることから手をつければいい。なにもできないということはまずありえない。 |
ドクター・スース | ありのままの自分でいなさい。そして、自分が感じる事を言いなさい。それを気にする人はあなたにとって重要ではないし、あなたにとって重要な人はそんなことを気にしないからです |
オードリー・ヘップバーン | 一個の道具のように自分を分析しなさい。自分自身に対して100パーセント率直でなければなりません。欠点を隠そうとせずに、正面から向かい合うのです。 |
ウィリアム・ジェームズ | 心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。 |
イアン・ソープ | 究極の遠いゴールを見るより目に前の次のゴールを目標とする。一歩ずつ、一歩ずつ。そうでないと誰でも時には気が滅入ってしまうから |
ヘレン・ケラー | 世の中はつらいことでいっぱいですが、それに打ち勝つことも満ち溢れています。 |
なかなか気持ちが切り替えられないときや、どんな風に考えて毎日を過ごせばいいのかわからなくなったときは、これらの名言を読んでみるのもおすすめです。
6. まとめ
「何もかもうまくいかない」と感じる原因には、以下のようなものがあります。
- 完璧にできない自分への自己嫌悪
- 他人と自分を比べてしまう
- ネガティブな思考になっている
- 自己肯定感が低い
気分がふさぎこんでいては何もできなくなってしまうため、まずは以下のような行動を起こしてみましょう。
- 誰かに話しを聞いてもらう
- 運動で体を動かす
- 睡眠をしっかりとる
- 「まぁ、いいか」を口ぐせにする
- 小さな成功体験を積み上げる
気分が少しでも和らいだら、根本的な考え方や癖を直してください。
次のことを実践することで、ネガティブな考えや行動が減るでしょう。
- セルフコンパッションをおこなう
- ネガティブなセルフトークをやめる
- セルフコントロール力を高める
何もかもうまくいかないときであっても、自分を責めたり過食に走ったりするようなことは自分を傷つける行為ですので、やめてください。また、周囲にあたってしまいそうになったら、深呼吸をして心を落ち着けましょう。