読書習慣が身につかないのには理由があった!習慣化するための方法を解説

知識を身につけたり視野を広げるのに読書の習慣は最適な方法ですが、「何度チャレンジしてもすぐ挫折してしまう」「本に対する苦手意識が無くならない」という人もいるでしょう。

詳しくは後述しますが、読書の習慣が身につかない場合、本の選び方や読み方を間違えていることがほとんどです
本が苦手な状態なのに間違った方法で読書をしようとすると、さらに本に対しての苦手意識が強まるというよくないサイクルが出来上がってしまいます。

そこでこの記事では、読書を習慣化するために大切な以下の内容を解説しています。

  • 読書の習慣が身につかない理由
  • 必ず読書の習慣が身につく方法
  • 読書の習慣を身につけるメリット
  • 読書の習慣を身につけたいなら覚えておくべきポイント
  • 読みたい本が見つからない場合の本の見つけ方
  • 読書を習慣化したいなら監視してもらうのが効果的

            この記事を読むことで、なぜ読書の習慣が身につかないのか、どうすれば読書の習慣を身につけられるのかがわかります。
            さらに、本の探し方やより習慣化しやすくするための方法も解説していますので、ぜひ最後までお読みください。

            また、同じ目標を持つ仲間と一緒にチャットで励まし合いながら習慣化を目指すアプリ「みんチャレ」を使って読書習慣を継続している方がたくさんいます。

            実際にみんチャレを使って読書の習慣化に成功した方にインタビューしていますので、以下の記事を参考にしてみてください。

            漫然と過ごしていた日々が習慣化で一転!1年間の読書量50→100冊を達成した30代男性の体験談
            漫然と過ごしていた日々が習慣化で一転!1年間の読書量50→100冊を達成した30代男性の体験談

             


            目次

            1.読書の習慣が身につかない5つの理由

            今まで読書を続けようと考えてすぐに挫折してしまった場合、“本当に本が苦手”なのではなく読書の習慣化の方法を間違えているはずです
            間違った方法で本を読もうとしても、内容が頭に入ってこなかったり、思ったように本を読めずにやめてしまうなど、本に対しての苦手意識が高まってしまいます

            読書の習慣を身につけたいのであれば、間違った方法で習慣化を進めないためにも、まず「読書の習慣が身につかない理由」から理解していきましょう。

            1-1.目標の立て方を間違えている

            よく、読書の習慣を身につけたい場合「1週間で3冊読む」など、成果を目標にする人が多いですが、読書の習慣が身についていない内から成果を目標にしても、達成できなければ挫折してしまう可能性が高まります

            本を読みなれて十分に習慣づけできた状態であれば成果を目標にしても大丈夫ですが、自分が本を読むペースなどが把握できていなかったり、本に対して苦手意識のある状態で成果を目標にすると、目標を達成しなければと焦ってしまうでしょう。

            読書の習慣がない状態で目標を設定するなら、成果ではなく「1日〇分」「1日〇ページ」といった「行動」を目標にすることが大切です
            行動を目標にすることで、たとえ読むスピードが遅くても毎日の目標をクリアしていくことができます。

            目標の立て方については「2-1.「毎日5ページ」など小さな目標から始める」で詳しく解説しています。

            1-2.最初から難しい内容の本を選んでいる

            自分のためになる本を読もうと考えて、小さな文字がぎっしり詰まった本や、小難しい文体の本を選んではいませんか

            活字に慣れていない状態でそのような本を選ぶと、読み進めるのに苦労してしまい、「本を読む=苦痛」という意識を持ってしまう可能性があります。

            大切なのはまず簡単な本でも活字に慣れることです。
            読書初心者でも読みやすい本を選びましょう。

            本の選び方については「4-3.簡単に読み終えられる本から始める」で詳しく解説しています。

            1-3.他のことに気を取られて集中できない

            本を読んでいても、以下のような状況であれば集中はできません。

            • スマホが頻繁に鳴る
            • テレビがついている
            • 家族が話しかけてくる
            • 家族の生活音がうるさい

              頻繁に本を読むのを中断されてしまっては、せっかく読書をしても内容が頭に入ってこないため、本の内容が理解できなかったり、集中して読めないことにイライラして本を読むのが嫌になってしまうこともあるでしょう。

              そのような場合は、本を読む場所や時間帯の見直しが必要です

              本を読む時間の見直し方は「2-2.1日の中に「絶対に本を読む時間」を決めておく」で詳しく解説しています。

              1-4.忙しくて本を読む時間が作れていない

              仕事や勉強で忙しくて、本を買っても読まずに放置してしまえば、当然読書は習慣化できません
              「時間があるときに読もう」と考えていると、読書がどんどん後回しにされて、いつしか忘れ去られてしまうでしょう。

              時間がなくても読書を習慣化したいと考えるのであれば、スキマ時間に読書をするか、読書をする時間を作ることが大切です

              本を読む時間の作り方は「2-2.1日の中に「絶対に本を読む時間」を決めておく」で詳しく解説しています。

              1-5.1行ずつしっかり理解して読もうとしている

              本を頑張って読もうとしても、読むのが遅くてなかなか進まなければ苦手意識が強まってしまう可能性があります。
              最初のうちは活字に慣れていないため、ある程度時間がかかるのは仕方がないことですが、さらに1行ずつ理解しながら読み進めようとしていては余計に読み終わるのに時間がかかってしまいます

              内容をすべて理解できていなくても、流し読みをすることが大切です
              読み進めていくうちに、少し意味がわかっていなかった部分が理解できたりすることもありますし、重要だと感じるポイントだけを読み込んでも大丈夫です

              流し読みの仕方については、「4-4.多少理解できなくても読み進めることが大切」で詳しく解説しています。


              2.必ず読書の習慣が身につく7つの方法

              これから読書習慣を身につけたい!と思っているのであれば、以下の方法で読書をしてみましょう。

              • 「毎日5ページ」など小さな目標から始める
              • 1日の中に「絶対に本を読む時間」を決めておく
              • SNSなどで読書を続けることを宣言する
              • 本を常に持ち歩き常に読めるようにしておく
              • アラームとタイマーを活用し読み始めと読み終える時間を管理する
              • 読み終わったら本の内容をアウトプットする
              • どれだけ読んだか成果を「見える化」する

                            これらを行うことで、本を読む時間を確保することができ、読むたびに読書への意識を前向きに変えることができます。
                            では、これらの方法について1つずつ解説していきます。

                            2-1.「毎日5ページ」など小さな目標から始める

                            前述した通り、「週に3冊」といった目標は達成できなければ挫折に繋がってしまう可能性があります。
                            目標は小さなものから始めると、毎日それを達成し継続することで自信になっていきます。

                            読書の小さな目標を立てるのであれば、

                            • 1日15分読書する
                            • 1日5ページ必ず読む

                            といったような「少し頑張れば達成できる目標」にしましょう。

                            ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの論文で「習慣はどのように形成されるか」という96人の習慣化に必要な日数を調べたものがあります。

                            「水を毎日飲む」という簡単なものでも、習慣化しようとすると平均20日かかるということがわかりました。
                            さらに、腹筋を1日に50回行うという難易度の高い習慣化は、実験期間の84日以内には習慣化されなかったそうです。
                            この研究から、習慣化したいものの難易度が上がるほど習慣化するまでの日数は長くなることがわかりました

                            つまり、習慣化したいならまず「簡単な目標」から始めると、習慣化までの時間がかからないということです

                            毎日15分程度の読書であればさほど難易度は高くないため、まずは20日を目安に取り組んでください。
                            毎日15分の読書を20日続けることができたら、次は30分に時間を増やすなどして習慣化にチャレンジしてみましょう。

                            目標を立てたら紙に書き、部屋で目につく場所に貼っておくのも効果的です
                            目標を目にすることで、後回しにして忘れてしまうということも防ぐことができますよ。

                            2-2. 1日の中に「絶対に本を読む時間」を決めておく

                            もしも「朝はギリギリまで寝ている」「通勤中はスマホを触っている」という場合は、十分に本を読む時間を確保できるはずです

                            特に、朝は昼間や夜と違って急な予定が入ったりすることがないため、読書を習慣化しやすい時間です
                            15分だけでも早起きすれば、それだけ読書に時間を充てることができます。
                            また、家族など同居している人たちや周囲の音もあまりなく、スマホの通知なども少ない時間帯なので、集中して読書ができるでしょう

                            通勤が電車の場合、電車に乗っている間は読書の時間と決めておけば、毎日確実に読書をする時間を確保できます
                            満員電車で本が読めないなら、電子書籍をスマホに入れておくこともできますよね。

                            時間を決めると、読書に頭を切り替えられる「アクショントリガー」の設定も行いやすくなります。

                            ニューヨーク大学の心理学者、ペーター・ゴルヴィツァーが以下のような実験を行いました。

                            • Aのグループ…レポートを書いて12月26日までに提出すれば追加で単位を与えると伝えた
                            • Bのグループ…レポートを書いて12月26日までに提出すれば追加で単位を与えると伝え、さらに「講義後に図書室でレポートを書く」など個々にアクショントリガーを宣言させるようにした

                            このようにグループ分けを行った実験の結果、Aのグループがレポート提出率33%だったのに対して、Bのグループは75%と2倍以上の提出率となりました
                            「講義後に図書室でレポートを書く」というのは、「講義の終了」がトリガーとなっているのです

                            朝の時間や通勤中など時間を決めている場合、以下のようにトリガー設定が可能です。

                              • 朝食を食べたらすぐに読書をする…「朝食」がトリガーとなる
                              • 電車に乗ったら読書をする…「乗車」がトリガーとなる

                            このように、どの時間なら確実に毎日読書ができるのかを考えて、さらにトリガーを設定することで、読書の習慣を定着しやすくすることができます

                            2-3.SNSなどで読書を続けることを宣言する

                            読書を始める前に、SNSなどで「読書の習慣をつける」「この本を読破する」など、宣言をしてみましょう。

                            心理学で「公表効果」というものがありますが、人は「こういうふうになりたい」「これを絶対にやる」といった希望や目標を公表することで、公表に対して責任を取ろうとするからです
                            つまり、SNSなどを利用して宣言することで「発言に対する責任」を感じて、継続する意欲が高まります

                            「まずは1週間欠かさず読書ができた」「一冊読み終えた」といったように、経過報告も投稿するとより効果的ですよ。

                            2-4.本を常に持ち歩き常に読めるようにしておく

                            人との待ち合わせや電車が来るまでの時間など、ちょっとした空き時間にも本は読みましょう
                            本を常に読めるように持ち歩いたり、電子書籍をスマホに入れておけば、ふと時間ができた時にも本が読めるようになります。

                            アメリカ・デューク大学の科学者によると、人間の40%は習慣でできているそうです

                            例えば、食事中に「ご飯を口に入れよう」「噛もう」「飲み込もう」と一連の動作を常に考えることはなく、それらを自然に行えるのも習慣によるものです。
                            最近では空き時間や手持ち無沙汰になるとスマホをさわるという人が多いかと思いますが、それも「暇な時間=スマホ」という習慣が出来上がっているからでしょう。

                            その「暇な時間=スマホ」「暇な時間=読書」に変えることができれば、読書の時間は自然と増やすことができるようになります
                            それを習慣化するために、最初のうちは「暇になったら読書をする」ということを意識的に行う必要がありますが、繰り返し行うことで自然と本を開くようになるでしょう。

                            2-5.アラームとタイマーを活用し読み始めと読み終える時間を管理する

                            なかなか気分が乗らず、本を読み始めるまでに時間がかかるという場合は、アラームやタイマーを活用しましょう

                            前述した通り「アクショントリガー」は、何かを習慣化させるのに有効な手段として証明されていますが、「夜9時から30分は読書の時間」と決めた場合は、その時間に合わせてアラームをセットしておき、
                            アラームが鳴ったらすぐに読書を始めるようにします

                            そうすると「アラーム音=読書を始める合図」として頭にインプットされるため、アラームがトリガーとなり、気持ちを切り替えて読書ができるようになるのです


                            また、最初のうちは30分読むと決めてもチラチラと時計を見て「あと10分読まなきゃ」といったように時間を確認してしまうかもしれません。
                            また、次に予定が入っていれば時間が気になり集中ができなくなってしまいますよね。

                            時間を確認してしまう場合は、タイマーをセットしてタイマーがなるまでは時計を見ずに読み続けるようにしましょう
                            そうすると、時間を気にすることなく集中して読書ができるでしょう。

                            2-6.読み終わったら本の内容をアウトプットする

                            本を読み終えたら、以下の方法でアウトプットをしましょう。

                            • SNSに感想を投稿
                            • ノートなどに読んだ本の重要なポイントや感想を書き出す
                            • 本で学んだことを実践してみる

                              本を読み終えたらアウトプットをすることを繰り返すと、本に書かれた重要なポイントを読み取る力が身につきます
                              アウトプットは、読んだ本の要点をまとめたり自分なりに考察をすることなので、要点は何なのかを考えながら読むようになるからです。

                              また、読み終わった後でアウトプットすることで、その本に対する理解度が深まります
                              その本の著者が何を伝えたかったのかが理解できたり、実際に深く理解して行動に移せるようになれば、「身になる」読書ができるようになります
                              ただ本を読むだけでは吸収しきれない知識をアウトプットすることで吸収できるため、読書の楽しさにも気付くことができるでしょう。

                              SNSなら簡単にアウトプットでき、さらにアウトプットした情報を投稿として残しておくことができます。
                              アウトプット用に、読書の記録アプリのレビュー機能を活用するのもおすすめです。
                              ブクログ」や「読書管理ビブリア」などさまざまなアプリがあります。

                              読んだ内容をすぐに実践してみるのも大切なアウトプットです
                              ビジネス書など、自分の行動や思考の参考になる本を読んだら、書き出してアウトプットするだけでなく、実践も行いましょう。

                              2-7.どれだけ読んだか成果を「見える化」する

                              習慣化のためには「何日続いた」「どれだけの成果が出た」という結果が自信に繋がります
                              そのため、毎日の読書の記録や読んだ本の冊数などを記録しておくと、それを毎日見直すことで「ここまで続けられたのだから今やめるのはもったいない」と思えるようになるのです。

                              成果の見える化はアナログでもデジタルでも大丈夫ですが、必ず毎日目にする方法で行いましょう

                              さまざまなアプリをダウンロードしても、結局開かずに使わなくなるという人は、「アプリを開いて入力」という行動が面倒になってしまうため、アナログな方法がおすすめです。
                              読書用カレンダーを購入し、

                              • 本を読んだらその日付にマルをつける
                              • 本を読み始めた日と読み終わった日にしるしをつけて何冊目なのかわかるようにする

                                この2つのことをしておけば簡単に記録できます。
                                カレンダーは壁掛けや卓上のものにして、目に付くところに貼るか置いておきましょう。

                                アプリで管理ができる人なら、先ほど紹介した「ブクログ」や「読書管理ビブリア」などの読書管理アプリで管理ができますので、試してみてください。

                                 


                                3.読書の習慣を身につけるメリット


                                読書を習慣化すると、以下のような多くのメリットを得ることができます。

                                • 知識が増える
                                • 語彙力が身につく
                                • 想像力が身につく
                                • コミュニケーション能力が向上する
                                • 達成感を味わえる

                                        なぜ読書でこのようなメリットが得られるのかについて、詳しく解説していきます。

                                        3-1.知識が増える

                                        読書は、今まで知らなかったことを知るきっかけとなります。
                                        ビジネス書はもちろんですが、小説やそれ以外の本でも、何かしら新しい知識が身につきます

                                        例えばあなたがコーヒー好きで、コーヒーの本を読んだとします。
                                        そうすると、コーヒーのおいしい淹れ方だけでなく、

                                        • 淹れ方の種類
                                        • 精製方法の違い
                                        • ミルの選び方
                                        • コーヒー豆の産地による違い

                                        このようなことを知ることができるかもしれません。


                                        さらに知りたいと思ったら、違った視点から書かれた本を読めば、その分知識が深まります。
                                        知識が深まれば、実際に器具を揃えてコーヒー豆にもこだわって淹れてみたいと考えたり、コーヒーそのものに対する考え方などにも変化があるでしょう。

                                        さまざまな知識が増えることで視野も広がり、知識が身につくことで物事に対する根拠が理解できるようになるため、自信にも繋がります

                                        先ほどのコーヒーの例で説明すると、コーヒーが苦手な人に「エチオピアのコーヒーなら飲みやすいらしいよ」と説明しても、相手に「飲んでみよう」と思わせる説得力はありません。
                                        しかし、コーヒーの知識を深めていれば「エチオピアのコーヒーは苦味と酸味が少ないから後味の苦さも残らないし、フルーティーな香りがするから飲みやすいよ」と教えてあげれば、きっと相手も挑戦したくなるでしょう。


                                        相手が実際に試して、喜んでくれればコーヒーの知識に対する自信にもなり、相手もコーヒーのことならあなたに聞こうと思うでしょう。

                                        知識が深まることで、仕事にもプライベートにも役立てることが可能です
                                        また、知識量が増えていくことを楽しいと思えれば、本がどんどん好きになっていくでしょう。

                                        3-2.語彙力が身につく

                                        読書をすることで、たくさんの言葉を知ることができるため、言い回しや言い表し方の引き出しが増えます

                                        語彙力とは言葉をどれだけ知っているかや、言葉を使いこなせる力のことなので、本を読み続ければどんどん語彙力が増していくのです
                                        今まで「なんて言い表せばいいのか」と思っていたことなども、正しい言葉を使って表現できるようになるでしょう。

                                        会話などから言葉を吸収するよりも、本で実際に文字を目にした方が、どのような場面で使用する言葉なのかを理解することができます。
                                        語彙力が上がると、会話だけでなく、メールや手紙などを書く場合でも役に立つでしょう

                                        3-3.想像力が身につく

                                        本は、絵で物語を楽しむマンガなどとは違い、行間を読んだり、場面ごとに自分なりの想像をしながら楽しんだり理解するものです
                                        さまざまな本を読んで、普段はしないような想像をすることで読む人の想像力は鍛えられるため、他人の気持ちを想像したり、精神的な成長に繋がると言われています

                                        3-2-1.想像力は危機管理に役立つ

                                        想像力は、先を予測して危険を回避するために必要な能力です。
                                        想像力を高めることで、仕事においてもリスクを予測し、リスクの回避や対策・予防をすることができるようになります

                                        その結果、仕事での失敗を減らすことができるようになり、トラブルが起きた際にも落ち着いて対処ができるようになるでしょう。

                                        3-2-2.人の気持ちを汲み取ることができるようになる

                                        1人きりですべてが完結する仕事でない限り、仕事において人の気持ちを汲み取ることは大切です
                                        人の気持ちを汲み取れるかによって、上司や部下だけでなく顧客など仕事で関係のある人々への接し方も変わります。

                                        本を読んでいると、文章から登場人物の感情や気持ちを読み取ったり、なぜこのような書き方をしているのかといった文脈を考えたりするため、徐々に人の気持ちを汲み取る力が身についていくのです

                                        気持ちが汲み取れなけれないと、例えば部下が仕事で悩んでいるときにミスをしてしまった際に、それに気付かずミスを責めてしまうかもしれません。
                                        しかし、「何かに悩んでいる」と察することができれば、まず部下の悩みや不安を取り除いて上げることができるでしょう。
                                        そのようなことが自然にできるようになると、周囲から厚い信頼を得られるようになるでしょう

                                        3-4.コミュニケーション能力が向上する

                                        会話がうまく続けられない原因として「自分の考えを言葉にできない」ということが挙げられます。
                                        前述した通り、本を読んでいると語彙力が増えてさまざまな知識が身につくため、考えを相手に伝えるための言葉選びができるようになり、会話の引き出しも増えるため話題に困らなくなります

                                        また、相手の気持ちを汲み取れるようになるため、自分が話しをすると場がしらけてしまう気がしていた人でも、場の雰囲気を感じとりながら言葉の表現方法を変えるなど、スムーズに会話ができるようになるでしょう

                                        3-5.達成感を味わえる

                                        本を1冊読み終わると、達成感を味わうことができます
                                        達成感を感じることはとても大切なことで、小さなことでも何かを成し遂げると脳内に「ドーパミン」が分泌されます。
                                        ドーパミンは快楽ホルモンとも言われており、ドーパミンの分泌は以下のようなメリットがあります。

                                        • 嬉しさ・楽しさを感じられる
                                        • ポジティブで意欲的になれる
                                        • 集中力の向上

                                        特に、毎日が退屈に感じている人や、ネガティブな考え方をしてしまう人は、本を読破するという達成感を味わうことで、自分自身を前向きに変えられるということです

                                        さらに、達成感を積み重ねることで、最後までやり遂げるというクセがつきます。
                                        つまり、本を最後まで読むクセがつき、達成感を味わうことができるというサイクルが出来上がるのです


                                        4.読書の習慣を身につけたいなら覚えておくべき5つのポイント


                                        読書の習慣を身につけたいなら、ただ漠然と読書を始めるのでは挫折してしまう可能性が高いため、以下のようなポイントを抑えておきましょう。

                                        • 最初に自分なりの計画を立てておく
                                        • 重要なのは「何冊読んだ」ではなく「読み終える」こと
                                        • 簡単に読み終えられる本から始める
                                        • 多少理解できなくても読み進めることが大切
                                        • 読むのが苦痛と感じた本は無理に読み続けない

                                              なぜこれらのポイントが読書の習慣化に繋がるのかについて説明していきます。

                                              4-1.最初に自分なりの計画を立てておく

                                              計画を立てていないとゴールが見えない状態なので、どこまでやるべきなのかがわからなくなってしまいます。
                                              そのような状態だと「時間がない」ということを言い訳にして、読書をやめてしまうかもしれません。

                                              社会心理学者でコロンビア大学モチベーション・サイエンス・センター副所長のハイディ・グラント・ハルバーソンの「やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学」という著書によると、
                                              実効性を高める行動計画は
                                              「if」と「then」で考えるのが効果的なのだそうです。

                                              ハイディ・グラント・ハルバーソンはこれをif-thenプランニングという手法で紹介しています。

                                              if-thenプランニングは、

                                              • if…もしある状態になったら
                                              • then…これをやる

                                              という計画の組み立て方です。

                                              この計画の立て方にそって、

                                              1. もし月・水・金曜日になったら
                                              2. 仕事前にジムで1時間トレーニングをする

                                              という計画を立てた人たちは、ただ「ジムに行く」という漠然とした目標を立てた人たちよりも、達成率が格段に高いという結果が出ました
                                              これは、脳が「〇〇なら△△をする」という文章を記憶しやすいからなのだそうです。

                                              読書に当てはめるのであれば、「朝食を食べたら 読書をする」「電車に乗ったら 読書をする」といったような計画の立て方ができます。
                                              前述した「アクショントリガー」と組み合わせることで、読書に向かう姿勢を作ることができるでしょう。

                                              4-2.重要なのは「何冊読んだ」ではなく「読み終える」こと

                                              心理学ではある行動をうまく行うことができる自信を「セルフ・エフィカシー」といいます。
                                              ひとつの行動に対してセルフ・エフィカシーを強く感じられると、その行動を行う可能性が高まると考えられており、さらにその行動を行うための努力ができるようになるのです。

                                              セルフ・エフィカシーを高めるには「成功体験」の積み上げが有効です
                                              少し頑張れば達成できる目標を立て、その目標を達成していくことで成功体験を積み上げることができます。

                                              そうすることでセルフ・エフィカシーが高まり、さらに目標を高くしてもその目標をクリアするための力が身に付いているため、習慣化できるようになります

                                              「週に〇冊」を目標にしないのは、本によって読み終わる時間は変わるため、読むのに時間がかかる本がある場合などは目標がクリアできず、成功体験を積み上げられない可能性があるからです。
                                              そうすると、セルフ・エフィカシーは高められず、失敗を繰り返すことで挫折してしまう可能性もあります。

                                              大切なのは、時間をかけてでも読み終えること
                                              焦らずにゆっくりとしたペースでもいいので、決めた時間だけは確実に読み進めるようにしましょう

                                              4-3.簡単に読み終えられる本から始める

                                              本を読み始めようとした時に、最初から難しい本を選んでしまうと、文字を読むことに苦手意識を持ってしまう可能性があります
                                              また、最初のうちは簡単に読み終えられる本を選ぶことも、前述した「セルフ・エフィカシー」を感じることにつながるため、読書を習慣化するために大切なポイントです。

                                              簡単に読み終えられる本を選ぶときは、以下のようなものを探してみましょう。

                                              〈ビジネス書の場合〉

                                              ①色が使われているもの
                                              単色では見た目にメリハリがなく、読むのが辛くなってくるため、色が使われているものを選ぶと読み進めやすいですよ。

                                              ②文字が大きめのもの
                                              文字が大きめだと目が疲れにくく、読んでいて苦痛感がありません。

                                              ③所々に図やイメージなどが記載されているもの
                                              図などがあると、文章がイメージしやすく読み進めやすいでしょう。

                                              〈小説の場合〉

                                              ①文学小説ではなく比較的新しい小説
                                              文学小説は文語体で書かれていることが多く、読み慣れないと文章の意味を理解するのに時間がかかってしまうため、文章を読むのに慣れてからの方がおすすめです。

                                              ②長編ではなく短編集や一冊で完結するもの
                                              上下巻や何冊も出ている長編の小説は、なかなか読み終えることができずに途中で辞めてしまう可能性があるため、最初のうちは短編集や一冊で物語が完結している小説を選んだ方がいいでしょう。

                                              ③分厚くなくボリュームの少ない小説
                                              一冊完結であっても、辞書のように分厚い小説から読み始めてしまっては挫折してしまうかもしれません。まずは厚みがあまりない小説からチャレンジしましょう。

                                              4-4.多少理解できなくても読み進めることが大切

                                              本は一言一句理解しながら読もうとすると、非常に時間がかかります。
                                              なかなか読み進められないとストレスになってしまい、読書が嫌になってしまう原因となることも。

                                              しっかりと理解できていなくても、とりあえず読み進めていくことは読書を習慣化させるコツと言えます
                                              そうすることで、流し読みができるようになるため読むスピードも上がるでしょう。

                                              本を読んでいると「自分にとって必要のない情報」が記載されていることがあります。
                                              例えば、自分が既に知っている情報などが書かれている場合、読んでも新しい知識は得られません。
                                              そのような情報が不要だと感じるのであれば、読み飛ばしても大丈夫です

                                              特にビジネス本は「学びたいこと」などがあって購入するものであるため、自分が知りたい情報の「キーワード」を目で拾うようにすると、重要なポイントを見逃さずに流し読みができます。

                                              流し読みでその本を読み終えた時に、もっとしっかり内容を理解したいと思うのであれば、もう一度読み返せばより深く理解できるようになるでしょう
                                              内容全てを理解することを目的とせず、まずは読み進めることを優先させましょう。

                                              4-5.読むのが苦痛と感じた本は無理に読み続けない

                                              本を読んでいると、読み進めるのが苦痛なものが必ずあります
                                              例えば、

                                              • 作者の考え方が苦手
                                              • 表現が苦手
                                              • 文章の書き方が合わない

                                                というような理由であったり、なぜかはわからないけれどなんとなく読みにくくて辛いというものもあるでしょう。

                                                本を最後まで読み終えることは大切ですが読むのが嫌だと感じるものまで最後まで読む必要はありません
                                                我慢して最後まで読んだところで、本を読むことが嫌になってしまう可能性があるからです。

                                                自分には合わないものは、思い切って読むのをやめてしまいましょう。


                                                5.読みたい本が見つからない場合の本の見つけ方


                                                本を読む習慣がないと、まず「何を読めばいいのかわからない」ということもあるでしょう。
                                                読みたい本が見つからない場合には、以下のことを試してみましょう。

                                                • 知り合いからおすすめしてもらう
                                                • 人気のある本を読んでみる
                                                • 興味のあることに関する本を読んでみる
                                                • 図書館でさまざまなジャンルの本を読んでみる

                                                    では、これらについて詳しく説明していきます。

                                                    5-1.知り合いからおすすめしてもらう

                                                    一番試しやすいのが「知り合いからおすすめしてもらう」ことです。
                                                    おすすめしてもらう場合、趣味が同じだったり話が合うなど感性が似ている人からすすめてもらえば、その人と同じく「面白い」と思って読める可能性も高いでしょう

                                                    ビジネス書の場合は、仕事ができる同僚や尊敬する先輩や上司などから、仕事に役立った本を教えてもらうのがおすすめです
                                                    その人の仕事に対する価値観に影響を与えた本や、必要な知識を学べる本などを読むことで、なぜその人は仕事ができるのかなどもわかるかもしれません。

                                                    5-2.人気のある本を読んでみる

                                                    本屋に行っても何を選べばいいのかわからない場合、まずはベストセラーの本から手に取ってみましょう。

                                                    小説の場合は、人気のある本は目立つところに平積みされており、本屋によっては手書きのポップなどにおすすめポイントやあらすじが書かれていることもあります。
                                                    そのようなポップや本の帯に書かれたおすすめコメントなどを参考に選ぶと、興味が湧く本とそうでない本があるはずです
                                                    興味が湧いた本を一冊購入して読んでみましょう。

                                                    好きな映画やドラマと同じジャンルの小説を選ぶのもおすすめですよ。

                                                    ビジネス書を選ぶ場合は、初心者向けに書かれたビジネス書を選びましょう
                                                    前述した通り、初めから難しいビジネス書を選んでしまうと、読むのが苦痛になってしまいます。

                                                    ビジネス書には昔から長く読まれているものが多く存在します。
                                                    このような本は文章が堅く難しくなりがちなため理解するのも読み終えるのも時間がかかる可能性があります。
                                                    また、テンポ良く読み進めることができないため、途中で挫折してしまうかもしれません。
                                                    長く読まれているビジネス書は、文章が難しいことが多いため最初のうちは避けた方がいいでしょう。

                                                    本を読み始めたばかりの頃は、適度な文字の大きさで読むのが苦痛にならなそうなものを選んでください

                                                    5-3.興味のあることに関する本を読んでみる

                                                    ビジネス書以外にもさまざまな本を読むことで、幅広い知識を得られます。
                                                    仕事に役立たせるためにビジネス書を読むのはいいことですが、他の本を読むことでも視野を広げられるので、本をこれから読み始めるのであれば、まずは興味のあることに関する本から始めてみるのがおすすめです

                                                    読んだ本に、直接仕事に良い影響を与えるような情報がなくても、最初のうちは「本を読み終える」ことが大切なのです
                                                    読み終えた達成感を積み上げるため、楽しく読めそうなものを選びましょう。

                                                    例えば、車が好きなら車の歴史に関する本であったり、好きなジャンルの音楽の成り立ちの本であったり、好きな動物が出てくる物語といったように、必ず興味を持って読めるものがあるはずです。
                                                    インターネットで興味のあるものに関する本がないか検索してみましょう。

                                                    5-4.図書館でさまざまなジャンルの本を読んでみる

                                                    どんなジャンルの本なら読めるのかがわからない場合、図書館ならゆっくりと試し読みしながら選ぶことができます
                                                    さまざまなジャンルの本棚から、少しでも気になる本を手に取って冒頭部分だけでも読んでみるといいでしょう。

                                                    いくつかの本を読んでみると、どのジャンルなら読みやすいかも少しずつわかってくるはずです
                                                    図書館なら時間をかけて読むことができますし、費用もかからないのでとてもおすすめです。
                                                    気に入った本があれば借りて、自分のペースで読み進めてみましょう。

                                                     


                                                    6.読書を習慣化したいなら監視してもらうのが効果的

                                                    習慣化は自分が1人でどう頑張るかが重要な気がしますが、実はいかに他の人と一緒に頑張れるかが成功の秘訣です。
                                                    1人だけで本を読んで目標を達成するよりも、他の人とどの程度の量が読めたか、どんな本が面白かったかなどを共有しながら習慣化を進めた方が、成功率はグッと高まります

                                                    なぜかというと、習慣化のチャレンジを共有することで、人から「監視されている」のと同様の状態になります。

                                                    ハーバードビジネススクールが行った研究で、ハンドソープを使った手洗い習慣のない地域の家庭1,400世帯にハンドソープを配り、「インセンティブを与えるグループ」と「監視をするグループ」に分けて、どの程度手洗いが増えるのかを実験しました。

                                                    その結果、どちらのクループもハンドソープを使用した手洗い率が上がりましたが、監視されているグループはハンドソープを使用する確立が23%高いという結果がでました
                                                    このことからも、習慣化には監視が効果的であることが証明されています

                                                    1人で習慣化をしようとしていても、うっかり本を読むのを忘れてしまったり、なんとなく面倒になってやめてしまうこともあるでしょう。
                                                    しかし、他の人と一緒に習慣化を進めて監視をしてもらうことで、他の人がどれだけ本を読んだかなどの情報が入ってくるため、「自分もやらなくては」という気になれるのです。

                                                    とはいえ、読書を習慣化したいと考えている人を知人から探すのは大変です。
                                                    そんなときは、次に紹介する習慣化アプリの「みんチャレ」を試してみましょう。

                                                    6-1.みんチャレとは

                                                    みんチャレとは、同じ目標を持つ人たちが5人で1チームとなり、習慣化にチャレンジするアプリです
                                                    ニックネームで参加でき、いつでもグループから抜けることができるため、気軽に始めることができます。

                                                    同じ目標を持つ人たちなので、習慣化のために頑張ったことや成果を気軽に報告することができ、お互いに褒め合ったり情報を共有することもできるため、モチベーションを高く保つことができるのです

                                                    読書のチームにも以下のようなさまざまなチームがあります。

                                                    • 1日30分読書
                                                    • 毎日英語で読書
                                                    • 大人の読書会
                                                    • 1分読書
                                                    • 積ん読減らし隊

                                                    読書と検索するだけで70を超えるチームが表示されるため、自分に合いそうなチームを探したり、もちろん自分でチームを作ることも可能です

                                                     


                                                    まとめ

                                                    読書の習慣が身につかない人は、以下のような理由が考えられます。

                                                    • 目標の立て方を間違えている
                                                    • 最初から難しい内容の本を選んでいる
                                                    • 他のことに気を取られて集中できない
                                                    • 忙しくて本を読む時間が作れていない
                                                    • 1行ずつしっかり理解して読もうとしている

                                                          このような間違った方法で読書を習慣化しようとしても、本に対して苦手意識が芽生えてしまう可能性があるため、正しい習慣化の方法を身につけることが大切です。

                                                          読書を習慣化するためにおすすめの方法は以下の通り。

                                                          • 「毎日5ページ」など小さな目標から始める
                                                          • 1日の中に「絶対に本を読む時間」を決めておく
                                                          • SNSなどで読書を続けることを宣言する
                                                          • 本を常に持ち歩き常に読めるようにしておく
                                                          • アラームとタイマーを活用し読み始めと読み終える時間を管理する
                                                          • 読み終わったら本の内容をアウトプットする
                                                          • どれだけ読んだか成果を「見える化」する

                                                                    難しい方法はひとつもないので、本気で読書を習慣化したいのであればすぐにでも取り組んでみましょう。

                                                                    読書をすると、知識量の増加やコミュニケーション能力の向上によって、仕事にも日常生活にも非常にいい影響を与えてくれます。
                                                                    メリットの多い読書を習慣化させたいのであれば、以下のポイントも抑えておきましょう。

                                                                    • 最初に自分なりの計画を立てておく
                                                                    • 重要なのは「何冊読んだ」ではなく「読み終える」こと
                                                                    • 簡単に読み終えられる本から始める
                                                                    • 多少理解できなくても読み進めることが大切
                                                                    • 本は一度に何冊も購入しない
                                                                    • 読むのが苦痛と感じた本は無理に読み続けない
                                                                    • 流し読みをできるようにする

                                                                                読書を本気で習慣化させたいなら、人から監視してもらうちう方法も非常に有効です。

                                                                                みんチャレ」では多くの人が読書習慣にトライしていますので、ぜひ習慣化のための取り組みとして試してみてください。

                                                                                 

                                                                                習慣化アプリ「みんチャレ」を使う人の70%が、アプリを使い始めて21日以上習慣を継続しています。一人ではなかなか習慣化できないことでも、同じ目標を持った仲間と励まし合いながら取り組むと楽しく続けられます。まずはみんチャレアプリをダウンロードして、興味のあるチームに参加してみましょう。

                                                                                \ 100万人が使うNo.1習慣化アプリ /