痩せるためには少し生活習慣を変えればOK!成功に導く17の方法

「痩せるためにはどうしたらいいんだろう」
「痩せるためには何から始めたらいいんだろう」
 
と、あなたは今、悩んでいませんか?
 
痩せるためには、特別な何かをしなければならないと考える人も多いかもしれません。家族とは別の食事を準備したり、ジムに通ったりなど、実行できればいいですが難しいと感じる人もいることでしょう。
 
実は、痩せるためには、ほんの少し生活習慣を変えるだけでいいのです。普段の生活のほんの一部を変えるだけで、理想の体重まで減らすことができます。
 
本記事では、

  1. 痩せるためにはほんの少し「生活習慣」を変えることが大切!
  2. 痩せるために変えるべき食事習慣10選
  3. 痩せるために取り入れるべき運動習慣4選
  4. 痩せるために取り入れるべき生活習慣3選
  5. 痩せるための方法と勘違いされやすいNG行動4つ
  6. 痩せるためのダイエットを必ず成功させる秘訣

など、どんなに忙しい人でも痩せるためのメソッドが得られるような記事になっています。
 
「仕事が忙しくて運動する時間がない」「毎日家族と食事をしていて食事制限できない」など、ダイエットが難しいと感じる人も、本記事を読むことで痩せるための行動が意外と簡単であることに気がつくでしょう。
 
本記事を読み進める中で、痩せるためにはどのようなダイエット方法があるのかを理解し、自分に合った方法をぜひ見つけてみてくださいね!


目次

1. 痩せるためにはほんの少し「生活習慣」を変えることが大切!

 
痩せるためには、ほんの少し生活習慣を変えることが大切です。
 
多くの人は、「痩せるためには、特別な時間を確保した上で、厳しい食事制限や運動を実行しなければならない」と考えているかもしれません。また、下記のような行動をしなければならないと考えている人もいるでしょう。

  • 痩せるためにパーソナルジムに通う
  • 痩せるためにカロリーを緻密に計算して食事をする
  • 痩せるために毎食脂肪燃焼スープにする

忙しい毎日の中で、痩せるために「特別な時間」を確保することや「手間のかかること」を実行するのは難しく、ダイエットを後回しにしてしまうのはよくあることです。
 
しかし、実は、痩せるためには、日々の生活習慣を少し変えるだけでいいのです。
 
むしろ、特定の期間に集中してダイエットをしても、ほとんどの人はリバウンドしてしまいます。それは、ダイエットが非日常やイベントになってしまい、日常に戻った途端にダイエット中の生活を忘れてしまうからです。
 
生活習慣を変えることで徐々に痩せていく方法を選べば、一気に体重が減ることはないものの、リバウンドする可能性は低くなります。また、今後一切「苦しいダイエット」をする必要はなく、常にスリムな体型を維持できることでしょう。
 
以上のことから、痩せるためには、特別な時間を確保したり、手間をかけたりする必要はなく、ほんの少し生活習慣を変えることが大切と言えます。
 
次章から、痩せるために変えるべき生活習慣について紹介していきますね。


2. 痩せるために変えるべき食事習慣10選

 
痩せるために「いつもの食事習慣を少し変える方法」について解説します。やはり「食事習慣」を変えることが痩せるための1番の近道と言えるでしょう。
 
どれも今すぐに取り入れられることばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

  • 夕飯に炭水化物を食べない
  • 揚げ物を控える
  • 菓子パンを控える
  • カロリーのある飲み物を避ける
  • 加工食品の摂取を減らす
  • 食事と体重の記録を手帳に書く
  • 外食や自炊でなるべく魚のメニューを選ぶ
  • よく噛んでゆっくり食べる
  • 間食を工夫する
  • お酒を控える

2-1. 夕飯に炭水化物を食べない

痩せるための食事習慣として、夕飯に炭水化物を食べないことを試してみてください。
 
痩せるためには、食事の量をコントロールするのが1番効率的です。
 
ただ、緻密に1日のカロリーを計算したり、「食べてはいけないものはなんだっけ?」と毎回迷うような複雑な食事管理をしたりするのは難しいと感じる人も多いでしょう。
 
そこで、「夕飯から炭水化物を抜く」という簡単なことを試してみましょう。おかずは食べられるので満足感は高いです。
 
そして、活動量が少なく、カロリー消費が少ない夜の時間帯に食べる量を減らすことで、太りにくくなる効果も期待できます。
 
炭水化物は「血糖値を上昇させインスリンを分泌させる」性質があり、インスリンは脂肪を蓄積する役割があります。つまり、夜に炭水化物を控えることで、インスリンの分泌を抑え、脂肪がつきにくくなるのです。
 
単純なカロリー計算をすると、1杯約300kcalの白米を夕食から毎日抜けば、それだけで、1ヶ月1.5キロから2キロの減量につながります。
 
「夕飯に炭水化物を食べない」は、実行するのが難しい習慣ではない上に、大きなダイエット効果が期待できるのです。
 
ただ、注意点としては、炭水化物は身体や脳のエネルギー源となるものなので、朝食と昼食ではしっかりと摂取するようにしましょう。
 
また、夜に白米を食べることが睡眠の質を向上させるという研究があるので、睡眠の質に不安を抱えている人は、次項以降のダイエットを行うことを推奨します。

2-2. 揚げ物を控える

痩せるための食事習慣として、揚げ物を控えることをおすすめします。揚げ物は、高カロリーで脂質量が多いため、カットすれば大きなダイエット効果が期待できるからです。
 
脂質は、下記のような理由から、太る原因となります。

  • 脂質は1gあたりのカロリーが糖質・タンパク質と比べて2倍高い
  • 脂質は体内で脂肪として蓄えられやすい

そのため、カロリーと脂質量を抑えるために、意識して「揚げ物」を控えましょう。
 
脂質量が多いものは、「揚げ物」の他にもスイーツや加工食品、パンやファストフード、肉類など多くありますが、まずは、「揚げ物」を控えるだけでも大きなダイエット効果が期待できます。
 
例えば、下記の通り、揚げ物を選びそうになったら別のものに変えてみてください。

唐揚げ定食を刺身定食に変える(約300kcalのカットに成功!)
唐揚げ定食(約900kcal)→刺身定食(約600kcal)
 
カツ丼を親子丼に変える(約300kcalのカットに成功!)
カツ丼(約1000kcal)→親子丼(約700kcal)
 
居酒屋で注文するチキン南蛮を焼き鳥に変更(約400kalのカットに成功!)
チキン南蛮(約600kal)→焼き鳥・もも2本(約200kal)

上記の通り、揚げ物以外の食事を選ぶようにするだけで、1日の摂取カロリーを大幅に減らすことができます。毎日、揚げ物を食べている人は、この生活習慣を身につけるだけで、スリムな身体を手に入れられるでしょう。
 
「どうしても揚げ物が食べたい」「揚げ物を食べないとストレスになる」という場合には、1週間のうち1食だけ揚げ物を解禁してストレス解消をしましょう。
 
普段、食事をある程度控えているのであれば、「21食分(1週間分の食事)の1食だけ」揚げ物を食べても体重が急激に増加することはありません。
 
大切なのは、毎日の生活の中でなるべく揚げ物を食べないようにすることなので、1食だけ好きな揚げ物を食べることを励みに頑張れるのであれば、ご褒美として用意しておくと良いでしょう。

2-3. 菓子パンを控える

痩せるための食事習慣として、菓子パンを控えることをおすすめします。
 
菓子パンは、朝食や間食などに「軽い気持ち」で食べる人が多いかもしれませんが、軽い気持ちで食べるにはカロリーも脂質量も高すぎます
 
商品によって異なりますが、一般的な菓子パンのカロリーと脂質量を確認してみましょう。

菓子パンカロリー脂質量
メロンパン 約300 kcal約10g
デニッシュパン約300 kcal約12g
あんドーナツ約300 kcal約13g
クリームパン約200 kcal約10g
(その他の炭水化物)  
明太子おにぎり約150 kcal約0.5g
お茶漬け約250 kcal約1g

上記の通り、菓子パンは、カロリーも脂質量も非常に高いです。
 
また、菓子パンのデメリットとして、高カロリーであるのに、ふわふわしていて食べやすく満腹感を得にくいという点があげられます
 
具体的には、メロンパン1個300kcalは、コンビニで販売している明太子おにぎり約2個分と同じくらいのカロリーになりますが、おにぎり2個を食べた方が、「噛みごたえがあるので満腹感を得やすく腹持ちが良い」というのは想像に難しくないでしょう。
 
また、菓子パンとおにぎりを比較すると、おにぎりの方が圧倒的に脂質量が少ないだけでなく、食物繊維やビタミンも豊富です。
 
そのため、毎日、朝に菓子パンを食べている人は、おにぎりに変更し、おやつに菓子パンを食べている人は、ヨーグルトやナッツに変えてみましょう。それだけで、大きなダイエット効果が期待できます。

2-4.カロリーのある飲み物を避ける

痩せるためには、カロリーのある飲み物を避けると効果的です。お茶や水、ブラックコーヒーを中心に飲むようにすると良いでしょう。
 
実は、多くの人は揚げ物や糖質には敏感なのですが、飲み物に関してはカロリーを意識していないことが多いです。
 
例えば、一般的にカフェなどで注文するソイラテMサイズは「健康的な飲み物」の印象が強く、もちろん健康に良い要素はあるのですが、1杯で約200kcal・脂質量約10gもあります。これは食べ物に例えるとクリームパン1個と同様のカロリーと脂質量になります。
 
コンビニやスーパーにも「健康的な飲み物」は非常に多く販売しています。
 
「フレッシュな飲み物」「栄養素が含まれている」などの表示に、「これはきっとカロリーが低い、健康的な飲み物なのだろう」と思い込んでしまう人は多いです。
 
しかし、そのような飲み物は高カロリーであったり、脂質や糖質が多く含まれていたりなど、イメージと異なることがあります。
 
そのため、購入前に、成分表示表を確認し、カロリーと糖質量、脂質量などを確認するようにしましょう。
 
痩せるためには、「なんとなくヘルシーそう」「ビタミン豊富って書いてある」と飲み物を雰囲気で判断するのではなく、具体的な栄養成分を確認して、高カロリーのものは避けるよう心がけてみてくださいね。

2-5. 加工食品の摂取を減らす

痩せるために、毎日の食事から加工食品を減らすことを心がけましょう。
 
「何となく加工食品は太る気がする」と直感的に気が付いている人もいるでしょうが、実際に、加工食品を控えるだけでダイエット効果があるという研究は多くあります。
 
例えば、ハーバード大学の研究者が提出した研究によると、加工食品を摂取することが食欲を刺激して、太る原因につながっていると主張しています。
 
加工食品には色々な定義がありますが、一般的には、冷凍食品やカップ麺など食品の原型が分からないものと定義されていることが多いです。
 
そこで、冷凍食品やカップ麺、ファストフードといった加工食品を日常的に摂取しているようであれば、量を減らすように心がけてみてください。少し意識するだけで、体重減少の効果が見られるでしょう。

日常生活でなるべく避けるべき
加工食品例

カップラーメン、冷凍食品、ファストフード、スナック菓子、ケーキなど洋菓子、菓子パン、ソーセージなどの加工肉

2-6. 食事と体重の記録を手帳に書く

食事と体重の記録を手帳などに書いてみましょう。現在の毎日の食事内容と体重を記録することで、「自分の太る行動」に気がつき、痩せることができるからです。
 
これは、「レコーディングダイエット」とも呼ばれており、具体的には下記のように記録をしていきます。
 
【レコーディングダイエットの記録例】
 
「レコーディングダイエット」のポイントは下記の通りです。

  • 飴やガム、飲み物など細かい飲食も全て記録する
  • 最初はカロリーまで記載しなくてOK
  • とにかく「記録すること」に集中する、最初は食事制限や運動は考えなくてOK
  • 毎朝体重を測って毎日記録する
  • できれば「気づき」を記録する
    (「忙しい日は高カロリーの食事をしがち」「夜遅くカロリー高いものを食べている」など)

上記のポイントにあるように、レコーディングダイエットで大切なのは、「記録することに集中する」です。
 
日々「記録すること」を続けるうちに、自分の太る行動に気がつき自然と行動が変化しているというのがダイエットの本質になります。
 
レコーディングダイエットをしながら、食事制限をしよう、運動をしようと張り切りすぎるのは、失敗の原因になるので、最初は「記録すること」だけに集中しましょう!
 
レコーディングダイエットは具体的には、手帳やノートにペンなどで、朝の体重と食事内容を記録する形になりますが、もちろんアプリを利用しても問題はありません。
 
アプリであれば「あすけん」がおすすめです。実は、「あすけん」を利用しているユーザーには、下記のような結果が出ているそうです。

ユーザーデータの分析では3ヶ月で
平均4.0kg減(※)のダイエット効果が
あるということが分かっています。

※初期体重がBMI25以上で3ヶ月継続したユーザーの平均
参照:あすけ

 「食事内容を記録する」という行為は、一見、食事制限や運動よりも遠回りのように思えるかもしれませんが、上記の結果などから見ても大きなダイエット効果が期待できると言えます。
 
まずは、体重と食事内容を記録するだけです。誰でも今すぐ実行できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
 
「レコーディングダイエット」に関しては、下記の記事で詳しく解説しているので、本記事と併せて参考にしてみてくださいね。
 
レコーディングダイエットとは?書き方と痩せない失敗と対策を解

2-7. 外食や自炊でなるべく魚のメニューを選ぶ

痩せるためには、外食や自炊でなるべく魚のメニューを選ぶようにしましょう。肉料理と魚料理を比べると、肉料理の方が高カロリーで脂質量が多いからです。
 
例えば、

  • ランチで定食を注文する時に「唐揚げ定食」ではなく「鯖定食」を選ぶ
  • 居酒屋で料理を注文する時に「お刺身」や「ホッケの塩焼き」を選ぶ
  • 週に2回は夕飯を魚料理にする

など、魚のメニューを選ぶことを心がけてみましょう。
 
もちろん、魚にも脂質は含まれており、脂質の摂りすぎはダイエットの弊害となります。
 
しかし、肉の脂と魚の脂は、それぞれ飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸と異なる種類であり、魚の脂である不飽和脂肪酸には体重増加との関連が見られなかったという研究もあります。一方、肉の脂である飽和脂肪酸と体重増加との関連は見られたそうです。
 
また、魚に含まれているDHA・EPAには、脂肪燃焼効果も認められています
 
以上のことから、肉より魚を選ぶことは、カロリーという視点だけでなく、あらゆる視点からダイエットに効果的であると言えるのです。
 
痩せるためには、外食や自炊でなるべく魚のメニューを選ぶようにしましょう。缶詰などもうまく活用してみてくださいね。
りん
【参考:おすすめの魚類】

青魚(DHA・EPAが豊富)サバ、アジ、イワシ、サンマ、ブリ、マグロ、カジキ
白身魚
(DHA・EPAは豊富ではないが低カロリー)
タイ、カレイ、タラ、スズキ、ヒラメ、シャケ

2-8. よく噛んでゆっくり食べる

痩せるためにはよく噛んでゆっくり食べるようにしましょう。よく聞く話ですが、実は、きちんとした根拠があります。
 
例えば、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の林直亨教授らが行なった研究によると、同じ食品でもゆっくり食べた場合と早く食べた場合では、ゆっくり食べた方がその後のカロリー消費が大きいという結果が出たそうです。
 
また、ひとりでご飯を早く食べるより、家族や友人とゆっくり食べた方がお腹いっぱいになるのが早いと感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
 
実際、食事を始めてから15分から20分くらい経過してから、やっと満腹感を得られることが分かっているので、早食いは、満腹感を得る前に食べすぎてしまうリスクが高いのです。
 
そのため、痩せるためには、下記の点を意識しながら、食事をゆっくり食べるようにしましょう。

  • 1口、30回以上は噛むことを意識する
  • 食事の途中に箸を数回置くことを意識する
  • 水分を摂取しながらゆっくり食べる
  • なるべく誰かと食事をするようにする

同じ食事量でも「ゆっくり食べるだけ」でダイエット効果があるので、ぜひ試してみてくださいね。

2-9. 間食を工夫する

痩せるためには、間食を工夫するようにしましょう。
 
間食する癖のある人は「間食を辞める」のが痩せるためには1番効果的ですが、お腹が空いてしまってどうしても間食をしてしまう人もいるかもしれません。
 
空腹を我慢することはストレスにつながり、また、仕事や勉強に集中できないのでおすすめできません。
 
ただ、クッキーやチョコレート、菓子パンなどを食べると、痩せることは難しくなってしまうので、ヨーグルト、ナッツ、スープ、プロテインドリンクなどを選ぶことをおすすめします。
 
つまり、高カロリーで高脂質な食品を間食に選ぶのではなく、低カロリーで低脂質な食品を選ぶということです。
 
間食を完全にやめるのが難しいという人は、間食を工夫するところから始めてみてくださいね。
 
ダイエット中の間食に関して詳しく知りたいという人は、下記の記事も併せてご参照ください。
 
ダイエット中でも間食OK!お菓子の選び方とおすすめお菓子10選

2-10. お酒を控える

痩せるためには、お酒を控えることをおすすめします。お酒自体のカロリーが高いというより、お酒を飲むと食欲が増し、食べすぎてしまうことが理由です。
 
お酒を飲むと、アルコールの分解のために体内の糖分を大量に使うそうです。
 
そして、体内の糖分が少なくなることで、脳は「炭水化物が食べたい」と感じ、締めのラーメンや牛丼へと脚を向かわせるのです。
 
「お酒を飲むといつもより食べすぎてしまう」「飲む前は抑えようと思ったけど抑えられたことがない」という人も多いでしょう。
 
お酒は、単体で見れば、ワインや蒸留酒など、カロリーも低く、多少の健康効果があると言われているものもあります。しかし、お酒を飲むと自分の意志では食欲を止められないことが問題なのです。
 
以上のことから、「お酒を飲んでもおつまみを控えめにすれば大丈夫」と考えるのではなく、痩せるためにはお酒自体をなるべく控えることをおすすめします


3. 痩せるために取り入れるべき運動習慣4選

 
痩せるための食事習慣について解説しました。まずは前章で紹介した習慣の中からできそうなものを取り入れてみてくださいね。
 
そして、本章では「食事習慣を変えるのは難しそう」や「運動を取り入れて痩せたい」と考える人に向けて、痩せるために取り入れるべき運動習慣を紹介します。

  • 朝にHIITを取り入れる
  • 一駅分歩く
  • TVやスマートフォンを見ている間に筋トレする
  • 駅や職場で階段を使う

仕事や家事に忙しい人が「特別な時間」を確保しなくても痩せることのできる運動習慣を集めたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

3-1. 朝にHIITを取り入れる

朝にHIITを取り入れることをおすすめします。
 
痩せるための運動と言えば、「毎日1時間ジョギングを行う」「週に3回パーソナルジムに行って筋トレをする」といったイメージを持つ人もいるでしょう。
 
ただ、多くの人は仕事や家事に忙しく、有酸素運動や筋トレを行うまとまった時間を確保できないのではないでしょうか。
 
そこで、1日4分で終わる上に、脂肪燃焼効果が高いと言われているHIITを取り入れることをおすすめします。
 
HIITとは、「High Intensity Interval Training(高強度インターバルトレーニング)」の略で、高強度の運動と休憩を繰り返すトレーニング方法のことです。
 
一般的に、スクワットやバービーのような激しい運動を20秒全力で行って、10秒休むというのを8回繰り返します。
 
1日のうち、どの時間に行っても効果はありますが、おすすめは朝です。朝にHIITを行うことで、その日1日、脂肪燃焼効果の高い身体を維持できるので、大きなダイエット効果が期待できるのです。
 
ただ、かなり激しい運動であるために、普段運動をしていない人がいきなり行うと、ケガや体調不良につながります。ウォームアップやストレッチをしっかりと行ってからHIITに取り組むようにしましょう。

3-2. 一駅分歩く

痩せるための運動習慣として、一駅分歩くことを心がけましょう。
 
特に、平日仕事で忙しいという人は、運動できる時間がかなり限られてきます。活用できる時間があるとしたら、朝か昼休み、終業後だけという人も多いのではないでしょうか。
 
その中で運動を取りれるとしたら、確実に確保できる朝に運動を行うことをおすすめします。そして、朝、「出勤前にジョギングを行う」などはハードルが高いため、まずは、一駅分歩くことから始めてみましょう。
 
例えば、少しだけ家を早く出て、隣駅まで歩く、もしくは、職場の駅よりひとつ手前の駅で降りて歩くなど、自分に合った方法を探してみてください。
 
ウォーキングだけでは確かに大きなダイエット効果はありませんが、毎日コツコツと続けることで、少しずつ脂肪燃焼につながり、身体がスリムになるといった効果を実感できるでしょう。

3-3. TVやスマートフォンを見ている間に筋トレする

TVやスマートフォンを見ている間に筋トレを行うこともおすすめです。
 
「毎日忙しい」と感じている人も、意外とTVやスマートフォンを見ている時間はあるのではないでしょうか?そこで、この時間を活用して、痩せるための運動習慣を実行することをおすすめします。
 
特に、スクワットなどの筋トレをTVやスマートフォンを見ながらゆっくり行うと効果的です。筋トレが辛いと感じる場合には、足踏みなどでもOKです。
 
こちらもウォーキング同様、大きなダイエット効果はありませんが、毎日コツコツ続けることで、少しずつ身体の変化が見られるはずです。

3-4. 駅や職場で階段を使う

駅や職場で階段を使うことを心がけてみましょう。
 
「朝は家を出るギリギリまで寝ていて、終業後は家で寝るだけでダイエットする時間がない」という人の最終手段として、駅や職場で階段を使うことを意識してみましょう。もちろん、そこまで忙しくない人にもおすすめの運動習慣です。
 
階段を昇ることは、1回程度では確かに大きなカロリー消費にはつながりませんが、継続することで、少しずつ筋肉がついてきます。そして、下半身の筋肉がつくことで、基礎代謝がアップしたり、むくみが解消したりなどのダイエット効果が期待できるのです。
 
どんなに忙しくても日常の中で運動の機会を探すことはできます。ぜひチャレンジしてくださいね。


4. 痩せるために取り入れるべき生活習慣3選


食事と運動以外に痩せるために取り入れるべき生活習慣を3つ紹介します。

  • 睡眠時間を確保する
  • ストレス解消を心がける
  • ストレッチやマッサージを取り入れてむくみ解消を心がける

4-1. 睡眠時間を確保する

痩せるためには睡眠時間を確保することが大切です。
 
実は、「睡眠時間が少なくなると食欲が増進する」「睡眠時間が長い人と比べて短い人の肥満になる可能性は数倍」といった、睡眠不足がダイエットと密接に関連していることが分かる研究がたくさんあります。
 
また、習慣化アプリ「みんチャレ」においても、

「睡眠改善」や「運動」、「食事改善」、「レコーディング(体重記録)」に取り組むユーザーは、取り組み開始から30週までは体重が減少し、30週を過ぎるとリバウンドせずに体重を維持し、ダイエット効果を得られている。

ということが分かっています。
 
睡眠とダイエットは一見何の関わりもないように思えますが、睡眠を整えることは痩せるためには非常に重要なのです。
 
ただ、何時間くらい睡眠時間を確保すればいいのかという点については、ロングスリーパーと呼ばれる人やショートスリーパーと呼ばれる人がいるので、個人によって異なります。
 
一般的には、アメリカ国立睡眠財団などが推奨している「7〜9時間」を参考に、まずは、最低7時間の睡眠時間を確保することを目標にしてみましょう。

4-2. ストレス解消を心がける

ストレスはダイエットの大敵であるため、ストレス解消を心がけましょう。
 
実は、ストレスを感じることで、脂肪を溜め込む作用のある「コルチゾール」というホルモンが分泌され、太りやすくなってしまうのです。
 
とはいえ、「ストレスをためないように気をつけよう」と考えても、ストレスを回避することは難しいですよね。
 
そのため、日々大きなストレスを抱えている場合には、趣味の時間を大切したり、リラックスする時間を取ったりなどして、ストレス解消を心がけましょう。
 
下記のような方法を取り入れることもおすすめです。

瞑想瞑想を行うことで、コルチゾールの分泌量が抑えられるという研究がある。仕事の合間や寝る前などに取り入れてみよう。
運動運動はストレスを抑える効果が期待できる。普段から運動している人の方が、緊張する場面などでコルチゾールの分泌量が少ないという研究もある。ジョギングやウォーキングなどを日々の生活に取り入れてみよう。
お笑いの番組を見る笑うことでコルチゾールの分泌量が低下するという研究があるので、意識的に笑える映画や番組を見るようにしよう。

上記のようにストレス解消を意識して過ごすだけでも、コルチゾール分泌を抑え、脂肪を余計に溜め込む仕組みを抑制することにつながるでしょう。
 
ぜひ、試してみてくださいね。

4-3. ストレッチやマッサージを取り入れてむくみ解消を心がける

ストレッチやマッサージを取り入れてむくみ解消を心がけましょう。なぜなら、むくみがあるだけで体重が数キロ重くなることがあるからです。
 
むくみは細胞間に余分な水分が蓄積している状態を指し、多くの場合は血行不良などが原因となります。
 
むくみを放置したら脂肪に変わるということはありませんが、確実に太って見えてしまうので、痩せるためには常に水分の排出を意識することをおすすめします。
 
ストレッチやリンパマッサージを取り入れて、身体の水分を排出することを心がけましょう。それだけで痩せて見えるようになるため、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。


5. 痩せるための方法と勘違いされやすいNG行動4つ

 
痩せるための習慣を紹介しましたが、世の中には、「なんとなく痩せそう」「ヘルシーなイメージがあるしダイエットにいいのでは?」と勘違いされやすいNG習慣も存在しています。
 
本章では、痩せそうに見えて、実は痩せないダイエットのNG習慣について紹介していきます。

  • フルーツをたっぷり食べる
  • 野菜ばかり食べる
  • とにかく何も食べない
  • 痩せるサプリメントを飲む

せっかく痩せるための習慣を取り入れても上記の習慣を実行していたら本末転倒です。必ず確認するようにしましょう。

5-1. フルーツをたっぷり食べる

フルーツをたっぷり食べることは、痩せるために効果的とは言えませんなぜならフルーツには多くのブドウ糖や果糖が含まれているからです。
 
もちろん、適度にフルーツを食べることは、ビタミンや食物繊維などの栄養素を摂ることができるのでおすすめです。
 
しかし、朝などにたっぷりのフルーツを食べることが、特別ダイエットにつながるわけではないのです。フルーツだけで朝食を済ませてしまうと、タンパク質が摂取できないため、栄養成分に偏りも生まれます。
 
そのため、毎日大量のフルーツを食べたり、朝ご飯にフルーツだけを食べたりすることは避けましょう。

5-2. 野菜ばかり食べる

痩せるためにと、野菜ばかり食べることはおすすめできませんなぜなら、栄養不足で体調不良に陥ったり、代謝の低下につながったりするからです。
 
野菜がヘルシーで身体に良いのは間違いないです。ビタミンやミネラル、食物繊維や微量栄養素を摂取できるので、積極的に食事に取り入れてください。
 
ただ、「野菜はヘルシーだから野菜だけ食べよう!」という考えは間違っています。
 
タンパク質、脂質、炭水化物といった身体にとって必要不可欠な栄養素を必ず取らなければ、代謝は活発にはなりません。つまり、野菜だけ食べていると、痩せることが難しくなってしまうのです。
 
「ダイエット中なのでサラダだけ!」という行動は決して正しいものではないので、NG習慣として押さえておきましょう。

5-3. とにかく何も食べない

「痩せるためにはとにかく何も食べなければ良い」という結論に達してしまう人がいます。
 
「別に不健康でもいいから痩せたい!」と考える人がそのような結論に陥ってしまうのですが、そもそも何も食べないと、下記のような結果を招くことになります。

  • 食べないでスッキリ見えるのは一瞬で、すぐにリバウンドする
  • リバウンド後は以前より脂肪量が増えた痩せにくい身体になる
  • 食べないことで筋肉量が減少して身体のたるみにつながる 

長期間、痩せる習慣を続ければ大きなダイエット効果が期待できますが、食べないダイエットは長期間続けるのが難しいため、一瞬しか痩せません。その上、高い確率でリバウンドし、以前より「たるみ」などが気になる身体になってしまうでしょう。
 
以上のことから「とにかく何も食べない」というのは、ダイエットに効果的と言えないため、実行しないようにしましょう。

5-4. 痩せるサプリメントを飲む

痩せるサプリメントを飲むだけでは、痩せないでしょう。
 
カフェインなど、運動前に飲むことで「脂肪燃焼効果をサポートする」ような成分はいくつか分かっていますが、それでも「飲むだけで痩せる」ということはありません。
 
サプリメントを飲んで、筋トレや有酸素運動を行うことで、飲まない時と比べて多少脂肪燃焼効果がアップすという程度です。
 
「飲むだけでガリガリになる」「飲むだけで体重が3キロ以上減ってリバウンドなし」といったサプリメントや食品は理論上考えられないので、サポートとして飲む分には問題ありませんが、期待しすぎないほうが賢明でしょう。


6. 痩せるためのダイエットを必ず成功させる秘訣

 
痩せるためのダイエットを必ず成功させる秘訣について紹介します。

  • 短期間で痩せようとしない
  • 体重を毎日測る
  • 自分に合った痩せるための方法を選ぶ
  • ダイエット生活を習慣化させる

6-1. 短期間で痩せようとしない

ダイエットを成功させるためには、短期間で痩せようとしないことが大切です。
 
例えば、「特定の日」のみ痩せていればOKというのであれば、短期間ダイエットでも問題はないですが、多くの人は痩せた状態を長期間キープしたいと願っているはずです。
 
そして、長期間痩せた状態をキープするためには、ダイエット習慣をコツコツと積み上げて、少しずつ体重を減らしていくことが大切になります。
 
短期間で痩せた場合、痩せた後にダイエット生活から通常の生活に戻ってしまい、多くの人はリバウンドしてしまいます。
 
そのため、「痩せた状態をキープしたい!」「痩せている自分でずっといたい」と考える人は、長期間続けられるダイエット方法を選ぶことをおすすめします。

6-2. 体重を毎日測る

体重を毎日測るようにしましょう!
 
レコーディングダイエットでは体重を毎日測りますが、そうでなくても、体重を測ることは下記の理由からダイエットに効果的なのでおすすめです。

  • 体重を測ることで現実と向き合える
  • ダイエットへのモチベーションになる
  • 何をしたら太るか痩せるか分析できる

ただし、注意点としては、毎日の体重に一喜一憂しないことです。
 
特に女性であれば月経周期によってホルモンバランスが変わってくることから、むくみやすい時期が存在します。
 
水分を溜め込みやすい周期というだけで、体重が多少増えていることもあるので、気にしすぎないように、冷静に毎日の体重と向き合うことが大切です

6-3. 自分に合った痩せるための方法を選ぶ

自分に合った痩せるための方法を見つけましょう。ダイエット情報は本当にたくさんありますが、自分に合わないダイエットもたくさんあります。
 
ダイエットに失敗すると、自分を責めてしまう人も多いですが、「ダイエット方法がただ合わなかっただけ」と開き直ってしまうくらいが丁度いいです。
 
自分に合ったダイエットを見つければ、自然と痩せられるでしょう。これまでに何度ダイエットに失敗していても関係ありません。
 
淡々と自分に合いそうなダイエットを実行し、分析し、合わなければ他の方法を試せば良いのです

6-4. ダイエット生活を習慣化させる

痩せるための1番の秘訣は、ダイエット生活を習慣化することです。痩せている人とそうでない人は、毎日の生活が明らかに異なることが多いです。
 
例えば、痩せている人は、下記のようなことを自然と行っています。

  • 自然とヘルシーな食事を選ぶ
  • たくさん歩く、こまめに動く
  • 高カロリーの食事はご褒美に少しだけ
  • カロリーを摂りすぎたら翌日と翌々日で調整

これらを苦労なく実行しており、特別ダイエットをしなくても痩せた状態をキープしているのです。
 
とはいえ、新しい習慣を自分一人で身につけるのは簡単なことではありません。
 
「1人でダイエット習慣を身につけるのが難しそう」と不安に感じる人は、「みんチャレ」アプリを利用して、仲間と一緒に痩せるための習慣を身につけましょう!


7. まとめ

本記事では、

  1. 痩せるためにはほんの少し「生活習慣」を変えることが大切!
  2. 痩せるために変えるべき食事習慣10選
  3. 痩せるために取り入れるべき運動習慣4選
  4. 痩せるために取り入れるべき生活習慣3選
  5. 痩せるための方法と勘違いされやすいNG行動4つ
  6. 痩せるためのダイエットを必ず成功させる秘訣

について解説しました。
 
「痩せるためには、特別な時間を確保した上で、厳しいダイエットを実行しなければならない」と考えている人も多いかもしれませんが、実は、痩せるために大切なのは毎日の生活習慣をほんの少し変えることなのです。
 
「ダイエット」をイベントと捉えていては、長期間痩せた状態をキープするのは非常に難しいでしょう。
 
また、体重3キロ以上など、大幅に体重を減らしたいのであれば、短期間では難しく、ダイエット習慣をコツコツと積み上げていくことが大切です。
 
本記事では、痩せるために変えるべき食事習慣・運動習慣・生活習慣を紹介しました。どの習慣もダイエットに効果があるので、自分に合ったものをぜひ取り入れてみてくださいね。
 
あなたが痩せるための第一歩として、この記事がお役に立てたのなら幸いです。
 
 
 

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