「毎日が退屈でつまらない」
「どうしたら楽しく生きられるのだろう?」
現状に大きな不満がなくても、このように感じることはありませんか?
楽しそうな人を見て、「いいなあ」と微笑むことができないあなたは、少し危険です。
「楽しそうにしている人を見ると羨ましくて、自分がイヤになる」
「楽しく生きたいけど、自分には無理だろう」
このように考えると、人生を楽しむどころか、自分を否定してつらくなるだけだからです。
楽しく生きるには、あなた自身の心持ちを変える必要があります。
あなたが「楽しい」と実感できれば、その瞬間から楽しい人生になるのです。
しかし、心持ちを変えるのは、なかなか難しいですよね。
そこで、本記事では、無理なく心持ちを変えて、楽しく生きる方法を解説します。
- 人生がつまらないと感じている
- 人生を楽しみたい
このように感じる人は、本記事で紹介する「楽しく生きる方法12個」をすぐに実践してください。毎日の生活にどれか1つを取り入れるだけでも、あなたの世界は変わるはずです。
目次
1. 「人生を楽しめる人」と「楽しめない人」の違い
世の中には、「人生を楽しめる人」と「楽しめない人」の2種類がいます。
違いを下記の表にまとめました。
人生を楽しめる人 | 楽しめない人 | |
ポジティブ | 思考 | ネガティブ |
完璧主義でない | 性格 | 完璧主義・まじめ |
自分 | 誰を優先するか | 他人 |
適度に解消 | ストレス | たまったまま |
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1-1.【思考】ポジティブ/ネガティブ
人生を楽しめる人に共通するのが、ポジティブ思考です。人生を楽しめる人は、何事も前向きにとらえます。
大変な出来事に直面した時に、いつまでも鬱々とした気持ちを引きずらず、時間の経過とともに「いい経験だったかも」とポジティブに受け止めると、人生が明るくなりますよね。
しかし、ネガティブ思考だと、ちょっとしたことでも落ち込んでしまい、人生を楽しむことができません。
同じ出来事でも、どのように解釈するかで、「楽しいか・楽しくないか」が決まるのです。
たとえば、いつもオーダーするランチが売り切れていたとしましょう。
ネガティブ思考の人は、希望のメニューが食べられなくて、嫌な気分になりがちです。
しかし、ポジティブな思考の人は「仕方ない」「別のメニューを試すチャンス」と受け止めやすいでしょう。
ネガティブ思考の人はポジティブ思考の人と比較して、目の前にある楽しいことに気づかず、毎日がつまらないと感じやすくなります。
1-2.【性格】8割主義/完璧主義
人生を楽しめる人は、8割主義の人が多い傾向にあります。
8割主義とは、「完璧ではなく8割の水準を満たしていればいい」という考え方です。
8割主義だと、完璧主義の人よりもメンタルに余裕があるので、日常の楽しい物事にも目が向くでしょう。
しかし、完璧主義の人は完璧を達成するために、どうしても減点方式になります。
ダメな点や改善すべき点ばかり気になり、優れている部分は「出来て当たり前」ととらえがちです。完璧でいなければいけないというプレッシャーから、人生を楽しむ余裕が持てません。
1-3.【優先する人】自分/他人
人生を楽しむ人は、他人よりも自分を優先します。
- 自分が何をやりたいのか
- 自分が何を感じているのか
この2つに耳を傾け、嫌なことにはしっかりとノーと言えるのが特徴です。
もちろんTPOを考えてのことですが、人生を楽しむためには自分ファーストが求められます。
一方で、自分よりも他人を優先する人は、心身が疲弊しやすく、自分の時間の確保が難しいのが実情です。
他人を優先する人は、協調性が高く、心優しい人が多いのですが、自分を犠牲にしやすい傾向にあります。
他人に親切にすることは大切です。ただ、相手のために時間を使い、心が満たされないなら自分を優先するようにしましょう。
1-4.【ストレス】適度に解消/たまったまま
楽しく生きる人は、ストレスの解消が上手です。
ストレスをため込まずに、適度に解消しているので、メンタルに負荷がかかりません。
そのため、楽しいことや嬉しいことを素直に受け止めることができます。
その反面、人生を楽しめない人は、ストレスをため込みがちです。
ストレスがたまっている状態だと、どんなに楽しいシチュエーションであっても、ストレスが邪魔をして心から楽しむことができません。
このように、ストレスはメンタルに悪影響を及ぼしますが、ゼロにすることは不可能です。
そのため、ストレスは適度に解消することが大切になります。
2. 今すぐできる!楽しく生きる方法12選
ここでは、楽しく生きる方法を12個紹介します。
12の方法のうち、「これならできそう」と感じたものを実践してみてください。
2-1.ポジティブな感情にフォーカスする
普段から「ポジティブな感情」にフォーカスするように心がけましょう。
一日のうちに、ポジティブな感情を持つ瞬間は何度でもあるはずです。
- 天気がいい
- お気に入りの服を着た
- 仕事が順調に進んだ
- カフェのスタッフが親切だった
どんなにささいなことでも構いません。
あなたがポジティブに感じたことに、意識を向けましょう。すると、「自分はいま楽しいのだ」「自分はいま嬉しいのだ」と実感することができます。
冒頭でもお伝えしたように、楽しく生きられるかどうかは、あなたが「楽しいと感じられるか」どうかにかかっています。日常のちょっとした出来事も「楽しい」「嬉しい」と感じられるようになることが人生を楽しむ最大のポイントです。
とはいえ、無理にポジティブになる必要はありません。
「ポジティブにならなければいけない」と頑張るのは逆効果です。ポジティブになるのではなく、「ポジティブなことを見つける」ようにしましょう。
どうしても楽しい気持ちを見つけられない、ポジティブになれないという人は、後述する「ポジティブ3行日記」の実践をおすすめします。
2-2.ポジティブな感想を声に出す
「嬉しい・楽しい・美味しい」などのポジティブな感想を声に出すと、人生が楽しくなります。声に出すことで、ポジティブな感想を心と耳の両方でキャッチすることになり、満足度がより高まるからです。
精神科医で随筆家の斎藤茂太先生は、『人間の脳は自分の発した言葉を読み取っており、話す言葉が自分の人生を作る』と自著で断言しています。
また、ポジティブな感想を声に出すと、周囲に良い影響を与えます。声に出すと、感情をシェアすることができるからです。
そのため、ポジティブな感想を声に出す人の周りは自然と雰囲気が良くなりますし、似たような感性の人が集まりやすくなります。
参考:「生きるのが楽しくなる知恵袋」斎藤茂太(知的生きかた文庫),感情の伝染とメンタルヘルス | 医療法人社団 平成医会
2-3.「運がいい」を口癖にする
楽しい人生を送りたい人は、「運がいい」を口癖にしましょう。
「運がいい」と意識的に言葉にすると、「自分は幸運なのだ」と脳が勘違いしてくれるからです。臨床心理士の山名裕子さんは、「運がいい」は脳が幸福感に包まれる魔法の口癖だとしています。
脳が幸福感に包まれると、自己否定しにくくなり、物事を前向きに考えられるようになります。「運がいい」と声に出すことで思考がポジティブになるのです。
何かに挑戦する時も、「運がいい」と声に出すことで、「やってみようかな」という気持ちになるでしょう。
とはいえ、「運がいい」と声に出すのは恥ずかしいという人もいるかもしれません。その場合は、「運がいい」と同義の別の言葉を口癖にしましょう。
「運がいい」の代わりになる口癖
- ついている
- ラッキー
- 幸運だ
参考:脳が幸福感に包まれる「魔法の口ぐせ」とは? | 幸せを引き寄せる「口ぐせ」の魔法 | ダイヤモンド・オンライン
2-4.「推し」を作る
「推し」がいると、人生が確実に楽しくなります。
「推し」とは、「人におすすめしたいほど気に入っている人やキャラクター」などのことです。
対象となる「推し」の例
- アイドル
- アーティスト
- タレント・俳優
- アニメ・マンガ・ゲーム(キャラクター含む)
- ディズニーなどのキャラクター
「人に言いたいほど大好き」な人やキャラクターができると、「推し」の姿を見聞きするだけで、幸福な気持ちになるものです。
また、「推し」がいると、ライブに出かける、SNSを利用する、グッズを買いに行くなど、行動することが増えます。一人で引きこもったり、何もやることがないという状態にならないのも、大きなメリットです。
推しに対するファン活動を「推し活」と呼びますが、推し活する人は、「幸福・楽しい」と感じるというアンケート結果もあります。
参考:20~50代女性「推し活」に関する調査 | パナソニックのプレスリリース | 共同通信PRワイヤーより筆者作成
2-5.「自分が楽しければいい」と考える
楽しく生きるには、「自分が楽しければいい」という意識を持ちましょう。
あなたの人生の主役は、ほかの誰でもないあなたです。
これまで周囲の目を気にして挑戦できなかったことがあるなら、ぜひやってみましょう。
他人に迷惑をかけたり、法律に違反したりすることでなければ、まったく問題ありません。
年齢やスタイルを気にして無難な服ばかり着るよりも、本当に好きなファッションに身を包んだ方が気分良くなるはずです。「人からどう思われるだろう」と気にする必要はありません。どうしても一歩踏み出せない人は、家の中で好きな格好をするだけでも幸福な気持ちになるでしょう。
2-6.嫌なことはしない
楽しく生きるためには、嫌なことは極力しないようにしましょう。
やりたくないことや楽しくないことにイヤイヤ取り組んでいると、どんどん気持ちがネガティブになっていくからです。
ネガティブになると、何事もうまくいきませんし、嫌な感情に心が支配されてしまいます。
仕事をしている時に、「やりたくない」という気持ちになったら、無理に続けるのではなく、気分転換をするといいでしょう。
一旦、嫌なことから離れることで、モチベーションを取り戻すこともできます。
嫌なことをしないためには、断る勇気を持つことも必要です。
- 頼られると断れない
- 自分の意見よりも、相手の意見を優先する
この2つを繰り返すと、知らないうちに自尊心が損なわれるので気をつけましょう。
2-7.小さな冒険をしてみる
同じ毎日の繰り返しで退屈しているという人におすすめなのが、「小さな冒険をしてみる」ことです。小さな冒険とは、「いつもと違うちょっとした体験・選択」を指します。
いつもと違うことをすると、生活に変化がもたらされ、これまで見えなかったものが見えてきます。
小さな冒険の例
- いつもと違うメニューを頼む
- 行ったことのない店に入る
- 気になる趣味を始めてみる
たとえば、いつも同じランチメニューを頼む人なら、たまに「普段の自分なら絶対選ばないメニュー」「新しいメニュー」「店のおすすめメニュー」を注文してみましょう。
「案外美味しい」なのか、「いまいち」と感じるのかは分かりませんが、これまでとは違う感想が得られるはずです。たとえ、「失敗だった」「美味しくない」とネガティブに感じても、「二度とオーダーしないと気づけた。ラッキー」と思えばいいのです。
小さな冒険は、すぐに始められるちょっとしたことで構いません。新しい何かをやってみようという気持ちが大切です。
2-8.しっかり睡眠をとる
楽しく生きるためには、しっかり睡眠をとりましょう。
寝不足の状態では、人生を楽しむことができないからです。
どんなに楽しいことがあっても、心身が疲れていては、目の前の楽しいことに集中できません。これはあまりにもったいないことですよね。
また、精神科医で作家の樺沢紫苑先生は、人間の体には「自然治癒力」が備わっているといいます。
「自然治癒力」とは、多少のストレスがかかっても、自分の力で自然と回復することです。
この自然治癒力を発揮するには、しっかり睡眠をとっていることが重要になります。
睡眠不足が続くと、楽しく生きる方法を実践しても十分な効果が得られないこともあるので注意しましょう。
参考:「精神科医が教える ストレスフリー超大全 ―― 人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト」樺沢紫苑(ダイヤモンド社)
2-9.自分に合ったストレス解消法を見つける
楽しく生きるには、「自分に合ったストレス解消法」を見つけて、実践することが大切です。先にお伝えしたように、楽しく生きている人は、ストレスをため込まず、適度に解消しています。
ストレスをゼロにしたり、常にポジティブな気持ちでいることが不可能な以上、ストレスと上手く付き合う必要があるのです。
ストレス解消法の一例
- イライラしたら、チョコレートを食べる
- モヤモヤしたら、「推し」の写真をみる
- ムカムカしたら、好きな香りのハンドクリームで手をマッサージする
ストレスは大きくなるほど、解消するのが大変です。
ストレスになりそうだな、と感じたら、こまめに解消すると、ストレスをため込まずにすみます。
気持ちをうまく切り替えることができると、生きづらさを感じにくく、人生を楽しむことができるでしょう。
2-10.趣味に没頭する
楽しく生きるには、趣味に没頭するのも良い方法です。
あなたが「楽しい」「面白い」と感じるものは何ですか?
趣味とは下記に当てはまり、あなたにポジティブな気持ちを与えるものです。
- 寝食を忘れて取り組める
- 「やらなければ」というプレッシャーを感じない
- 不快やストレスを感じない
- 楽しい・面白いと思う
マンガを読むのが趣味な人は、空いた時間があればマンガを読みましょう。
サッカー観戦が趣味の人は、サッカーの試合を多く見られるように有料チャンネルに登録するのもいいですね。
趣味に没頭すると、充実した時間を味わうことができます。
2-11.他人と比較しない
楽しく生きる秘訣は、他人と比較しないことです。
他人と比較すると、どうしても自分のダメな部分に目が行くので、「どうして自分はダメなんだろう」「あの人は才能があるのに、自分にはない」など、劣等感や無力感を抱きます。
「自分は劣っている」「無力だ」と感じると、人生を楽しむことはできません。
Twitterで多くのフォロワーを抱える人気の精神科医Tomy先生は、他人と比較してしまうことについて以下のように語っています。
世の中にあるのは、
自分の人生だけなのよ。
他人の人生は生きられないし、
その全容だってわからない。
出典:他人と比較して落ち込む人に精神科医がそっと教える人生を一瞬にして好転させる言葉
あなたが勝手に比較対象にしている相手は、「あなたが想像した相手」にすぎません。
相手の一部を見て比較することに、どのような意味があるのかを考えましょう。
他人との比較は百害あって一利なしと心得て、「過去の自分」を物差しにするのが賢い選択です。
2-12.朝散歩をする
精神科医で作家の樺沢紫苑先生は、楽しく生きるには「朝散歩の実践」を推奨しています。
朝散歩とは、「起床後1時間以内に15〜30分、散歩をする」ことです。
朝に散歩をすると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが出て、一日中ハッピーな気持ちでいられるからです。
朝日を浴びてセロトニンが出ると体内時計が整いやすく、また体を動かすことでストレス解消にもなります。
「朝の散歩はハードルが高すぎる」という人は、ベランダや庭に出て朝日を浴びる習慣をつけることから始めましょう。
朝散歩のルール
- 起床後、1時間以内に15~30分の散歩をする(できれば10時までに行う)
- 同じテンポでリズミカルに歩く
- サングラスをかけない
参考:「ブレイン メンタル 強化大全」樺沢紫苑(サンクチュアリ出版)
3. 楽しいことを発見できない人は「3行ポジティブ日記」がおすすめ
「楽しいことを発見できない」
「楽しく生きることに罪悪感がある」
このように感じる人は、「3行ポジティブ日記」を実践しましょう。
3行ポジティブ日記とは、精神科医で作家の樺沢紫苑先生が考案した「ポジティブ思考」を鍛える方法です。樺沢先生は、「楽しいことを発見できない人は3行ポジティブ日記を1ヵ月続ける」ことを推奨しています。
ポジティブ日記は、「寝る前に、今日あった楽しいことを3つ書く」というとても簡単なものです。
書く内容は、あなたがポジティブな感情(嬉しい・楽しい・幸せ・おいしい・面白いなど)になったことであれば、何でもOKです。
3行ポジティブ日記の例
- コンビニで買った新発売のスイーツが美味しかった
- ヘアスタイルを整えるのに時間がかからなかった
- 残業しなかった
ノートや手帳、日記などの紙に書いても、TwitterやInstagramなどのSNSに投稿するのでも構いません。あなたが負担なく続けられる方法を選びましょう。
そのほかの3行ポジティブ日記のルールは下記のとおりです。
3行ポジティブ日記のルール
- 今日あったポジティブな出来事を3つ書く
- ネガティブな内容は書かない
- 寝る前の15分以内に書く
- 簡潔な内容の短文で3行、箇条書きで書く
- 量や質を気にせず毎日続ける
参考:「ブレイン メンタル 強化大全」樺沢紫苑(サンクチュアリ出版)
4. 楽しく生きるヒントになるおすすめ本4選
楽しく生きるには、「すでに楽しく生きている人」の意見や考え方もヒントになります。
ここでは人生を楽しみたい人におすすめの本を4冊ご紹介します。
4-1.『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』ひすいこうたろう
出典:Amazon
人生は解釈次第で、いくらでも変わるということが実感できる本です。
生きていく中で嫌なこと・面白くないことから逃げることはできません。しかし、起きた出来事をどう解釈するかで、あなたの感情は自在に変化します。
雨の日は、農家の方が喜んでいることに、思いを馳せよう。
出典:『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え』ひすいこたろう(ディスカヴァー・トゥエンティワン),P78
この本では、このように、「こんな時はこのように解釈する」というアイディアが70個紹介されています。日常のよくある場面の例ばかりなので、とても参考になるはずです。
こんな人におすすめ
- 楽しいことを見つけるのが苦手
- 物事をネガティブ・悲観的にとらえやすい
4-2.『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』樺沢紫苑
出典:Amazon
仕事や勉強で忙しく、人生を楽しむ余裕がないという人におすすめなのが、『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』です。
毎日を楽しむにはどうすればいいかが、脳科学や心理的なエビデンスを元に書かれています。
「遊ぶことの大切さ」から「どうやって遊ぶのか」が分かるのが特徴です。
朝起きてから夜寝るまでにできる「楽しくなるコツ」も紹介されており、すぐに実践しやすいのもポイントです。
こんな人におすすめ
- 仕事や勉強で忙しい
- エビデンスがある情報が欲しい
- 楽しむことに罪悪感がある
4-3.『君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉』ローランド
出典:Amazon
伝説のホストであり実業家のローランド氏の著作2作目。
『ローランドの言葉が、貴方を全力で肯定し、応援する!』とコピーのあるように、読むだけで元気をもらえる本です。
この本を読むと、つい他人と比較して「自分なんて」と落ち込む人も、自分の人生の主役は「自分であること」を自覚できるようになるでしょう。
あなたに刺さる言葉がきっとあります。見つけることができたら、あなたは今よりも楽しい気持ちで生きることができるでしょう。
こんな人におすすめ
- 壁にぶつかって自信をなくしている
- 自分のことが好きになれない
- 他人の目が気になる
4-4.『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』おづまりこ
出典:Amazon
楽しく生きるために本当に必要なのは「楽しむ心」であることが分かる本です。
派遣OL・おづさんの「ゆる節約生活」を知ると、「お金がなければ楽しめない」という思い込みの枠を外すことができるでしょう。
いまの年収で自分らしく楽しく生きるアイディアが満載です。
コミックエッセイなので、活字を読むのが苦手な人にもおすすめ。続編も出ているのであわせてどうぞ。
こんな人におすすめ
- 活字を読むのが苦手
- マンガを読むのが好き
- 一人暮らしをしている
5. 楽しく生きたい人の支えになる名言
楽しく生きたいと考える時に支えになる名言を3つご紹介します。
5-1.アインシュタイン
『人生には、二つの道しかない。一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ』アインシュタイン
「人生がつまらない」と感じたら、アインシュタインの言葉にあるように、人生には2つの道しかないと考えましょう。
奇跡がまったく存在しない道は、きっと退屈に違いありません。
すべてが奇跡であるかのような道は、新しい発見や喜びに満ち溢れているはずです。
どちらを選ぶかはあなた次第。あなたが楽しく生きたいのなら、自分を取り巻く環境を奇跡と受け止め、感謝するように心がけましょう。
5-2.ダンデミス
『他人の幸福をうらやんではいけない。なぜならあなたは、彼の密かな悲しみを知らないのだから』ダンデミス
つい自分と他人を比較してしまう人は、ダンデミスのこの名言を思い出しましょう。
「幸せ」「楽しい」という本当の感情は、本人にしか分からないものです。
幸福そうに見える人でも、心の中ではさまざまな苦難や葛藤を抱えていることがあります。
他人と比較して一喜一憂するよりも、自分が「どうすれば楽しいのか」「どうすれば幸せか」を考えるようにしましょう。
5-3.斎藤茂太
『「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。』斎藤茂太。
できることを増やすのは、なかなか難しいですよね。
努力しても思い描いた結果が得られないと、落胆してしまいます。
人生を楽しむには、「何でもできればOK」というものではありません。
「〇〇ができなければいけない」「頑張らなければ」と自分を追い込むのではなく、「楽しめること」を増やすと、人生が豊かになります。
6. 楽しく生きるためには仕事選びも重要
人生における仕事の割合が大きい以上、楽しく生きるには仕事選びも重要になります。
とはいえ、必ずしも「楽しい仕事」を選べばいいというものではありません。楽しい仕事にストレスがないというわけではないからです。
最後に、楽しく生きるための仕事選びのコツをご紹介します。
6-1.興味が持てる仕事を選ぶ
人生を楽しむには、興味が持てる仕事を選びましょう。
「楽しい」「面白い」「やりがいがある」など、興味が持てる仕事だと、たとえ嫌なことがあっても、「そんなこともある」とやり過ごせます。
反対にまったく興味が持てない仕事の場合、取り組んでいると苦痛を感じるはずです。
現在の仕事をする中で「つまらない」「やりたくない」という気持ちが続くようなら、転職を検討してもいいでしょう。
6-2.メンタルバランスが良い仕事を選ぶ
楽しく生きるためには、メンタルバランスが良い仕事を選ぶことも重要です。
- 理想の仕事だが、給与が低く、生活が苦しい
- やりがいはあるが、勤務時間が長く、肉体的につらい
- 好きな仕事だが、ミスばかりして向いていない
メンタルバランスが崩れると、心に人生を楽しむゆとりがありません。
どんなに楽しい仕事でも、過度なストレスになるものは避けた方がいいでしょう。
7. まとめ
この記事では、「楽しく生きる方法」を詳しく解説しました。
最後に記事の要点を簡単にまとめます。
人生を楽しめる人と、楽しめない人の違いは次のとおりです。
人生を楽しめる人 | 楽しめない人 | |
ポジティブ | 思考 | ネガティブ |
完璧主義でない | 性格 | 完璧主義・まじめ |
自分 | 誰を優先するか | 他人 |
適度に解消 | ストレス | たまったまま |
楽しく生きるために実践して欲しい方法を12個ご紹介しました。
- ポジティブな感情にフォーカスする
- ポジティブな感想は声に出す
- 「運がいい」を口癖にする
- 「推し」を作る
- 「自分が楽しければいい」と考える
- 嫌なことはしない
- 小さな冒険をしてみる
- しっかり睡眠をとる
- 自分に合ったストレス解消法を見つける
- 趣味に没頭する
- 他人と比較しない
- 朝散歩をする
どうしても楽しいことが見つけられないという人は、「3行ポジティブ日記」を実践しましょう。
3行ポジティブ日記のルール
- 今日あったポジティブな出来事を3つ書く
- ネガティブな内容は書かない
- 寝る前の15分以内に書く
- 簡潔な内容の短文で3行、箇条書きで書く
- 量や質を気にせず毎日続ける
楽しく生きられるかどうかは、あなたの心持ちで決まります。
あなたが「楽しい」と感じることができれば、今すぐにでも「楽しい人生」になるのです。
日々の生活で起こる出来事の解釈を変えるだけでも、楽しい気持ちになるはず。ぜひ試してみてください。